雨漏り発生のサインはここにでる!早期発見のためのポイントも解説
2025年9月27日 公開
雨漏りは、早期発見・早期補修が大切です。
しかし雨漏りは、起こっているのがわかりづらいことが特徴でもあります。
雨漏りが起こったら、すぐにわかる場合と、わかりづらいサインしか出ない場合があります。注意したいのはわかりづらいサインで刻々と進行する雨漏りです。
そこで今回は雨漏り発生のサインについて、場所や症状を解説します。早期発見のためのポイントも合わせてご紹介するので最後までぜひご覧ください。
目次
雨漏り発生のサイン
雨漏りの発生サインは次のような場所に現れます。
天井
室内の天井に水のシミが現れたら雨漏りのサインです。水が落ちてくるところまではいかなくても、確実に水がしみてきているのがわかります。
壁紙
室内の壁紙(クロス)の異変も見逃せません。ヨレやはがれ、カビの発生などは外壁の中で雨漏りが起こっているときのサインです。
床板
躯体にまで水が回ると、腐食によって床板が傾いたり軋みが激しくなるなどのサインが現れます。
サッシ廻り
台風や強風の雨の時だけサッシの内側が濡れるという場合も、雨漏りの可能性があります。天気に関係なくサッシの内側に水滴がつく「結露」とよく似ていますので、見逃さないようにしましょう。
外壁
実は外壁の剥がれも雨漏りサインであるケースがあります。経年劣化によるシーリングの隙間からの雨漏りなどで外壁の内側に水が回ると、塗膜がはがれることがあります。室内のクロスにも異変が起きますが、外側の外壁にも目を配りましょう。
室内の空気・覚えのない水音
目に見えるサインではありませんが、いつも生乾きのようなにおいがする、かび臭い、覚えのない水音などの場合も見えない部分で雨漏りが進行しているサインであることがあります。
思い当たる水音やにおいの発生源がないのに続くようであれば、外壁や天井裏の雨漏りを疑ってみましょう。
雨漏りの早期発見が重要な理由
雨漏り発生のサインは、わかりづらくても確実に表れてきます。しかしサインを見逃していると、どんどん雨漏りは進行していきます。
症状が一時的に収まったように思えても、修理をしない限りはお家をむしばんでいきますので、おかしいな?と思ったら雨漏り調査を依頼しましょう。
雨漏りサイン早期発見のポイント
雨漏りサインのいち早く気付くためには次のポイントに気をつけましょう。
室内の異常に目を配る
普段生活している空間で、なんとなく気になっていたけど見ないふりをしていた、というようなクロスのヨレなども定期的にチェックできるよう、こまめなお掃除やお片づけを行いましょう。
お家の外観に異常がないか定期的に観察する
毎日見るお家の外観に、「ん?」と思う違和感がないかチェックします。毎日念入りにというのは難しいかもしれませんが、半年に1度など定点観測を行います。古くなったから仕方がないとスルーせず、外壁のはがれ等が集中している場所があれば雨漏り点検を依頼してみましょう。
台風や悪天候後も念入りにチェック
台風や悪天候後には、屋根の一部が飛んだりして雨漏りが発生しやすくなります。
庭に見たことのないものが落ちていたり、大きな音を聞いたり、いつもと違うことがあれば念のため屋根点検を依頼してみましょう。
写真のような板金が台風で飛ばされると、現れた隙間から雨漏りが起こります。屋根の上は高所で危険なため、ご自分では上がらずに必ずプロのご依頼ください。
雨漏り点検・屋根点検は塗り達!
見逃しやすい雨漏りサインについて解説しました。
こんなサインがあるんだ~と知っているだけで、早期発見に一歩近づけます。
おかしいな?雨漏りかな?と思ったら、お早めに点検依頼をしましょう。
ご相談はお気軽に、塗り達までご連絡ください!