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屋根塗装と一緒に行いたい天窓のメンテナンス方法 l塗り達

2023年12月7日 公開

屋根の窓を設ける「天窓」は、おしゃれなだけではなく採光・通風が取れるなどメリットもたくさんあります。

屋根部分についているので、塗装の時はどうしたらいいの?というご相談もちらほらあります。

本日は、屋根塗装と一緒に行っておきたい天窓のメンテナンスについて解説していきます。

天窓の役割とメリット・デメリット

天窓は、採光通風の目的で屋根に設ける窓の事で、トップライトとも呼ばれます。

吹き抜けの天井に取り付けると、開放感や明るさがあり、今でも人気が高いデザインですよね。

しかし、太陽光が直接室内に降り注ぐことで、エアコンの効きが悪い室内の温度が上がりすぎるといったデメリットも聞かれます。

また、天窓に限らず、窓やサッシの周りはシーリングの劣化によって雨漏りが発生しやすい場所でもあります。

垂直についているサッシに比べると、角度があるものの頭上にある天窓の雨漏りは、水の侵入がたやすいことが想像できます。

そのため、雨漏りしたら被害が大きいという点もデメリットといえるでしょう。

天窓のメンテナンス方法

天窓のメンテナンスは、屋根の上に上がって行うことが一般的です。

シーリングの打ち直しを行うことで、雨漏りを事前に防ぐことができます。

屋根塗装は築10年くらいで一度行うことが推奨されています。屋根塗装のために足場を組めば、それを利用して天窓のメンテナンスも行えるので、費用面ではメリットがあります。

天窓のサッシやガラスは塗装しませんので、周りの屋根を塗装して、天窓周りのシーリングを打ち直す方法が一般的です。

カバー工法の場合

天窓がある屋根でも、カバー工法など屋根工事は可能です。

但し下地があまりにも痛んでいる場合、雨漏りが進行している場合は、下地を新しくする必要があり、天窓を撤去するか、いったん取り外してまたつけるといった大規模修繕が必要になります。

 

屋根工事で天窓を取り壊すケースも

雨漏りがひどいなど、もう天窓はいらないという場合は、屋根工事の際に天窓を取り壊し、屋根にしてしまうという方法もあります。

天窓のメンテナンス不足で、雨漏り発生?

天窓のメンテナンスは、外壁の窓など同様にシーリングのメンテナンスが必要です。

シーリングは、ゴムと同じ性質を持っているので、紫外線で劣化しパチンと切れたりはがれたりします。

シーリングが劣化すると、天窓と屋根の間の隙間が大きくなり、雨が侵入する原因になります。

定期的なメンテナンスで雨漏りは防げます!シーリングのメンテナンスは塗装工事の際にぜひご検討ください。

天窓と屋根のメンテナンスは塗り達にお任せ!

天窓のメンテナンスは、定期的に行っていれば雨漏りの心配はありません。

屋根塗装も定期的に行う必要があるので、同時期に行えば足場費用も一度で済み、お得です。

また、塗り達では塗装工事の最後の仕上げとして、洗い専門の業者による美装洗いも行っています。

屋根塗装時に、美装洗いを行ってきれいな窓を取り戻しましょう。

美装洗いについてはお気軽にお問い合わせください。

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2025年10月27日 公開 屋根塗装に関するよくある質問をまとめました。 初めて屋根塗装をお考えの方は是非参考になさってください。   どんな屋根でも塗装工事が必要なの? 屋根塗装は、塗膜を新しくする工事なので、塗膜が劣化する屋根材の場合は、メンテンナンス方法とし塗装工事が必要です。 塗膜がある屋根材とは、 ・スレート ・金属屋根 ・アスファルトシングル ・洋瓦(モニエル瓦) などです。 塗膜がなく塗装工事の必要がない屋根材としては、日本瓦があります。 日本瓦は釉薬瓦とも呼ばれ塗膜がない屋根材なので、塗膜の劣化が起こりません。 屋根塗装で雨漏りは直る? 塗装工事は塗膜を新しくつけなお工事です。雨漏りしている場合は雨漏りの原因を突き止めて、雨漏り補修が必要です。 塗膜の劣化によって雨漏りを引き起こすことはありますが、塗装工事では雨漏りは止まりません。 屋根からの雨漏りの場合は、屋根材の下に敷かれたルーフィングシートの劣化が考えられるので、シートの敷きなおしなど屋根工事が必要となります。 屋根の塗装ははしごでもできる? 屋根塗装工事は、高所作業のため必ず足場の設置が必要になります。 屋根に上がるだけではなく、屋根の上で安全に作業するため、塗料缶や刷毛など道具を持ち込み作業効率を上げるため、また塗料や高圧洗浄機の飛散をふさぐために養生を行うためにも足場が必要です。 屋根の塗装はどんな色でも選べる?性能もだいたい同じ? 多彩な標準色からお好きなカラーをお選びいただけます。お住まいの地域によって使える色が制限されていることがありますので、ご相談ください。 遮熱塗料の場合、濃い色よりも、淡い色のほうが遮熱効果が高いことが知られています。遮熱塗料にする場合の色選びも施工店にご相談ください。 屋根のメンテナンスは、塗装工事しかない? 塗膜をつけなおす塗装工事のほか、既存屋根の上から新しい屋根を葺く「カバー工法」、既存屋根を撤去し、新し屋根に葺き替える「葺き替え工事」、などがあります。 塗装工事ができない場合や、屋根材の劣化が激しい場合など、塗装工事をお選びいただけないケースもあります。屋根調査で施工提案できますので、お気軽にお問い合わせください。 その他屋根塗装のご相談・ご質問は下記までお気軽にご連絡ください。  

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