屋根塗装の失敗事例3選 具体例を知って納得の工事をしよう
2025年2月16日 公開
屋根塗装はおよそ10年に一度行うお家のメンテナンス工事です。
工事をする方は、ほとんどが初めて、または2回目の工事であるなど、あまり身近ではない工事といえます。
費用も高額なため、失敗なく終わりたいですよね。
そこで今回は、屋根塗装のよくある失敗例を3つご紹介します。原因や対策も掲載していますので参考にしてみてください。
屋根塗装の失敗例①塗装後すぐにはがれてきた!
屋根塗装に使う塗料は、ウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などがあります。最近ではシリコン塗料以上のグレードを使うことが主流になっており、耐久年数はおよそ7~10年以上となっています。
高耐久な塗料を使ったのにもかかわらず、塗装後わずか数年ではがれてくる早期剥離が失敗例の1つ目です。
高耐久な塗料が早期剥離を起こす原因は、
- 下地調整が不十分
 - 塗料の扱いが不適切
 - 乾燥時間が十分でない
 
など正しい手順を守っていない施工不良です。
塗料の扱いや乾燥時間は塗装を専門にしている施工店なら常識なので、優良店ならまず間違いなく起きない失敗といえます。
塗装工事を専門としていない業者による施工では、これらの知識がないためただ色を塗り替えただけの工事になってしまうケースがあります。
正しい施工ができる塗装工事の専門店を選びましょう。
屋根塗装の失敗例②塗装後雨漏りすぐに雨漏りが発生した!
スレート屋根の塗装で、塗装後すぐに雨漏りが発生するケースがあります。
この失敗は、スレート塗装後の縁切りを行っていないというもの。
スレート屋根は薄い板状になった屋根材を重ねて葺いており、雨はスレートの屋根材の隙間を通って流れ落ちるようになっています。
この隙間は塗装を行うことによって塗料でふさがってしまうため、スレート屋根の塗装の場合は必ず縁切りという隙間を開ける作業が必要になります。

縁切りを行っていないと隙間がふさがり、屋根の下に雨が溜まって雨漏りにつながってしまうのです。
縁切りは塗装後にカッターで塗膜に傷をつける方法なので塗膜が痛みやすく、最近では下塗りの後にタスペーサーと呼ばれる隙間を確保する部材を入れる方法が主流になっています。

スレート屋根の塗装ではタスペーサーを使うことが常識です。もしご自宅の屋根がスレートなら、施工前の打ち合わせでタスペーサーが見積に入っているか、工程の中に組み込まれているか確認してみるとよいでしょう。
屋根塗装の失敗例③思っていた色と違った!
屋根塗装は外壁と同じく、新しい屋根の色を選ぶことができます。
これまでと同じ色で塗装することもできますが、外壁に合わせてカラーチェンジしたり、前から気になっていた色をチョイスすることも可能です。
屋根の全貌は地上からは見えませんが、あまりに奇抜なカラーにすると周辺から浮いてしまったり、イメージと違った!!と後悔してしまったりすることも。
屋根塗装のお色選びは、
- 気になったカラーリングの家をいくつか見つけておく
 - 施工店と色の打ち合わせを入念に行う
 
等の方法を取りましょう。
施工店の中には、カラーシミュレーションを用意している店舗もあります。もしカラーシミュレーションができる施工店ならぜひ活用して納得の色選びをしましょう。

屋根塗装の事なら塗り達まで!
屋根塗装の施工よくある失敗例をご紹介しました。
塗装工事は塗装技能士という国家資格もある専門的な工事です。
リフォーム業者や家電量販店でなどでも工事の取り扱いがあることがありますが、正しい施工手順を熟知している塗装専門店での施工がおすすめです。
塗り達は、社長をはじめ一級塗装技能士が在籍する塗装工事専門店です。

在籍する職人はいずれも塗装工事を専門に行っているプロばかり、担当者も日々塗装工事の勉強をしている専門家ですので、大切なご自宅を安心してお任せいただけます。
屋根塗装のことなら塗り達まで!お気軽のご相談ください。
 








