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屋根塗装で刷毛を使うケースは?部位別の道具の使い分け

2025年5月21日 公開

 

屋根塗装では、屋根材のほかに板金や外壁との取り合い(境い目)などいろいろな場所を塗装し、美しく仕上げます。

ただ色を付けているわけではなく塗膜で屋根を保護するため、塗り残しや凸凹があると耐久性にかかわってきます。

今回は屋根塗装で使う塗装道具や、道具の使い分けについてご紹介します。

細かい部分まで丁寧に仕上げる職人技を、ぜひご覧ください。

屋根塗装で使う道具

屋根塗装では、次のような道具を使います。

ローラー

塗り達 施工事例

スレートや金属屋根など凸凹が少なく広い面を塗る際にはローラーが活躍します。

塗料を含ませて一気に塗装をしていきます。

ローラーはいろいろな幅や大きさのものがあるので、塗りたい場所に合わせて使い分けます。

塗り達 施工事例

 

刷毛

広い面はローラーで塗装し、板金との境や外壁との取り合いなど細かい部分は刷毛を使うこともあります。

こちらは屋根板金の細かい部分を刷毛で仕上げています。

スプレーガン

屋根材によってはスプレーガンを使うこともあります。

ガンを使うと塗料を細かい粒子にして飛ばすことができ、表面が滑らかな仕上がりになります。

目的や部位によって道具を使い分けるメリット

屋根塗装でも3種類の道具を使い分けて塗装していることがわかりました。

道具を持ち帰ることは手間だと感じてしまうかもしれませんが、目的や部位によって適切な道具をえらうことによって、

  • 仕上がりが美しくなる
  • はみだしや塗料の飛散によるやり直しの手間を省ける

といったメリットがあります。

細かい部分まで丁寧に仕上げることをモットーにしている職人はたくさんいます。ただ塗装するのではなく、美しく丁寧に仕上げることで、結果的に塗膜が均一に密着し、耐久性もよくなります。

耐久性の高い美しい屋根塗装なら、塗り達にお任せください!

2025年11月3日 更新!

外壁塗装の剥がれを放置すると起こるリスクとは?補修方法も解説

2025年11月3日 公開 外壁の塗膜は時間の経過とともに経年劣化を起こします。 その劣化症状の1つが外壁塗装のはがれです。 外壁を保護している塗膜がはがれると、様々なリスクが生じます。そのため剥がれは放置せず、早めに手を打つことが必要です。 今回は、外壁塗装の剥がれを放置していると起こるリスクや、はがれの補修方法について解説します。 目次外壁塗装の剥がれによって生じるリスク雨漏り美観性・資産価値の低下建物寿命を縮める外壁塗装の剥がれの補修方法外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装の剥がれによって生じるリスク 外壁塗装の剥がれによるリスクを次の通りです。 雨漏り 外壁塗装でできる塗膜は、外壁内部や外壁材に雨が侵入しないようにしています。 そのため剥がれを放置していると、剥がれた部分からの雨漏りリスクが高くなります。 美観性・資産価値の低下 外壁の塗膜のはがれは美観性を損ねます。 特に濃色の塗料を使っている場合は、はがれが目立ちやすく、はがれが密集していると劣化が目立ちます。 建物寿命を縮める 剥がれによって雨漏りが生じると、躯体の腐食などによって耐震性や耐久性など建物の寿命に影響を与えます。 日本住宅の多くは木造住宅ですので、雨漏りは建物の寿命を縮める、もっとも警戒すべき損傷です。 外壁塗装の剥がれの補修方法 外壁塗装のはがれは、はがれている塗膜を含め古い塗膜を完全に除去してから再塗装を行います。 大きくはがれている場合はスクレーパーなどをつかいはがしていきます。または金たわしなどでケレンを行います。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 剥がれている部分を除去した後、凹凸が多い場合は左官などで補修し、下塗り・中塗り・上塗りと各塗装工程を丁寧に行います。 外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁の剥がれは放置してもリスクが増すばかりなので、早期補修が大切です。 また剥がれの原因が施工不良であるケースもあるので、正しい塗装工事ができる施工店でメンテナンスを行いましょう。 外壁塗装のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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2025年10月31日 更新!

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