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外壁塗装に下塗りは必要? I  宇治市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達

現場ブログ 2019.05.10 (Fri) 更新

みなさまこんにちは!
京都市 外壁塗装 屋根塗装 専門店の塗り達です
 
 
外壁塗装の基本工程の一つ下塗りについてこんな疑問はありませんか。
・そもそも下塗り塗装は必要なの?
・3回塗装するなら同じ塗料を重ねたほうが希望通りの色味がしっかり出るのでは?
 
実は下塗り塗料は、上塗り塗料とは全く別の役割があるんです。
簡単にいうと接着剤をイメージしてください。
ひと言に接着剤といっても、木工用、レザー用、金属用など用途が色々ありますよね。
よりよいパフォーマンスを発揮するために、塗料の種類も外壁材や上塗り塗料の種類、劣化の状態により使い分けます。
 
現在のよく使用されている下塗り塗料を大きく分けると3つに分けられます。
機能については基本的には変わりませんが、外壁材の違い・劣化具合により使い分けます。

シーラー水性:浸透性が低いので、劣化の少ない時に使用。
油性:浸透性が良いので、劣化の進んでいる時に使用。
 外壁材・・・サイディングなど
※水性・油性で適した外壁材又は使用できない外壁材があります。
プライマー基本的な機能はシーラーと同じ。
 外壁材・・・鉄・アルミ・ステンレスなど
フィラー基本的な機能はシーラーと同じ。
シーラーやプライマーに比べて粘性があり、ひび割れや凹凸などの隙間を埋める下地調整機能があります。
 外壁材・・・モルタルなど

前回のブログで登場した微弾性塗料は、フィラーにシーラとプライマーの機能を兼ね備えた塗料です。
下塗り塗料をしっかり塗布することで、上塗り塗料が外壁材に浸透するのを防ぎ、色むら等防ぐ役割もあります。
 
外壁の状態がよいので下塗りの工程を省いてもよいと考える方もおられるようですが、
密着性が弱まる→早期に剥がれの症状が出る→結果、思ったより早いサイクルで再塗装を行う
このような事にならないように、十分に検討してくださいね。
 


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