屋根の劣化症状とは?塗装の時期のサインを見逃さないポイントについて
2025年7月10日 公開
お家の屋根、どんな状態になっているかご存知ですか?
屋根は外壁などに比べると、見えにくく普段から劣化状態に気を配っているという方は少ないかもしれません。
屋根は塗装でメンテナンスが可能ですが、あまりに劣化が進行すると雨漏りが発生したり、塗装工事ではどうすることもできない状態になってしまうこともあるので、塗装時期のサインを見逃さないことが大切です。
今回は普段はあまり気にしない屋根の劣化症状や塗装時期のサインを見逃さないためのポイントを解説します。
屋根の劣化症状とは
屋根の劣化症状には次のようなものがあります。
色褪せ
塗膜が薄くなり、色がうすくなっています。
色褪せしているということは塗膜が薄くなってい屋根の保護膜がなくなっている状態です。見た目だけではなく屋根材がむき出しの状態になっているため、雨や紫外線によってさらに劣化が進行します。
カビ・コケの発生
塗膜の機能が低下すると、雨をはじくことができなくなり屋根がいつも湿っている状態になります。
湿った屋根はカビやコケの大好物。太陽光にあたっていてもどんどん繁殖してしまいます。
めくれ・割れ
塗膜の劣化によって屋根が保護できない状態が続くと、雨を吸い込み乾くの繰り返しで内側からどんどんもろくなります。
少しの衝撃で割れてしまったり欠けてしまったりするなど、かなり劣化が進行した状態といえます。
サビ
金属屋根は塗膜が薄くなることで、屋根全体がサビの発生のリスクを持っています。
スレートなどそれ自体はさびない材質であっても、塗膜の劣化によってテレビのアンテナなどのもらいさびが発生するようになります。
板金の破損・欠損など
こちらは塗膜の劣化ではありませんが、袖板金など板金部分が強風で飛ばされたりしてなくなってしまうことがあります。
隙間をカバーするように付けられているのが板金なので、カバーがなくなると雨漏りにつながります。
屋根の点検をするタイミング
屋根の劣化症状は、地上からはなかなか確認しづらく、ご自分では気づけないことが多い症状ばかりです。
屋根の点検は高所作業で危険なため、ご自分では行わず屋根の工事ができる専門店に点検依頼をするのがおすすめです。
点検の依頼は基本的にはいつでも可能ですが、築後10年ころまでには一度どんな状態か確認してもらうとよいでしょう。
また、
- 真夏の日差しが一段落したころ
- 厳しい寒さが過ぎたころ
- 台風や強風のあと
など季節の変わり目がおすすめです。
台風など悪天候の後は、板金の欠損など屋根に大きな損傷がある場合があるので、落ち着いたころに点検を依頼しましょう。
屋根の点検・塗装は塗り達まで!
屋根の劣化症状について解説しました。
屋根に関しては、お車の車検のように決まった時期に法的な点検が必要ではありませんので、ご自身でメンテナンス計画を立てる必要があります。
屋根の状態を把握しておくと塗装計画などを立てやすいので、まずは屋根点検をご依頼ください。
塗り達ではドローンを使った屋根点検と塗装工事・屋根工事など屋根のメンテナンスを一括で承っています。
屋根のことなら塗り達にお任せください!