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屋根塗装の足場代はどれくらいかかる?相場やお得に工事する方法を解説 l塗り達

2023年11月10日 公開

屋根塗装には足場の設置が必須です。

足場とメッシュシート

しかし、一体どれくらいの費用が掛かるのでしょうか?

塗装工事の費用は高額なため、できれば安く抑えたいですよね。

今回は、屋根工事の足場費用について、相場やお得に工事する方法について解説しています。

屋根塗装工事をご検討の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

屋根塗装とは

屋根塗装は、スレートや金属瓦などの表面の塗膜を新しく塗り替える塗装工事です。

施工の様子

屋根材は、塗膜によって紫外線や雨から守られていますが、8~10年くらいで表面の塗膜が劣化してきます。

屋根 ひび割れ

塗膜が劣化すると雨をはじく力がなくなり、湿気を含んだままになりカビやコケが発生したり、ひび割れたりする原因になります。

屋根塗装では、劣化した塗膜を新しくつける工事を行い、屋根材を長く使えるようにします。

 

屋根塗装に必要な足場

屋根は平屋であっても地上から2m以上高いところにあります。

2階建てだとその高さは5mにもなり、職人の安全確保のためも足場の設置は必須です。

屋根の塗装だけであっても、建物全体を囲むように足場を建てます。

4面を囲むように建てることで安定した足場になるため、片面だけや半面だけといった建て方は行いません。

外壁塗装の様子

戸建て住宅のリフォームや塗装工事の場合、ビケ足場がよくつかわれます。

▼ビケ足場についてはこちらの記事を参照下さい。

 

勾配が急な屋根の場合は、屋根足場などを設置することもあります。

急な勾配で移動の際に危険を伴うため、足がかりにしたり、手摺のようにも使います。

 

屋根足場

 

屋根塗装の足場代の相場

足場の相場は 1㎡あたり約800円~1100円といわれます。

お家の外周を囲みますがぴったり壁にくっつけて建てるわけではなく、少し隙間をあけて建てます。

屋根に関しても、建物の高さピッタリまでではなく少し余裕を持たせますのでそれらを考慮し、およそ10%余分に計算します。

お家の外周×高さ×1.1(余分の10%分)でおおよその足場の面積が計算できます。

この式に当てはめると、2階建ての一般的な戸建て住宅の場合、足場代の相場は15~20万くらいになります。

これはあくまで相場となるため、お家の形や特殊な足場の組み方をする必要があるなど、個別のケースで金額が異なります。

見積でぜひ足場代金を比較してみてください。

 

屋根塗装の足場費用をお得にする方法

足場は塗装工事には必要不可欠です。

しかし、工事が終われば外してしまうものなので、20万円は高すぎる…思う方もおられるかもしれません。

屋根塗装で足場を組むと20万円。

さらに翌年、外壁塗装工事で足場を組みまた20万円。

おなじ20万円かかるなら、組んだ足場を利用して屋根工事と外壁塗装工事を1回で済ませる方がお得です。

前述の通り、足場の金額は使う面積で決まるので、工事期間が多少長くなっても延長料金などが発生することはありません*。

そのため、1回組んだ足場を使って、お家まるごとメンテナンスを行った方が、足場代が無駄にならずに済むでしょう。

(*1つの工事と工事があまりに期間があいてしまう場合は、一度解体してまた組む必要があることもあります。そのため別途費用が掛かることもあります。)

屋根塗装なら塗り達まで!

屋根塗装は、足場を組んで工事を行います。

組んだ足場を利用して、外壁や付帯部の塗装も済ませるなら塗り達が断然お得!

塗り達では外壁のパック料金に足場代が含まれているわかりやすい料金設定です。

屋根塗装のパック料金もございますが、こちらは足場代が含まれていない金額となっています。

どちらもシリコンで塗装した場合は、49.6円+17.5万円=67.1万円(税別)でお家まるごとメンテナンスが可能!

もちろん足場代コミのお値段です。

特別な補修が必要な場合や、外壁と屋根以外に塗装するところがある場合は、別途お見積りいたします。

現地調査・見積は無料!ぜひ一度お問い合わせください!

 

2025年10月21日 更新!

屋根塗装でできる水ぶくれの原因とは?

2025年10月21日 公開 塗装工事では、施工の手順やルールに気を付けて行うことが大切です。 知識不足や手抜き工事のため、施工不良になることもあるからです。 今回は屋根塗装後にできる水ぶくれについて、原因や対処法を解説します。 目次屋根塗装で水ぶくれができる原因下地に水分蒸発によるもの乾燥時間の不足塗料の取り扱いに不備があった水ぶくれができてしまったら 屋根塗装で水ぶくれができる原因 塗装工事後に水ぶくれのようなものができることがあります。 実は施工不良のケースも多く、施工方法やルールを順守することで回避できます。 施工不良を含め、水ぶくれができる原因には次のようなことが考えられます。 下地に水分蒸発によるもの 屋根材が水分を含んでいる状態で塗装をすると、密閉した状態となり、下地の水分が蒸発する際に塗膜を押しあげて水ぶくれのようになることがあります。 乾燥時間の不足 下地の含まれる水分のほか、下塗りや中塗りなど塗装工程の途中で十分に乾燥できていない場合、塗料の水分が抜けられず水ぶくれを起こすことがあります。 塗料の取り扱いに不備があった 塗料は使う前に希釈(薄めて)します。 希釈率を誤ってしまった場合、施工不良となり水ぶくれの原因となることがあります。 また雨の日や湿気の多い日に塗装してしまった場合、塗料に余分な水分が混ざり水ぶくれとなってしまうケースがあります。 水ぶくれができてしまったら もし水ぶくれを発見したら、どうすればよいでしょうか? 塗装直後(1、2年)で水ぶくれが発生してしまったら、施工不良が考えられます。 塗膜に閉じ込められた水分や空気を抜いて、補修を行う必要があるためまずは施工店に連絡しましょう。    

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2025年10月19日 更新!

屋根塗装は不要って本当?その理由や真偽とは?

2025年10月19日 公開 屋根の塗装工事はメンテナンス方法としておすすめですが、「屋根塗装が不要」といわれるケースがあります。 果たして本当なのでしょうか? 屋根塗装が不要といわれる理由や、その真偽について解説します。 目次屋根塗装が不要といわれる理由「塗装が不要」な屋根材もある塗装できないほど傷んでいる塗装ができない屋根材である「塗装は不要」は屋根材により本当のことといえる 屋根塗装が不要といわれる理由 屋根塗装が不要といわれる理由には、次のようなものがあります。 「塗装が不要」な屋根材もある 塗装工事とは、塗膜を新しくつけなおす作業を行います。 そのため、元々塗膜がない屋根材では「塗装が不要」といわれます。 塗膜がない屋根材とは、日本瓦など釉薬がかけられた陶器の瓦です。 お茶碗などと同様に、塗装されているわけではないので塗膜の劣化がなく塗装が不要なのです。 塗装できないほど傷んでいる 先ほど出てきたように、塗膜をつけなおす作業を行い屋根材を保護することが目的で塗装工事を行いますが、「塗装は不要」なほど屋根材自体が痛んでしまっているケースがあります。 塗膜の劣化を放置していると、屋根材の劣化が進行し、欠けや割れなど塗膜を付けても意味がないほど傷んでしまうのです。 塗装ができない屋根材である スレートの中には、塗装ができない屋根材が存在します。 初期のノンアスベストスレートと呼ばれる屋根材は、塗装工事によってさらに傷みが増すため、塗装が不要(塗装できない)屋根材として知られています。 ▶詳しくはこちらの記事をご覧ください 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ塗装NGの屋根材がある? 塗ってはいけない屋根材について l塗り達https://nuritatsu.com/blog/497982024年10月12日 公開屋根塗装は、塗料で塗膜を付け屋根材を保護するメンテナンス工事です。しかし、屋根塗装を行えない屋根材があるのをご存知ですか?屋根材すべてが塗装ができるわけではないのが現状です。今回は塗装NGの屋根材についてお伝えします。塗装ができない屋根材今回取り上げる塗装ができない屋根材とは、「本来ならメンテナンスとして塗装が有効だが、塗装ができないほど劣化がひどい、塗装によってもっと状態がひどくなる屋根材」を指します。塗装工事は塗料を新しくつけなおすことで新しい塗膜になり、屋根材... 「塗装は不要」は屋根材により本当のことといえる 屋根塗装が不要かどうかの判断は、難しいケースがあります。 特に劣化状態やノンアスベストスレートかどうかの判別は、施工店でも念入りに調査し判断しますので、難しいケースが多いでしょう。 今回ご紹介した以外のスレートや金属屋根、アスファルトシングル、モニエルなどの屋根材は、10年目くらいからメンテナンスが必要です。 「塗装が不要ときたけどうちはどうかな?」 そんなときは屋根塗装の施工店にご相談ください。 塗り達は、屋根の点検・メンテナンスのご相談・見積・施工提案など幅広く承っております。 お気軽にご連絡ください!    

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屋根 上塗り
2025年10月14日 更新!

屋根塗装の手順はこれ!質の高い工事にするためにポイントとは

2025年10月14日 公開 正しい屋根塗装の手順を知っていますか? 正しい施工手順を踏むことで質の高い、耐久性の高い工事になります! 今回は、高品質な屋根塗装にするための施工手順やそのポイントについて解説します。 目次屋根塗装の施工手順(スレート屋根)①足場組立②養生③高圧洗浄④下塗り1回目⑤下塗り2回目⑥タスペーサー 挿入⑦上塗り1回目⑧上塗り2回目高耐久な屋根塗装のポイント屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の施工手順(スレート屋根) スレート屋根の塗装工事での手順を順に見ていきましょう。 ①足場組立 屋根塗装には、足場の設置が欠かせません。 職人の安全と作業効率を確保することによって、質の高い塗装工事が実現します。 ②養生 屋根の上から塗料などが飛散しないように、足場にを使って養生も行います。 急勾配の屋根の場合は、屋根の上にも足場を設置します。   ③高圧洗浄 高い水圧を使って屋根の汚れや、古い塗膜、コケなどを洗い流します。 ★この後の塗装工程に移る前に、しっかりと水を乾燥させることがポイントです。   ④下塗り1回目 下塗り1回目で初めてスレートに塗料がのります。痛みが激しいとほとんど表面に残らず吸い込まれてしまうこともありますが、状態を見極めながら全体に下塗りを行います。 ★下塗り1回目の後にもしっかり塗料を乾燥させます。生乾きの状態で次の塗装に移ると、早期はがれの原因になります! ⑤下塗り2回目 下塗り2回目も同じようにまんべんなく塗っていきます。 先ほどよりも吸い込みも少なくなりスレートを強固にできてきています。 板金部分は金属なので、スレートに塗る下塗り剤とは別に、さび止め効果のある下塗り剤を使います。赤く塗られている部分が錆止め塗装を行ったところです。 ★下塗り2回目の後もしっかり乾燥させます! ⑥タスペーサー 挿入 スレート屋根の塗装では、屋根材の隙間を確保するために縁切り材(タスペーサー)を使用します。 下塗りの後にスレートの下に差し込むことで、雨水の通り道を確保します。 ★タスペーサーなどで縁切りしていないと、スレートの下を雨が抜けられず早期傷みの原因になります。 ⑦上塗り1回目 お客様に選んだいただいた色の上塗り材を塗っていきます。 下塗りをしっかりと入れているので、塗料の吸い込みも少なく、ムラなく均一な塗膜がつくように全体を見ながら塗っていきます。 ★ここでもしつこく乾燥時間を設けます!塗装工事は乾燥する時間が大切です。 ⑧上塗り2回目 最後にもう一度同じ色で塗装して上塗り2回目完了。屋根塗装の全工程が終了です。 完了検査では、塗り残しやタスペーサーの挿入漏れがないかなどをチェックし、お客様へ引き渡します。 高耐久な屋根塗装のポイント 高品質で高耐久な屋根塗装のためには、上記の正しい手順をしっかり理解して1つ1つ丁寧に作業を行うことが大切です。 いくら仕上がりがきれいでも、下塗りを抜かしている、タスペーサーを入れ忘れている、板金部分もスレートの下塗り材で塗っているなどを行っていると、早期はがれやサビ発生など施工不良を引き起こします。 また手順でも出てきたように、乾燥させることがとても大切です。 大きな屋根であれば、半日~1日は乾燥時間にあて、塗装工程の1つ1つの間はしっかりと時間を取ります。 下塗りや乾燥時間など、仕上がった状態では確認がしにくいことも丁寧に正しく行ってこそ、塗料の性能が十分に発揮される高品質・高耐久な塗装工事になります。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の全工程について解説しました。 とはいっても、屋根の上の作業をずっと見はっているわけにもいかないので、品質の高い工事になるかどうかは、施工店のプロ意識にかかっているといっても過言ではありませんよね。 塗り達では、1級塗装技能士はじめ現場経験が豊富な熟練の職人が多数在籍しています。 新築の工事から公共工事の塗装も手掛けており、手順や施工方法には全員が高いプロ意識を持っています。 美しく仕上げることはもちろん、耐久性の高い屋根塗装をご希望なら、塗り達にお任せください!      

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