屋根塗装で断熱効果がある?塗料の選び方やメリットを解説
2025年6月14日 公開
屋根塗装に使う塗料には、さまざまな効果を持つものが販売されています。
遮熱塗料や断熱塗料と呼ばれる塗料を使うとどんな効果があるのでしょうか。

今回は断熱効果が期待できる塗料のメリットや、塗料の選び方について解説します。
遮熱塗料・断熱塗料とは?
遮熱塗料や断熱塗料とは、塗料に遮熱性や断熱性を持たせた塗料を指します。
遮熱塗料
太陽光を高反射させ、熱ダメージを軽減する効果がある塗料です。屋根から入ってくる熱を軽減できるため屋根裏の温度上昇を抑制したり、室内の温度が上がるのを防ぐ効果も期待できます。

断熱塗料
断熱塗料は、外からの熱だけではなく内側の熱が移動することも抑制する熱伝導率を下げる効果がある塗料です。そのため夏は暑くなりにくく、冬は室内の暖かい空気が逃げにくいとされています。
断熱効果を高める方法
遮熱塗料も断熱塗料もお家の構造や断熱材の有無によって思ったより効果がないと感じることもあるようです。
そのため、確実に屋根の断熱効果を高めたい場合は断熱材を入れる工事を行うことがもっとも効果的といえます。

また、遮熱塗料や断熱塗料は選ぶ色によっても効果が違います。
黒と白を比較した時、黒い色のほうが熱を吸収しやすいことは皆さん実感としておもちかもしれません。
塗料も同じく濃い色のほうが熱を吸収しいやすいので、より効果を高めたいなら淡い色を選ぶことがおすすめです。
工場などの板金屋根が白やグレーが多いのは、遮熱効果を高めるために一番効果が期待できる白を選んでいるからなんです。
塗料を選ぶ際には価格と性能のバランスを考慮しましょう
屋根塗装で使う塗料にはいろいろなグレードがあり、性能がよく耐久性が高いほど価格も上がります。
また各グレードに遮熱効果などを付加した塗料があり、たくさんの種類があるため選ぶときにとても迷ってしまうかもしれません。
塗料を選ぶ際には、
- 耐久年数(どれくらいもたせたいか)
 - 価格(予算は?)
 - 付加する効果(例えば日がよく当たり室内が熱くなるため遮熱効果のある塗料を使いたいなど)
 
のバランスを考慮することが大切です。
もうすぐ建て替え予定があるのに15年も耐久年数がある塗料は不要かもしれませんし、断熱材をしっかりと入れている屋根であれば塗料による効果はあまり感じられないかもしれません。
塗料選びに迷ったらぜひ塗り達にご相談ください。
 








