屋根塗装は早朝からは行わない?その理由や塗装工事の注意点とは
2025年12月7日 公開
「屋根塗装は朝から行えるのか?」「何時から工事をするの?」
すでに工事を行っている方は、朝のうち屋根の塗装を行っていない現場を見て疑問に思っていらっしゃるかもしれません。

屋根塗装はある条件をクリアしないと、耐久性にかかわるため工事ができません。
特に早朝、それも冬場の朝は条件クリアが厳しいこともあり、工事開始時間が昼前になってしまう、なんてことも。
今回は屋根塗装を早朝から行わない理由や塗装工事の注意点について解説します。
屋根塗装を行える条件
塗装工事では、気温5度以上・湿度85%未満で雨が降っていないときと、工事できる条件が決まっています。
その理由は水分です。水分が耐久性に大きくかかわってきます。

屋根塗装の耐久性を高めるためには
屋根塗装では、塗装後に塗料を十分に乾燥させることはもちろん、工事の日の湿度は85%未満でなければいけません。
また塗装面が濡れていると剥がれの原因となるため、乾燥するまで待つ必要があります。
そのため、前日が雨だった場合などは屋根が乾燥するまで塗装工事を行うことができません。
早朝は霜が降りていることも
冬の朝は、霜が降りたり夜露で屋根の表面が湿っていることがあります。

その場合も、乾いていない状態なので、乾燥するまで待つ必要があります。
早朝、特に冬場の朝に工事開始が遅くなるのは、乾燥するのを待っているからなんです。
水分以外の塗装工事の注意点
塗料は、屋根に塗られ乾燥することで水分や溶剤が蒸発・揮発し、塗膜となって密着します。
そのため、施工条件となっている気温5度以上は、塗料の乾燥に必要な温度といえます。
もし気温があまりに低すぎると、うまく乾燥せず、ムラができたり密着力が弱くなったりと施工不良を引き起こす可能性があります。
また、雨の日や雨の翌日は、湿度が高く、塗料に余計な水分が混ざってしまう恐れがあります。
希釈率が変わってしまったり、うまく水分と混ざっていないままの塗料で塗装すると。均一な塗膜がつけられず、結果的に全体の密着力が悪くなってしまいます。
そのため、水分と気温には十分に気を配って工事を進める必要があります。
屋根塗装の事なら塗り達!
早朝の屋根塗装は、特に冬場の場合屋根の表面が、夜露などで濡れていて乾燥まで待つ必要があるケースがあります。
今日は工事の日なのに、なかなか作業が始まらないと思ったら、乾燥するのを待っている可能性はあります。
工事中でも疑問や不明点が生じたら、いつでも担当者および施工店にご連絡ください。
屋根塗装の事ならどんなことでも塗り達にご相談ください!









