外壁の幕板とは?役割や特徴を解説 l塗り達
2024年12月5日 公開
外壁の幕板は、何のためにあるかご存知ですか?

そもそも、幕板とは、1階と2階の境い目などに設置される横長の板のことで、サイディングボードの住宅によく見かけられます。
今回は外壁の幕板について役割や特徴を解説します。
外壁の幕板とは
外壁の幕板は、主に美観目的で設置されます。
サイディングボードの場合、何枚ものボードを貼り合わせて外壁材としていますが、日本窯業外装材協会によると、長さは3,030mm、1,820mmが主流となっています。
住宅の1階部分は床から天井までの高さが建築基準法で2.1m(210cm)以上と決められているため、最低でも2m以上は縦の長さがあります。
2階建ての場合、サイディングボードの長い辺を縦にしても、1階から2階の途中で終わってしまうため、最低でも2枚を縦に重ねて張る必要があります。
この時に1階部分と2階部分のつなぎ目を隠す美観目的で設置されるのが幕板です。

幕板を設置するメリット
幕板を境に色を変えたり、ボードの種類を変えたりしても、見栄えが良くすっきりした印象になります。
また幕板に締め色を使うと、メリハリが出てよいアクセントになります。
幕板を設置するデメリット
幕板は付帯部と呼ばれる部分に相当します。
当然経年劣化があるため、設置している場合は塗装などでメンテナンスを行う必要があります。
また、幕板と外壁の隙間から雨漏りすることがあるため、雨漏りの症状が見られたら、シーリングの打ち直しなどのメンテナンスも必要になります。

幕板のメンテナンスも外壁塗装と一緒に行いましょう
外壁の幕板について解説しました。
飾りとしての役割が大きいですが、設置していることで隙間から雨漏りすることもあるため、メンテナンスは必要です。
1階と2階の間と高所にあるため、外壁塗装と一緒に足場を使って塗装を行うことがおすすめです。
幕板など付帯部のメンテナンスも塗り達にご相談ください!









