赤さびは塗装で抑える!さび塗装について l塗り達
2024年7月29日 公開
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皆さんがサビと聞いて想像するのはどんなさびでしょうか?
例えば、ベランダの手すりのこの茶色くなった部分。
このようなサビは「赤サビ」と呼ばれるサビです。
そう、サビにもいろんなサビがあるんです。
今回は、発生してしまうと厄介な赤サビについて、塗装で抑える方法をご紹介します。
サビの種類
そもそもサビ(錆)とは、金属の表面で水と酸素が化学反応を起こして酸化する、いわゆる腐食のことを言います。
一般的にサビや錆びる対象は、鉄を想像しますが、アルミや真鍮、銅などにもサビが発生します。
またサビと一口に言っても、下記のようにいろんな種類がのサビがあります。
赤サビ
赤みを帯びた茶色っぽいさびは赤サビと呼ばれています。住宅では、金属部分に発生しやすくサビによって穴が開いたりボロボロになって強度が落ちたりしてしまうため、劣化症状の1つに数えられます。
白サビ
アルミや亜鉛などの表面にできる白っぽいさびは白さびと呼ばれます。
サッシなどのアルミが使われている場合は、結露が起こりやすいため白さびが発生しやすい場所です。水分をこまめにふき取ることで発生を防げます。
黒サビ
黒サビは赤サビなどとは違い、発生に水分が関係しないサビです。フライパンなどが高温になることで発生します。
黒サビは酸化皮膜が正式名称で、黒サビ発生すると赤サビが発生しなくなります。
青サビ
銅の表面にできる緑青(ろくしょう)は、表面に塩分や水分が付着することで発生します。
一般住宅では使われることがほとんどない効果な銅屋根に生えている緑青は、銅自体を守っているため無理に落としません。
赤サビは塗装で抑制できる
赤サビは、金属を腐食させ強度を低下させるため、発生を抑制することが大切です。
金属を建材として使う場合、サビが発生しないように表面を塗膜で覆っています。しかし、紫外線などにより塗膜が劣化すると金属と水(雨)や酸素が触れてサビができてしまいます。
塗膜が劣化したら、しっかりとサビを落として、新しい塗膜をつけなおします。その際には下記にように金属の塗装に特有にさび止め塗装を行います。
下地処理
サビ止め塗装は下地処理が重要です。
サビがついた表面をしっかりケレン(研磨)して落としていきます。
さび止め
サビ止め塗装では、下塗りにさび止め塗料を使うことが特徴です。
さび止め塗料をしっかり入れることで、新たなサビの発生を抑制します。
中塗り・上塗り
最後に中塗り・上塗りとトップコートで仕上げます。
美観性もアップして、サビも抑制できるさび止め塗装は、定期的に行うことで金属部を長く使用することができるようになります!
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