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面格子とは?取り付ける目的やルーバーとの違いについて解説 l塗り達

2023年8月16日 公開

この記事では、面格子について解説しています。

面格子とは、窓に取り付ける格子の事です。基本的に室内ではなく外側に取り付けます。

面格子

面格子を取り付ける目的

面格子を取り付ける目的は、「防犯」です。

一階の小窓や、マンションの廊下にある窓などに付けられることがおおい部品です。

また、室内が見えにくくなるため「目隠し」として取り付けられることもあります。

お風呂場の窓などでよく見かけますね。

面格子の材質

面格子は、金属製のものや木製のものがあります。

・アルミ
・ステンレス
・鉄製
・鋳物
・木製

などが一般的です。

一般住宅では、軽量で加工しやすいアルミやステンレス製のものが多く採用されています。
和風の住宅では、木製のものが住宅全体の雰囲気を壊すことなく溶け込むので、使われているお家もあります。

いずれも、防犯目的で取り付けるためにはある程度の耐久性が必要です。

ルーバーとの違い

窓に取り付ける面格子とよく似たものにルーバーがあります。

ルーバー

細長い板を横または縦に並べた可動性のあるものがルーバーです。

ルーバーは、主に「通気性」と「遮光性」のために取り付けます。

面格子は防犯性を高めるために、可動しないものが大半です。

 

面格子のメンテナンス

劣化が見られた場合は、塗装によるメンテナンスが有効な場合があります。

木製や鉄製の場合、下地処理を行い塗装を行うことで塗膜が保護してくれるので長く使うことができます。

木部

アルミの場合、塗装を行っても密着が悪いので定着しません。塗装によるメンテナンスではなくどうしても劣化が気になる場合は取り換えるほうが良いでしょう。

 

 

 

 

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