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《ブリード現象》とは?原因と対処法について

現場ブログ 2020.01.17 (Fri) 更新

今日は外壁塗装・屋根塗装の変色原因”ブリード現象”についてのお話と
その原因にあった対処法、
これまでの外壁塗装・屋根塗装の変色原因を
簡単にまとめてお話をさせていただきたいと思います。
 
 
 
変色その⑤ ”ブリード現象” 
 
 
お家や建物のシーリング材を施してある箇所の周辺が黒色に変色している場合
それはブリード現象が起こっている可能性が高いと思われます。
 
 
ブリード現象
 
 
シーリング材が劣化して”可塑剤”という成分が塗料の塗膜に浸食している現象です。
そして”可塑剤”とは、
ある材料を加工しやすくしたり柔軟性を与えたりする物質の事で
ゴム製品に含まれています。
可塑剤はお家や建物の経年劣化により粘着性を増す性質があり
その為、シーリング材が劣化して粘着性の増した可塑剤が塗膜に浸食し
ゴミが付着しやすく塗装が黒く変色してしまうのです。
 
 
このブリード現象を防ぐには、
施工時にノンブリード性のシーリング材を使用するか、
もしくは外壁塗装・屋根塗装の塗膜に
可塑剤が浸食するのを防ぐ専用のプライマーを塗布するか、
の二つの方法があります。
 
 
 
 
 
 
 
これまでお話ししてきた外壁塗装・屋根塗装が変色してしまう原因を
簡単にまとめます。
 
 
①塗膜の劣化による、色褪せや雨垂れ跡
②カビ・コケ・藻の発生
⓷サビの発生
④施工不備と塗料の不具合
⑤ブリード現象
 
・・・と、
 
お住まいになられている地域や環境によって
外壁塗装・屋根塗装が変色してしまう原因はまさに様々です。
ですが、そのまま放置してしまうと取り返しがつかない程
みなさまの大切なお家や建物自体の劣化を早め
人体への影響も。
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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