塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根塗装で足場なしはNG! 足場が必須な理由と費用について解説 l塗り達

2023年5月22日 公開

屋根塗装の見積をもらったら「足場代」という項目が。
見積金額も思っていたより高額です。

高い

「足場なしではしごでできないの?」

屋根塗装や外壁塗装は、高額な工事のためできるだけ安く済ませたいと考える方も多いでしょう。

しかし、塗装工事において足場の設置は必須です!!

 

本記事では、屋根工事に足場が必要な理由や費用について解説していきます。

 

足場の必要性

塗り達

屋根塗装の際に、足場の設置は必要です。

厚生労働省の労働安全衛生規則では、次のように明記されています。

事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の幅、開口部等を除く。)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない

(労働安全衛生規則 第二編 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止 518条)

事業者とは、労働者つまり塗装工事においては職人を雇用している会社の事です。高さ2メートル以上の高所作業の場合は足場などを設置し安全確保するように規定されています。

屋根の高さは、2階建てで平均して7.5m~9mほど、1階建て(平屋)の屋根でも地上から2m以上のところにあります。建築基準法では、居室の天井の高さが2.1m以上と決まっているため、それより上の屋根は地上から2m以上であることが一般的です。

つまり、平屋でも2階建て以上であっても、足場の設置は業者の義務であり、設置は必須なのです。

 

足場がないと工事に影響も

仮に、2m以下の屋根の工事だとしても、職人がよい仕事をするため、お客様にご迷惑をかけないためにも足場は必要です。

作業効率

塗装工事の場合は、塗料に加えて刷毛やローラー、ガンなどの道具、タスペーサーや研磨道具なども工事中に必要です。

これらを両手いっぱいに持ち、高所に上がって作業するため身動きが取りにくく、作業効率も上がりません。

また軒先など屋根の上からでは塗装しにくい部分など、足場に乗って外側から塗ることもあります。

 

高圧洗浄の水しぶきの飛散・落下物の危険

屋根も塗装前に高圧洗浄を行います。

高所で水圧の高い水を噴射して洗浄するため、ベランダの洗濯物だけではなく、近隣住宅が隣接している場合など水しぶきが飛散する恐れがあります。

足場にはシートをかけ、水の飛散を防ぐように養生を行いますので、ご近隣へご迷惑をお掛けしないためにも足場の設置は欠かせないものになります。

職人の安全確保

工事において、お客様はもちろん職人の安全確保は第一優先事項です。

特に屋根のような高所の場合、熟練の職人であっても転落の可能性は常にあり、よい仕事を集中して行うためにも、足場の確保は必須です。

塗り達 施工事例

とくに勾配のきつい屋根の場合、屋根足場といって、屋根と並行に単管を組み安全性を高める方法をとることもあります。ハーネスなどを付ける場所もない戸建て住宅の塗装の場合、足もとの安全性の確保のためにも足場の設置は必須です。

足場の費用

足場の必要性はお分かりいただけましたでしょうか。

とはいっても、足場の費用はやはり高額になるため、なんとかできないものだろうか?と考える方もいらっしゃるかもしれません。

戸建て住宅の場合、20万円~という費用が足場の設置に必要です。

そのため、仮に屋根塗装が20万円ほどだとすると、およそ40万円ほどの工事費用となります。

屋根の塗装が終われば外してしまうものなので、工事期間中のためだけに高額な・・・

と思ってしまいますが、足場の費用は必要経費だと考えましょう。足場なくしては安全な工事は実現しません。

屋根工事のためだけに・・・と思ってしまう方は、外壁塗装工事や付帯部工事など、そのほかの足場が必要な工事も同時に行うことがおすすめです。

外壁塗装の場合も、2階や3階の外壁などははしごで作業することができないため、必ず足場が必要になります。

また軒天や2階の雨戸、シーリングなどもメンテナンスの際には足場が必要です。

これらの工事を1回1回別々に行うと、そのたび足場を設置する必要があり、費用もそれだけ掛かります。

それならば、1つの工事で建てた足場をフル活用し、お家まるごとメンテナンスがおすすめです。

費用も工期も短縮でき、結果的にコストダウンにつながります。

 

まずは無料の診断・お見積り☎

塗り達では、屋根塗装のほか、外壁塗装、付帯部塗装などお家回りのメンテナンスを総合的に行うことができる塗装会社です。

お客様と職人の安全確保を第一優先にしていますので、足場はもちろん設置いたしますが、仕上がりにご満足のお声を多数いただいております。

外壁塗装工事なら、足場代コミコミ価格で、シリコンプラン49.6万円(税別)~ご用意しています。

外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、ぜひ一度塗り達までご相談ください

 

 

2025年10月18日 更新!

「外壁塗装工事中、飲み物を出すべき?」

2025年10月18日 公開 「外壁塗装工事に来てもらってるけど、飲み物を出すべき?」 このような質問を見かけました。 塗装工事はおよそ2週間かけて外壁すべてをきれいにします。 陽があるうちしか作業できないので、朝から夕方まで作業している職人を気遣っていただいての事でしょう。 結論から言うと、職人へお茶やコーヒーなどの飲み物を出していただく必要はございません。 目次手をとめるタイミングが難しいからトイレに頻繁に行けないから 手をとめるタイミングが難しいから 塗装工事は、季節によっては塗装した場所から順番に乾いていってしまいます。 キレイに仕上げるために、一気に作業をする必要がある場面があり、せっかくいただいたお茶に手を付けることができないことも。 トイレに頻繁に行けないから 水分補給は持参したもので行っていますが、必要以上に飲み物を取ってしまうとお手洗いに行く必要が出てきます。 お手洗いをお客様のお宅でお借りすることはありませんので、手洗い休憩も含めて作業の時間配分を行っています。 職人のことを気にかけてくださりありがとうございます。 お声がけいただくだけでも励みになります。また塗装工事に関することはどんなことでもご相談ください。

MORE

2025年10月16日 更新!

こんな外壁塗装をする施工店には注意! 上手い・下手の見分け方

2025年10月16日 公開 外壁塗装工事は衣料品店で洋服を買うのとは違い、完成した商品を買うわけではないので、契約前に施工店の良し悪しを判断しづらいのが難点です。 塗装工事にも技能士資格があり、職人の腕の良し悪しはもちろんありますが、プラスして「この店は上手だなぁ」と感じることもあります。 今回は外壁塗装工事の施工店選びに役立つ上手い・下手の見分け方についてご紹介します。 目次外壁塗装工事の上手い・下手を見分けるポイント報・連・相や時間を守ることざっくりした見積ではないこと施工の手順や、補修方法の説明不明点を訪ねたときの反応契約前の見極めが大切な理由外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の上手い・下手を見分けるポイント 外壁塗装工事は、足場の組み立てから始まって高圧洗浄・下塗り・上塗りとたくさんの工程を経て完成します。 技術はもちろんですが、次のようなポイントに気を付けて施工店選びをすると、質の高い工事が期待できます。 報・連・相や時間を守ること 当たり前のことですが、施工店も仕事で工事を行っています。 連絡するといった時間に連絡があるか、疑問点の解答期日は守られているか、お客様に相談せずに様々なことを決めて進めてしまっていないか、といった基本的なことがきちんと徹底してできている施工店は、工事に関しても高品質を期待できます。 天候などの左右される工事ですので、イレギュラーなことが起こるケースもありますが、連絡や挨拶などビジネスマナーができているかどうかは、結構大きなポイントです。 ざっくりした見積ではないこと 外壁塗装工事を考え始めたら、まずはだいたいいくらくらいでできるのか見積してもらいます。 しかし契約に進む場合にはざっくりした見積で進めてしまわないように注意が必要です。 「概算見積もりだったので」と工事完了後に請求額が大幅に上がってしまうことがあります。 外壁塗装では外壁面の大きさや補修の有無が金額を大きく左右します。この大きさに対して使用する塗料の量を見積もって金額を出しますが、ここがざっくりな場合は、きちんと計算できていない等の場合、工事に対する知識が乏しいなどの原因が考えられます。 施工の手順や、補修方法の説明 外壁塗装工事は、前述の通り様々な工程を経て完成します。 なぜこの工程が必要なのか、お客様の外壁はどんな状態でどんな補修が必要なのか、担当者から説明を受けて納得できましたか? 担当者がわかっておらず職人に丸投げの現場もあると聞きます。なんかあったときに責任の押し付け合いになってトラブルに発展することがあるため、施工手の手順や補修方法の説明がきちんと受けられたかも確認しておきましょう。 不明点を訪ねたときの反応 説明や提案があっても、外壁塗装工事に関してまったく知らない方には疑問点も残ると思います。 携帯電話を契約する場面を想像してみてください。 よくわからないプラン内容であるにもかかわらず、高額な金額での契約に何も不安はないでしょうか? 不明点の説明を求めても「大丈夫です、任せてください」など説明を飛ばして契約を進める会社と契約しようとは思わないはずです。 不明点を訪ねたとき親身になって説明をしてくれるか、わからないことは持ち帰ってでも解答をくれるかは外壁塗装工事に限らずとっても大切な見極めポイントです。 契約前の見極めが大切な理由 外壁塗装工事は工事が始待ってしまうと、途中でなかなか中断して別の会社に変えることが難しいです。 そのため、工事が終わってから失敗したなぁと後悔するケースが多く、契約前の施工店の見極めが大切になってきます。 今回説明した見極めポイントに加えて、 口コミ 近所の評判 過去の施工事例 なども参考にしていろいろな施工店で見積もりを取ってみましょう。 外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の上手い・下手は塗装や補修の技術はもちろん、担当者や職人のお家を大切に美しく仕上げたいという気持ちがとても大きな要素です。 外壁塗装専門店の塗り達は、店長はじめ担当者や職人など、全員が外壁塗装のプロです。豊富な知識はもちろん、大切なご自宅を任せていただいた!という気持ちと責任感を持って毎日施工を行っております。 外壁塗装工事のことなら塗り達にぜひお任せください!    

MORE

アルミテープ
2025年10月15日 更新!

雨漏りはDIYで直せる?できる範囲や注意点を解説

2025年10月15日 公開 雨漏りしたらプロの施工店に早期補修を依頼するのが一番ですが、中には自分で何とかできないかなぁと考える方もいらっしゃるでしょう。 DIYでの雨漏り補修は、失敗してしまうと雨漏りが拡大したりけがをしたりと取り返しがつかなくなってしまいます。むやみやたらに行うのではなくできる範囲・できない範囲や注意点を知ることが大切です。 今回は、DIYで雨漏りを補修する際の注意点や、補修できる範囲を解説します。 目次DIYで補修できる雨漏りDIYでの補修はおすすめしない雨漏りDIYでの雨漏り補修の方法防水テープやアルミテープでふさぐ樋の掃除を行うDIYでの雨漏り補修は簡易措置にとどめる雨漏り補修は塗り達まで DIYで補修できる雨漏り DIYで補修可能な雨漏りとは、「大雨や強風を伴う雨の時だけ起こる雨漏り」かつ「雨の侵入経路が1階である」ケースです。 例えば、1階の窓の雨が吹き込んでくる場合に雨漏りする、土砂降りの時だけ樋がオーバーフローするといった場合です。2階や屋根など高所で発生している雨漏りの場合は、危険なので絶対にご自分で補修を試みないようにしてください。 DIYでの補修はおすすめしない雨漏り DIYでの補修をおすすめしない雨漏りは、常時起こっている雨漏りや屋根など高所が発生源の雨漏りです。 前述のように屋根の上などは滑りやすく大変危険なので登らないようにしましょう。 また通常の雨や、小雨でも雨漏りが起こっている場合かなり進行していることが考えられます。 躯体が腐食してたり、耐久性に影響が出ていることも考えられるため、目に見えている部分の補修だけではなくお家の内部の補修を要するケースがあります。DIYでの補修は難しい範囲になってきますので、プロの施工店に依頼しましょう。 DIYでの雨漏り補修の方法 DIYで補修できる雨漏りの場合の補修方法と注意点をご紹介します。 防水テープやアルミテープでふさぐ サッシ廻りからの雨漏りの場合、テープを使って隙間をふさぐ方法が最もポピュラーです。 台風の前だけサッシ廻りを補強するように使うと、雨漏りを防ぐことができます。 樋の掃除を行う オーバーフローしている場合は、枯葉やごみなどの詰まりを取り除きましょう。水の力は大変強いのでオーバーフローが続くと樋が破損することがあります。 大雨や台風予報の前には、点検を兼ねて掃除するとよいでしょう。 DIYでの雨漏り補修は簡易措置にとどめる DIYでの雨漏り補修は、簡易的な処置にとどめておくことが大切です。あくまで一時的に雨漏りしないように処置するだけで、本格的な補修はプロの施工店に任せましょう。 雨漏りの補修は雨漏りの症状をとめるだけではなく、腐食している下地を補修したり、劣化が進行している部材を補修したりしながら、確実に雨の入り口を突き止めてふさぐ必要があります。 シーリングを打ったり、板を打ち付けたりして一時的に雨漏り症状が止まったとしても、完全に補修できていなければ引き続き雨漏りが進行します。時間がたてばたつほどひどくなるので、できれば一回で直し切りたいところです。 シーリングでガチガチに固めたり、板を打ち付けてしまうと、補修に入る際にそれらの撤去から始めなければいけません。 撤去費用も余計にかかってしまうため、むやみにシーリングを打ったりせず、簡易的な処置にとどめて施工店を呼びましょう。 雨漏り補修は塗り達まで DIYでの雨漏り補修は、大雨など一時的に起こる雨漏りに対して、隙間をカバーするなどの応急処置を行うことができます。 雨漏り自体は止まらなくても部屋の中に雨が入るのを防ぐことができるので、何もしないよりは効果があるでしょう。 本格的な雨漏り補修ならプロの施工店にお任せください! お問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ            

MORE