塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根塗装で使うシーラーとは? 役割や目的を解説 l塗り達

2023年8月17日 公開

主にカラーベスト(スレート)屋根の塗装で使われる下塗り材に、シーラーがあります。

 

下塗り材にはほかにも、プライマーやフィラーと呼ばれるものもありますが、屋根塗装でシーラーを使う目的はなんなのでしょうか?

今回は屋根塗装で使うシーラーについて特徴や、ほかの下塗り材との違いについて解説します。

 

そもそも下塗り材ってなに?

そもそも外壁塗装における下塗り材とは、中塗りや上塗りの前に、素地に最初にぬる塗料の事です。

色を付けたり、トップコートとしての役割があるのが上塗り材ですが、下塗り材は

・下地を補強する
・上塗り材との密着性を高める
・上塗り材の吸い込みを防ぐ

などの役割があります。

吸い込みについては後で詳しく解説します。

 

シーラーとは

シーラーの語源は「seal(シールする・接着する)」です。

塗料自体はさらさらとしていて粘り気がなく、浸透性の高さをうたっているものもあります。

下塗りとしての役割は

・上塗り塗料との密着性を高める
・上塗り材の吸い込みを防止する

です。

役割① 上塗りとの密着性を高める

塗装において塗膜がしっかりと密着していることは耐久性にかかわるため、重要視されることの1つです。
どんなにきれいに見えても、下地に塗料が密着していないと数年ではがれてきてしまいます。

シーラーは、語源からもわかるように密着させる、つまり上塗り材と屋根材の間でシールの役割を果たします。
下塗り材があることで、上塗り塗料がしっかりと屋根材に密着し、耐久性の高い仕上がりを実現することができます。

役割② 上塗り材の吸い込みを防止する

吸い込みとは、塗料が素地に浸透してしまい塗っても塗っても表面に塗膜ができない状態を言います。
浸透するタイプの木部塗料などとは違い、屋根塗装で使う上塗り材は表面に塗膜を形成するタイプなので、塗っても塗っても吸い込まれてしまうと、塗膜ができないうえに塗料が大量に必要になってしまいます。

スレートはもともと防水性がなく、塗膜を作って水をはじいています。
約10年ほどで表面が劣化し、スレート自体が水を吸い込み始めてしまうため、その状態が長く続くと内側から割れたり、はがれたりする原因になります。

スレート屋根に塗装するとき、同じように上塗り材をいきなり塗ってしまうと屋根が塗料をどんどん吸い込んでしまうため、これを防ぐためにシーラーを使います。

役割③ 下地を強固にする

シーラーは屋根材に浸透し、内側から屋根材を補強し固めます。その上に中塗り・上塗りと重ねることで屋根材に浸透することなく塗膜をしっかりとつけることができるようになります。

劣化が激しいと吸い込みも激しくなるため、下塗りの段階で2回3回と塗り重ねる必要がある場合もあります。

 

プライマー・フィラーとの違い

シーラー以外の下塗り材との違いを見てみましょう。

プライマー

プライマーは「primary(最初の)」が語源となっていて、「最初に塗る塗料」の総称です。
そのため、シーラーもプライマーの一種ともいえます。

さび止め塗料もプライマー、シール工事でシーリング材の前に塗る下塗り材もプライマーと呼ばれます。


フィラー

フィラーの語源は「filler(埋めるもの」で、ひび割れやでこぼこを埋める役割がある下塗り塗料のことです。

外壁ではモルタルに厚付けする場合や、ひび割れに追従するための「微弾性フィラー」などがあります。
屋根用のフィラーは、下地調整と下塗り材としての役割を持つものがあります。

 

適切な下塗り材の使用で耐久性が高まる

下地や上塗り材の種類によって適切な下塗り材を使うと、塗料が性能をしっかりと発揮することができ、耐久性もより高まります。

逆に、上塗り塗料との相性が悪かったり、下地をうまく補強できていない下塗り材を使ってしまったりすると、期待するほど持たない場合もあります。

塗り達では、下地や劣化状況、上塗り材に合わせて適切な下塗り材をしっかり見極め、塗る回数にもこだわります。

屋根の下塗りは基本2回+中塗り・上塗り で4回塗りが基本のパック商品となっています。

▼屋根塗装についてはこちらの記事もご覧ください。

屋根塗装なら塗り達にお任せください!

 

 

乾式工法① l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2026年10月29日 更新!

「サイディングは外壁塗装が必要ない」って本当?その理由と塗装するメリットを解説

2026年10月29日 公開 「うちはサイディング外壁だから、塗装は必要ないって聞いた」 そんな話を耳にして、外壁塗装を見送るべきか悩んでいませんか? サイディング外壁はその種類や築年数、表面の状態によっては塗装が必要ないケースもあるのは事実ですが、「サイディングだから塗装は必要ない」という情報には一部誤解があります。そして、ほとんどの住宅では定期的な塗装が推奨されます。 今回は、「なぜサイディングは塗装が必要ない」と言われるのか、その理由と、塗装することで得られるメリットを整理して解説します。 なぜ「サイディングは塗装が必要ない」と言われるのか? サイディングに塗装が必要ないといわれる理由には、次のようなものがあげられます。 新築時のサイディングには耐候性のある塗膜が施されていることが多い 近年の窯業系サイディングには、あらかじめ耐久性の高い塗装(無機・フッ素など)が施されているものがあり、10年以上塗装の必要がないものもあります。 「色あせ」程度では住まいの機能に大きく影響がないと感じる人も多い サイディングは外壁材そのものがしっかりしているため、「見た目が多少劣化しても問題ない」と判断されることがあります。そのため多少の色褪せ程度では塗装しなくてもいいと判断する方もいます。 しかし、実際には外壁材の塗膜が劣化すれば、防水性や保護機能は失われていきます。放置しておくと、雨水の侵入や凍害による割れ・反りなど、建物自体の寿命を縮めることにもつながります。 外壁塗装を行うメリットとは? サイディングであるという理由だけでは、塗装は不要ではなく有効なメンテナンスになります。塗装を行うメリットを確認しておきましょう。 防水性の回復 塗膜が劣化すると、外壁が水分を吸収しやすくなります。再塗装によって防水性が復活し、雨漏りや外壁の劣化を防げます。 外観の美しさを維持 紫外線や雨風の影響で色あせやチョーキングが発生しますが、塗装を行えば新築時のような美しい仕上がりになります。 断熱・遮熱性能の向上 遮熱塗料や断熱塗料を使用すれば、夏の室内温度を下げ、省エネ効果も期待できます。 外壁材の寿命を延ばす 塗膜が外壁材を保護することで、サイディングボードの反りやヒビ割れの進行を防ぎ、張り替えなどの大規模リフォームを遅らせることが可能になります。 どんなサイディングでも塗装は必要? 一般的な住宅に使われている「窯業系サイディング」は、7〜15年ごとの塗装メンテナンスが推奨されています。一方で、「金属サイディング」や「タイル調サイディング」の一部は、表面加工の耐久性が高く、15年以上メンテナンス不要なケースもあります。 ただし、目地に使われるコーキング(シーリング)はどの外壁でも劣化するため、塗装と同時に補修するのがおすすめです。サイディングボードの特徴でもある目地からの雨漏りを防ぐためにはシーリングの補修も必要です。 サイディングでも塗装は有効なメンテナンスです 「サイディングは塗装がいらない」というのは一部の条件に当てはまるだけで、多くの場合は外壁の寿命を守るために塗装が必要です。建物を長持ちさせ、修繕費用を抑えるためにも、定期的な点検と適切な塗装メンテナンスをおすすめします。 気になる方は、まずは専門業者に外壁の状態を診断してもらうことから始めましょう。 サイディング外壁のメンテナンス・塗装のご相談は塗り達まで!

MORE

2026年10月28日 更新!

屋根塗装で塗る場所とは?大屋根だけじゃない工事範囲と見積確認のポイント

2026年10月28日 公開 屋根塗装というと、建物の一番上にある「大屋根」だけを塗る工事をイメージする方が多いかもしれません。 しかし実際には、屋根塗装の対象となるのは大屋根だけではなく、庇(ひさし)や下屋根などの小さな屋根部分も含まれる場合があります。工事内容を正しく理解していないと、後から「ここも塗装すると思っていたのに含まれていなかった」といったトラブルにつながることも。どの部分を塗装する契約になっているのか、また金額なのかは、見積や契約の時点でぜひ確認しておきたいポイントです。 本記事では、一般的に「屋根塗装」で対象となる場所や、見積時に確認しておきたいポイントを解説します。 屋根塗装の対象となる場所 屋根塗装工事で一般的に対象となるのは、次のような部分です。 大屋根  建物の一番上にある大きな屋根部分。屋根塗装といえば、まずここがメインとなります。 下屋根(げやね)  1階部分に突き出した屋根のこと。和風建築や複雑な構造の住宅では、下屋根の面積が大きい場合もあります。 庇(ひさし)  玄関や窓の上にある小さな屋根部分。庇も紫外線や雨の影響を受けやすく、塗装が必要になることがあります。 その他の小屋根  ベランダや出窓の屋根など、建物に付随する小さな屋根も対象となる場合があります。 なぜ小さな屋根も塗装が必要なのか? 庇や下屋根は面積が小さく見落とされがちですが、日差しや雨風にさらされて劣化が進みやすい場所です。 放置するとサビや雨漏りの原因になることもあるため、大屋根と同時に塗装しておく方が建物全体を長持ちさせることにつながります。 見積書で確認すべきポイント 屋根塗装の見積書を確認するときは、どの場所が工事に含まれているかを必ずチェックしましょう。 その際には、 「大屋根のみ」「庇は別途費用」など、業者によって記載方法が異なる 面積が小さい庇や下屋根はサービスで塗装する場合もあるが、事前確認が必要 追加費用の有無を確認しておくことで、後からのトラブルを防げる などのポイントを知っておくと、施工店に確認しやすくなります。 不明点がある場合はそのままにせず、必ず担当者に質問して内容を明確にしておくことが大切です。 屋根塗装の範囲は契約前にしっかり確認! 屋根塗装は大屋根だけでなく、庇や下屋根などの小さな屋根部分も対象になることがある工事です。 一番トラブルになりやすいのが、お客様と施工店での認識がずれているケースです。そのため、見積書に記載された工事範囲をしっかり確認し、必要な部分がきちんと含まれているかどうかをチェックしておきましょう。建物全体を守るためには、細かい部分の塗装も欠かせません。 塗装工事は塗る範囲が広がるほど料金も高くなります。この金額でどの範囲の工事が可能なのか、しっかりと確認して佳宇訳してくださいね。

MORE

塗り達 施工事例
2026年10月19日 更新!

根塗装にかかる日数の目安|京都の気候をふまえた工期の考え方

2026年10月19日 公開 屋根塗装の工事にどれくらい日数がかかるのか、ご存知ですか? 塗装工事の計画を立てるにあたっては、生活への影響や近隣への配慮もあるため、目安を把握しておくと安心できますよね。 本記事では、屋根塗装の一般的な工期と、京都ならではの気候をふまえた注意点をまとめます。 屋根塗装の日数の目安 屋根塗装の工事は、足場の設置から塗装、片付けまで含めて おおよそ7日〜10日程度 が一般的です。工程を分けると次のようになります。 足場の設置・養生:1〜2日 高圧洗浄・下地処理:1〜2日 下塗り・中塗り・上塗り:4〜5日(塗料を乾かす時間を含む) 点検・片付け・足場解体:1〜2日 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 天候に恵まれれば1週間ほどで完了しますが、雨や強風の日が続くと施工ができない日があるため、工期が延びることがあります。 京都の気候が工期に与える影響 京都は夏は猛暑日が多く、冬は底冷えや雪の日もあり、季節によって工期が変動しやすい地域です。 梅雨や秋の長雨の時期:乾燥時間が確保できず工期が延びやすい 真冬の低温期:塗料の乾きが遅くなるため、作業間隔をあける必要がある 真夏の猛暑日:塗料が乾きすぎてムラになる恐れがあるため、作業時間を短縮して数日分に分けることもある 屋根塗装工事は年間通して施工可能ですが、季節によって予定より数日工期が長くなるケースも想定しておくと安心です。 スムーズに工事を進めるためには 屋根塗装工事は、屋外の工事なのでどうしても天候の影響を受けやすく、工期を自在に変動させることが難しい工事です。 施工の品質を確保するためには、工事日数を大幅に短縮することは難しいですが、次のような工夫でスムーズに進められます。 事前に天気予報を確認し、雨の少ない時期に依頼する 信頼できる業者に任せ、下地処理から塗装まで効率よく進めてもらう 屋根塗装と同時に外壁塗装を行い、足場を共用することで工期とコストをまとめる 天候など自然の力によるところは、どうすることもできませんが、うまく天気を見ながら無理なく施工をすすめられる実績ある施工店に依頼するのが安心です。 天気が悪くても無理に工事を進めるのはNG 天候や気温条件などで施工ができない理由は、塗膜の密着が悪くなり、施工品質に問題が生じるためです。このことから、いくら工事期間を予定通りすすめたい!と思っていても雨の日に施工するのはおすすめできません。 また下塗り・中塗り・上塗りの各工程では塗料をしっかり乾燥させる必要があるため、乾燥時間を取らずに先へと工事を進めてしまう施工の仕方も品質上問題があります。 正しい施工方法を守ったうえで、最大限工期通りになるように工事を行うことが、高品質な工事につながります。 屋根塗装の事なら塗り達におまかせください! 屋根塗装は通常1週間から10日ほどで完了しますが、京都の気候を考えると季節や天候により工期が延びる場合があります。あらかじめ日数の目安を把握し、余裕をもったスケジュールで依頼すると安心です。 塗り達は、京都での施工実績25年以上!高品質を第一に、ご自宅を美しくメンテナンスいたします。 屋根塗装の事なら塗り達におまかせください!

MORE