金属屋根の塗装の様子 ー1/2ー
本日は、京都市で施工させていただいた屋根塗装の様子をご紹介します。
金属製の折板屋根(せっぱんやね)です。
塗装がはげ、さびの発生が見られます。
折板屋根というのは、写真の様に台形が連続した凸凹の金属屋根のことをいいます。
工場や、カーポートなどでよく見かけますね。
折板屋根は、
①金属製なので、耐火性が高い
②水はけがよい
③安価である
などのメリットがあります。
一方で、金属製なので夏場は高温になりやすい というデメリットもあります。
今回は、遮熱塗料を使って塗装を行います。
遮熱塗料 とは
その名のとおり、「熱を遮る」効果のある塗料です。
金属製の屋根の真下にある室内は、太陽の熱がこもりやすく非常に高温となります。
遮熱塗料は、屋根にふりそそぐ赤外線を高反射させることで、表面温度の上昇を抑制させ、屋内の熱移動を低減させる効果があるのです。
(関連ブログ:屋根用遮熱塗料 クールタイト)
高圧洗浄できれいにしたのち、下地処理を行います。
マジックロンで研磨して、さびと旧塗膜をはがしていきます。
下地処理をしっかり行うことで、上からぬる塗料の密着性が高まり、持ちがよくなります。
この作業を怠るということは、たとえるならば、前日の化粧を落としていない上から、再度化粧をする感じでなかなか気持ち悪いものです…。
せっかくですから、しっかりとオフしてから、きれいな塗料をぬりたいものです
(つづく)