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水切りとは?

現場ブログ 2022.11.12 (Sat) 更新

2022年11月12日 公開

 

今回は水切りについてです。

水切りは、外壁と基礎の間(基礎の上)や、下屋根と外壁の取り合い部分など

雨が降った時に水が侵入しやすい場所に、取り付ける仕切り板のことをいいます。

 

水切り 上塗り2回

 

水切りの役割

名前のごとく水を切り、外壁や基礎から伝わる雨水の侵入を防ぐという役割があります。

もし水切りがなければ、雨水が直接基礎の部分にあたるため、劣化が早まり、

湿気がたまるとシロアリが発生する原因にもなります。

基礎は家の土台ですので、建物自体の耐久性を維持するために重要です。

また屋根上で雨水の溜まりやすい部分に設置すれば、

雨漏りは勿論、雨水を上手く排水する役割を果たしてくれます。

 

こんな時はメンテナンスが必要

色あせ、錆び

水切りの塗装が色褪せがあったり、剥がれて錆びついている場合

放置すれば、水切り自体に穴があいて雨が侵入する可能性があります。

錆びによって穴まで空いている場合は塗装だけでは対処できないため、

水切り全体の交換が必要になるかもしれません。

 

へこみ

水切りにへこみがある場合

軽い凹みであれば、特に問題がないかもしれませんが、

大きく変形している場合は修理や交換が必要です。

変形したまま放置すると、外壁との隙間から雨水が侵入して劣化が早まる恐れがあります。

 

破損

水切りの割れや欠けがみられる場合
塗装やパテなどでは対処が難しいため、水切りの交換をしましょう。

 

水切りの素材

アルミニウム、ガルバリウム鋼板、ステンレス、鉄板、銅板などがあります。

水切りの劣化が酷くなる前に塗装してメンテナンスすることが一番ですが、

材質により(アルミニウムや銅など)塗装できないものもありますので、

業者に確認されることをおすすめします。

 

まとめ

水切りの重要性お分かりいただけましたでしょうか。

補修としては、塗装と交換のどちらかになりますが、

交換になると大幅に費用がかかってしまうので、早めにチェックをされるほうが良いですね。

またメンテナンスする際は、人件費や足場代などのコスト面や、美観性からも

屋根や外壁工事と一緒にされることをおすすめします。

 

 

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