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外壁塗装と屋根塗装 どちらが先に行う? l塗り達

2024年10月26日 公開

お家の外装メンテナンスといえば、外壁や屋根、サッシ廻り等いろいろありますが、とりあえず一か所だけ!となった際にはどこから行えばいいのでしょうか。

特に塗装工事では、高額な費用がかかるため、一度に行うのは難しい!という場合もあるかもしれません。

今回は、外壁と屋根のメンテナンス、どちらを先に行うべきかについて解説します。

外壁と屋根のメンテナンスはどちらから?

「外壁か屋根か、どちらの塗装工事からする方がおすすめですか?」

答えは「屋根」です。

その理由は、

  • 外壁よりも屋根のほうが劣化スピードが速い
  • 雨漏りの直結する可能性が高い

からです。

塗り達 施工事例

屋根は普段生活しているときには見えにくいため劣化がわかりにくい場所ですが、色褪せやコケなどがあったり、塗膜が薄くなっていることが多い場所です。

スレートの場合、塗膜がないとどんどん屋根材が雨を吸ってしまうので、劣化が加速度的に早まります。

金属屋根でも、錆の発生や、サビからの穴あきといった無視できない劣化症状が起こるため、やはり塗装工事は早めに行った方がよいでしょう。

屋根からメンテナンスをした方がいい理由

屋根は劣化が進みすぎると、塗装ができないケースもあります。

劣化があまりに進行していると、塗装工事をしても長く持たないため、意味のない工事になってしまうからです。

その場合、塗装工事よりも大掛かりなカバー工法や、葺き替えなど、屋根工事をすることになってしまいますが、費用は塗装工事よりもかかってしまいます。

費用がないという理由で工事を先延ばしにするともっとお金がかかってしまうこともあるので、メンテナンスは計画的に行いましょう。

それでもやっぱりお家まるごと塗装がおすすめな理由

外壁か屋根か、どちらから工事をするべきかといわれれば屋根からがおすすめですが、それでもやはり外壁と屋根同時に行う方がメリットは大きいでしょう。

足場代が一回分で済む(費用の削減)

外壁塗装でも屋根塗装でも、足場は必ず組みます。

足場代は戸建て住宅でおよそ20万円以上かかりますが、1回立てれば少々工事期間が長くなっても費用は変わりません。

そのため、組んだ足場を利用して、外壁も屋根も一気に工事してしまうほうが、別々に2回組むより費用が抑えられるのです。

次回のメンテナンス計画が立てやすい

外壁と屋根を別々にメンテナンスすると、次回のメンテナンスもバラバラに行うことになるケースが多いでしょう。

塗装工事は、塗膜の劣化を新しくし、建材を保護することが目的ですが、どちらかの劣化を待っていると遅すぎたり、逆にまだまだきれいな塗膜をつけなおすともったいない結果になってしまうからです。

外壁塗装と屋根塗装はセットで行うことがおすすめです。

工事や費用のご相談はお気軽に塗り達まで!

 

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