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屋根の材質によってかわる屋根塗装のポイントとは?

2025年11月12日 公開

日本瓦以外の屋根材は、塗膜の劣化を塗装でメンテナンスすることができ、定期的に行うことで屋根の耐久性がアップします。

そんな屋根塗装においては、屋根の材質によって塗装の際に気を付けるポイントがあることを知っていますか_

今回は屋根材別の屋根塗装のポイントをご紹介します。

屋根塗装とは

屋根塗装とは、屋根材の表面の劣化した塗膜をつけなおす作業です。

屋根塗装を行うことで、屋根材を守る塗膜が新しくなり屋根材はもとより、お家全体の耐久性をアップさせることが期待できます。

屋根塗装では、

  • 高圧洗浄
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り

などの工程を経ておよそ10日ほどかけて完成します。

塗装工事は、単に色を塗り替える作業ではなく、下地に合わせた塗装を行うことによって、耐久性と質の高いメンテナンスとなります。

屋根材別の屋根塗装のポイント

耐久性の高い塗装工事を行うためにはいくつかのポイントがあります。屋根材別にみていきましょう。

スレート

スレートは粘板岩に繊維を混ぜ薄い板状にした屋根材で、軽量・カラーバリエーション・耐久性・施工の手軽さなどから人気のある屋根材です。

塗り達 施工事例 

スレート屋根の塗装では、タスペーサーを使って縁切りを行うことが特徴的です。

薄い板状のスレートは塗装によって隙間がくっつき、雨が流れ落ちる道をふさいでしまうことがあります。

出られなくなった雨水が内部にたまると、傷みや雨漏りの原因となり得るため、隙間を確保するためにスレートとスレートの間にタスペーサーを差し込みます。

金属屋根

金属屋根の劣化症状で最も気をつけなければいけないのがサビの発生です。

サビは金属の腐食ともいわれ、放置すると穴あきなどの原因となります。

金属屋根では、下塗りの際にさび止め塗装を行うことが必須です。

屋根 サビ止め

下塗りにさび止め塗料を使うことで、新たなサビの発生を抑制し、金属屋根の耐久性をアップさせます。

モニエル瓦

洋瓦などとも呼ばれるモニエル瓦は、セメントと着色料を混ぜたスラリー層という着色の層が表面にあります。

塗り直しを行う際には、このスラリー層を完全に除去してから新たな塗膜を付ける必要があります。

屋根塗装で行う普通の高圧洗浄では落ち切らないため、ノズルを変えてトルネード洗浄を行います。

通常の高圧洗浄よりも威力の高い洗浄方法で、スラリー層を除去し塗装を行うことで塗膜の密着力が高まります。

 

屋根塗装の事なら塗装専門店の塗り達!

屋根塗装は、下地の状態や素材によって耐久性アップのためのポイントがあります。

どんな屋根でも同じように塗るのではなく、専門店ならではの視点で屋根塗装をご提案いたします。

屋根塗装のことなら、塗装専門店の塗り達にご相談ください!

 

 

 

 

2025年11月10日 更新!

屋根工事にはどんな種類がある?戸建て住宅の屋根工事を解説!

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2025年11月8日 更新!

屋根塗装を安く行うには?やってはいけない方法も解説

2025年11月8日 公開 屋根塗装は高額な工事費用がかかります。 またお家の外装のメンテナンスは屋根だけではなく、外壁や防水工事なども並行して行う必要があるので、少しでも安く抑えることができればうれしいですよね。 しかし、安さだけを求めてしまうと施工品質に心配が残ることも。 本記事では屋根塗装を安く行うためのポイントや、安くするために行ってはいけない方法について解説します。 目次屋根塗装を安く行うためのポイント適切な時期に工事を行う塗料のグレードをおさえる外壁塗装とセットで行う屋根塗装を安くするために行ってはいけない方法塗りの回数を減らす・塗料の希釈率を守らない足場を組まない施工実績や事例の少ない自社開発の塗料などを使う屋根塗装のお見積り・ご相談は塗り達まで! 屋根塗装を安く行うためのポイント 屋根塗装の工事費用を安く抑えるためのポイントを見ていきましょう。 適切な時期に工事を行う 屋根塗装は劣化した塗膜をつけなおす工事です。塗膜を新しくすることで屋根材の耐久性を高め、雨漏りなどのリスクを軽減します。 しかし劣化が進行しすぎると、塗装工事ではメンテナンスができなかったり、すでに雨漏りが起こって雨漏り補修などのダ規模修繕が必要になることがあります。 屋根工事になると塗装工事の倍やそれ以上の金額・期間がかかってしまうこともあります。また雨漏りの進行によって躯体の強度に影響が出てしまうこともあります。 屋根のメンテナンスはおよそ10年に一度必要といわれるので、劣化を放置せず適切な時期にメンテナンスを計画しましょう。 塗料のグレードをおさえる 屋根塗装で使う塗料には塗料の成分によってグレードが分かれており、耐久年数が長くなるほど価格の高くなります。 グレードの高い塗料を選ぶと、次の塗装を行うまでに期間を長くすることができますが、その分費用も掛かります。 15年や20年持つ塗料は必要ないのであれば、塗料のグレードを抑えることで費用も抑えられますので、見積時に施工店に何パターンか見積を依頼しましょう。 外壁塗装とセットで行う お家の外装メンテナンスは屋根だけではありません。 外壁や防水工事などもおよそ10年でメンテナンスが必要といわれるため、屋根と同じくらいの時期に工事を行う必要が出てきます。 例えば屋根塗装と外壁塗装を別々に行うと、工事の回数分足場を立てる費用も必要になってしまいます。 同時期に塗装をすれば、屋根と外壁2つの工事で足場を使うことができ、足場費用が1回分で済みます。 トータルで見ると何度も足場を立てて工事を行うよりもコストが押さえられるのでおススメの方法です。 屋根塗装を安くするために行ってはいけない方法 屋根塗装工事の費用を抑えるために次のような方法は、耐久性や品質にかかわるためおススメできません。このような方法を提案してくる施工店にも注意しましょう。 塗りの回数を減らす・塗料の希釈率を守らない 屋根塗装では最低でも下塗り1回・上塗り2回の3回塗りが必要で、それぞれ下塗り材・上塗り材の塗料代も必要です。 塗料代や人件費を削るために、下塗りをぬいたり、上塗り塗料材を規定よりも薄めて使うなどの方法は耐久性が保証されません。 塗装工事は見た目を美しくする以上に、屋根材を守る耐久性が重要になります。 10年持つといわれていたのに、たった2,3年ではがれてくる施工不良になる方法は、工事費用が安く抑えられてもおすすめできません。 足場を組まない 屋根塗装は高所作業のため足場の設置は不可欠です。 しかし戸建て住宅で足場を組むためには20万円くらいの費用が必要です。 そのため、足場を利用せずはしごや脚立で工事を行う方法を希望される場合がありますが、職人の安全面や作業効率・仕上がりのためにもプロの施工店では足場を必ず必要とします。 塗料飛散やケガなどの面からも足場代を削る方法はおすすめできませんので、足場なしで工事できます!という施工店にも注意しましょう。 施工実績や事例の少ない自社開発の塗料などを使う 塗装工事では、耐久年数10年や15年などの塗料を使い、工事後長い期間屋根を守ります。塗料メーカーは多額に費用をかけて開発・製造しており日々改良されていますが、どんなに高耐久・高品質をうたっていても、実際に15年持った施工事例がない塗料の品質は眉唾物です。 高耐久で品質の良い塗料はそれなりの価格になっています。まれに自社開発の安くてよい塗料があると工事を提案してくる施工店があるようですが、施工実績がなかったりメーカーが不明の塗料を使う工事は一か八かの賭けになってしまいます。 決して安くはない工事費用をかけて工事するなら、施工実績があり耐久性が認められているメーカーの塗料を使用するようにしましょう。   屋根塗装のお見積り・ご相談は塗り達まで! 屋根塗装は高額な費用がかかります。塗料のグレードにより費用は様々ですが、ご希望の耐久年数かつ適正価格で高品質な工事をご希望なら塗り達にご相談ください。 塗り達は屋根塗装・外壁塗装など塗装工事の専門店です。多数の施工事例や公共施設の塗装工事も手掛けるプロに、大切なご自宅の屋根をお任せください!    

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屋根 タスペーサー挿入
2025年11月4日 更新!

屋根塗装の縁切りにはタスペーサーが必須?特徴や使用目的を解説

2025年11月4日 公開 屋根塗装の見積をしたり、調べたりしているとでてくるタスペーサーという言葉、どんなものか知っていますか? タスペーサーとは塗装工事で使う部材の1つで、スレート屋根の塗装工事では使われることが多いものです。 タスペーサーは縁切りと深い関係にあり、屋根塗装には必須という情報も出てきます。 今回は屋根塗装に必須といわれるタスペーサーの役割や特徴について解説します。 目次タスペーサーの特徴と使用目的縁切りとタスペーサータスペーサーは屋根塗装に必須?タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装屋根塗装のご相談は塗り達! タスペーサーの特徴と使用目的 タスペーサーは、株式会社セイムが製造・販売している縁切り材で、プラスチック製で軽量です。 塗装によってふさがってしまう屋根材の隙間を確保するための部材で、大きさは手のひらに乗るくらいのちいさなものです。 塗装工事では塗料で塗膜を付けるため、屋根材すべてを覆ってしまいます。特にスレート屋根の場合屋根材と屋根材が重なっている部分の段差はとてもひくいので、塗膜で隙間がふさがれてしまうのです。 本来この隙間は降った雨が流れて落ちるために必要なものなので、塗膜でふさがってしまうと中に雨が溜まり続け、屋根によってよくない状態が続いてしまいます。 そのため、タスペーサーを使って隙間を確保し、屋根と屋根材の耐久性を高めているのです。 縁切りとタスペーサー タスペーサーが養生するまでは、塗装後にカッターなどで塗膜を切り開く「縁切り」と呼ばれる方法を用いて隙間を確保していました。 しかし、せっかくきれいに塗装した塗膜に傷をつけるうえに、手間と時間が大変かかる作業であったためタスペーサーが開発されて以降は縁切り作業の代わりに、下塗り後にタスペーサーを挿入する方法をとる施工店が増えました。 これらの経緯から、タスペーサーのことは「縁切り材」とも呼ばれます。 タスペーサーは屋根塗装に必須? タスペーサーは屋根塗装に必須という情報を見たことがある方もいるかもしれません。 しかし、すべての屋根塗装で必要というわけではありません。 タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装 前述のように塗膜で屋根材同士がくっついてしまうスレート屋根の場合、縁切りを行うことが必要です。 しかし、そもそも縁切り自体が必要ではない屋根材の場合はタスペーサーは使用しません。 タスペーサーが不要な屋根材とは、例えばモニエル瓦や金属屋根などです。 また、急勾配のスレート屋根も抜けの危険性があるため使用しないことがあります。 どんな屋根塗装でも必須の部材ではありませんので、見積を取る際には注意しましょう。 屋根塗装のご相談は塗り達! 屋根塗装は正しい方法で行うことで高い耐久性が期待できます。 タスペーサーの使用や塗料の選定などは施工店などプロにお任せ下さい! 屋根塗装のことなら塗り達にご相談ください♪    

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