屋根塗装で水性塗料はアリ?塗料の種類と選び方について l塗り達
2024年10月11日 公開
屋根は外壁に比べて、紫外線や雨による影響が大きく劣化のスピードが速いといわれます。
屋根塗装においては、各メーカー屋根用塗料というと油性塗料が多いので、ひょっとして油性塗料しかない?と思ってしまうかもしれません。
水性塗料は使えないのでしょうか?
今回は屋根塗装で水性塗料は使えるのか?塗料の選び方について解説します。
水性塗料と油性塗料の違い
塗料にはいろいろな種類があり、いろいろな分け方があります。
「水性塗料」と「油性塗料」と大きく2つに分ける方法では、希釈に水を使うのか溶剤を使うのかが大きな違いになります。イメージとしては水性ペンと油性ペンです。使い方も持ちも違ってきます。
水性塗料 | 油性塗料 | |
耐久性 | ○ | ◎ |
安全性 | ◎ | ○ |
臭い | ◎ | × |
扱いやすさ | ◎ | △ |
価格 | ◎ | ○ |
水性塗料はにおいが少なく、近隣への影響も少ない塗料です。またDIYでもよく使用されるように扱いやすい塗料といえます。
油性塗料は耐久性が高いですが、溶剤独特ににおいがあること、水性塗料に比べると費用が高くなっています。
屋根塗装には油性塗料?水性塗料?
屋根塗装では油性塗料しか使えないでしょうか?
結論から言うと、屋根塗装でも水性塗料は使用可能です。
屋根塗装で水性塗料を選ぶ際にはいくつか注意点があります。
屋根塗装で水性塗料を使う際の注意点
屋根塗装で水性塗料を使う際に注意したいことはずばり「雨」です。
塗装では塗った後しっかりと乾燥させる必要がありますが、この時雨が降ってしまうと水性塗料は簡単に流れてしまうのです。
塗装工事では天候を読みながら工程を進める必要があります。これは水性塗料に限らずです。
油性塗料よりも水性塗料が流れやすいため、工事中の雨には十分に気を付けて施工する必要があります。
屋根塗装でも水性塗料は使える!
屋根塗装でも水性塗料は使えるのか?についてお話ししました。
最近は塗料の性能もかなり上がっていて、油性塗料と同じくらい耐久するものも販売されています。
塗装工事は塗料も大切ですが、何より大切なのが質の高い正しい施工です。
性能の良い高額な塗料を使っても、雨の中施工したり乾燥が十分できていなかったりと正しくない施工を行えば、高い耐久性は期待できないからです。
質の高い塗装工事で、塗料の性能を最大限発揮できるように塗装工事は質の高い工事ができる専門店をおすすめします。
塗り達は、エスケー化研、アイカ工業、スズカファインの3社に認定され、メーカー責任施工を行っています。1社だけ行っている会社は多いですが、3社行っているところはあまりありません。公共工事などの塗装も多く手がける塗り達にぜひ大切なご自宅をお任せください!