屋根塗装でできる水ぶくれの原因とは?
2025年10月21日 公開
塗装工事では、施工の手順やルールに気を付けて行うことが大切です。
知識不足や手抜き工事のため、施工不良になることもあるからです。
今回は屋根塗装後にできる水ぶくれについて、原因や対処法を解説します。
屋根塗装で水ぶくれができる原因
塗装工事後に水ぶくれのようなものができることがあります。
実は施工不良のケースも多く、施工方法やルールを順守することで回避できます。
施工不良を含め、水ぶくれができる原因には次のようなことが考えられます。
下地に水分蒸発によるもの
屋根材が水分を含んでいる状態で塗装をすると、密閉した状態となり、下地の水分が蒸発する際に塗膜を押しあげて水ぶくれのようになることがあります。
乾燥時間の不足
下地の含まれる水分のほか、下塗りや中塗りなど塗装工程の途中で十分に乾燥できていない場合、塗料の水分が抜けられず水ぶくれを起こすことがあります。
塗料の取り扱いに不備があった
塗料は使う前に希釈(薄めて)します。
希釈率を誤ってしまった場合、施工不良となり水ぶくれの原因となることがあります。
また雨の日や湿気の多い日に塗装してしまった場合、塗料に余分な水分が混ざり水ぶくれとなってしまうケースがあります。
水ぶくれができてしまったら
もし水ぶくれを発見したら、どうすればよいでしょうか?
塗装直後(1、2年)で水ぶくれが発生してしまったら、施工不良が考えられます。
塗膜に閉じ込められた水分や空気を抜いて、補修を行う必要があるためまずは施工店に連絡しましょう。