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アスファルト防水のメリットとデメリットを解説! l塗り達

防水工事現場ブログ 2024.01.11 (Thu) 更新

2024年1月11日 公開

防水工事の1つにアスファルト防水があります。

戸建て住宅ではあまり採用されない施工方法ですが、防水工事の方法としては最古のものであり、耐久性も並外れて高い帆施工方法です。

本記事では、アスファルト防水のメリットとデメリットを解説します。

アスファルト防水とは

アスファルト防水は、液状に溶かしたアスファルトを染み込ませたシートを使って防水層を作る工事です。コーティングされたルーフィングシートを二層以上に重ねるので、防水機能が高く耐久性に優れています。

基本的に新築時に施工される防水工事でマンションやビルの屋上などで採用されています。

 

アスファルト防水の特徴

アスファルト防水の特徴の1つに「重量がある」ことがあげられます。

戸建て住宅でよく施工されるFRP防水やウレタン防水に比べて、強固な防水層をつくるため重いのです。そのため木造の戸建て住宅では重量に耐え切れず不向きなため、マンションなどRC造の建物でよく使われます。

また耐用年数が長く、15~30年ほど持つといわれています。そのため、頻繁なメンテナンス工事を行うことが難しい高層ビルなどに適しています。

シートを使うため、広く平らな場所での施工に向いています。

アスファルト防水のメリットとデメリット

ここでアスファルト防水のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

アスファルト防水のメリットには次のようなものがあります。

  • 耐用年数が長い
  • 防水機能が高い

FRPやウレタン防水がおよそ7~10年くらいでメンテナンスが必要であるのに対し、アスファルト防水では30年もつ場合もあります。

また液状にしたアスファルトを使って隙間なく防水層を作るため、防水機能が高い点もメリットといえるでしょう。

デメリット

デメリットとしては次のようなものがあげられます。

  • 費用が高い
  • 独特の臭いがする
  • トーチ法の場合周囲に燃えるものがあると施工できない

アスファルト防水は他の防水工事に比べて費用が高い点があげられます。またアスファルトを溶かす際に独特の臭気が発生します。

アスファルト防水には

  • 常温工法
  • トーチ法
  • 熱工法

があります。この中でトーチ法とはトーチバナーを使って炙りながら接着していく工法で、火気を使うため周りに燃えやすいものがあると施工ができません。

マンションやビルのメンテナンスもお任せください!

マンションやビルでよく使われるアスファルト防水について解説しました。

アスファルト防水は耐用年数は長いものの、やはり経年劣化は避けられないためメンテナンスが必要です。

アスファルト防水 劣化

屋上からの雨漏りは、屋根を葺いている場合より頻度が高いといわれており、防水層の定期的なメンテナンスは必須です。

塗り達ではマンションやビルなど戸建て住宅以外のメンテナンス・大規模修繕も承ります。

オーナー様は是非一度お問い合わせください。

 

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