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雨仕舞とは? l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達

現場ブログ 2020.07.16 (Thu) 更新

みなさまこんにちは!
京都市 外壁塗装 屋根塗装 専門店の塗り達です
 
みなさま、「雨仕舞」という言葉を聞いたことがありますか?
 
今回は、似ているようで似ていない
「防水」と「雨仕舞」についてお話したいと思います。
 
 
〇●雨仕舞とは?


 
雨仕舞(あまじまい)とは、
雨水が建物内へ侵入するのを防ぐ為の、施工方法です。
 
??それって、「防水と同じじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は全く違う意味なのです。
 
まず、
【防水とは=雨水の侵入を防ぐこと】
平面部分の雨水の侵入を防ぐことを防水といいます。
これには、防水層を形成するための知識が必要です。
 
【雨仕舞とは=雨水を受け流す事】
平面ではなく、傾斜のある場所で、角や隅の部分から住宅内部に雨水が侵入しないように受け流す事です。
これには、水を誘導するための知識が必要です。
 
 
〇●雨仕舞はどこの部分?


 
以下の写真が、主な雨仕舞と防水の部分です。
 

↑屋根です。
 

↑ベランダです。
 
 
〇●雨仕舞が機能しなくなる原因


 
【①施工不良】
具体的には、防水紙を逆に張ってしまうということが、原因です。
雨水は「上から下へ」と流れますので、
防水紙はその反対である「下から上へ」の順で張らないと、
防水紙の継ぎ目から雨水が侵入してしまいます。
 
【②経年劣化】
防水紙が、経年劣化でボロボロに傷んでしまうと、その機能は果たせなくなります。
 
【③強風や落雷】
台風はもちろんのこと、突風やつむじ風程度でも雨仕舞部分が機能しなくなる場合もあります。
 
 
いかがでしたか?
「雨仕舞」と「防水」、
どちらも豊富な専門知識が必要な難しい工事ですので、
工事を行う際は信用のできる業者を選ぶことをお勧めします
 
 


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2025年10月22日 更新!

寒い季節の外壁塗装はできる?施工の注意点を解説!

2025年10月22日 公開 そろそろ11月が近づき、朝晩にヒヤッとした空気を感じることも増えてきました。 寒い季節の外壁塗装について、「冬は工事しない方がいいって聞いた」「工事はできないんでしょ?」といったお問い合わせをいただくことがあります。 外壁塗装工事には工事ができる条件などが決まっています。今回は寒い季節の外壁塗装工事について解説します。 目次寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要 外壁塗装工事の施工には、気温5度以上が必要です。 塗装工事では、液体状の塗料を使って塗装を行います。塗料は乾燥する過程で下地に密着し耐久性を発揮しますので、乾燥のためにはある程度の外気温が必要になるのです。 国土交通省の公共建築工事標準仕様書では、安全や品質確保のための施工の条件や基準を定めており、その中に塗装工事に関する記載もあります。 国土交通省 公共建築工事標準仕様書 より抜粋 18.1.6 施工管理 (1) 気温が5℃以下、湿度が 85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。 ただし、採暖、換気等を適切に行う場合は、この限りでない。 (2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない。 (出典 国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 一般の戸建て住宅は公共建築には該当しませんが、塗装工事を行う場合は上記の施工条件を守って作業するのが基本となっています。 抜粋にあるように、 気温5度以下 湿度85%以上 結露 降雨 の場合は、塗料の乾燥に影響が出るため工事を行いません 冬の場合、気温のほかに湿度や結露などにも注意を払っておく必要がありますが、天気が良く気温も5度以上あれば寒い季節でも外壁塗装工事は可能です。 また冬でも夏でも、雨が降っているときや雨の直後で湿度が高いときなども、工事を行いません。 寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 外壁塗装工事は屋外に工事のため、気温や天候に影響を受けやすい工事です。 そのため、天候によっては工期が大幅に伸びてしまうケースがあることを知っておきましょう。 京都や京都近郊でも寒い季節は氷点下を下回る日が続いたり、結露が発生する期間が長く続くことがあります。 施工品質を守るために、塗料の乾燥に影響がでる天候の場合は作業ができないため、寒い季節の工事は地域により工期が伸びることを考慮して工事の計画を入れましょう。  

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2025年10月21日 更新!

屋根塗装でできる水ぶくれの原因とは?

2025年10月21日 公開 塗装工事では、施工の手順やルールに気を付けて行うことが大切です。 知識不足や手抜き工事のため、施工不良になることもあるからです。 今回は屋根塗装後にできる水ぶくれについて、原因や対処法を解説します。 目次屋根塗装で水ぶくれができる原因下地に水分蒸発によるもの乾燥時間の不足塗料の取り扱いに不備があった水ぶくれができてしまったら 屋根塗装で水ぶくれができる原因 塗装工事後に水ぶくれのようなものができることがあります。 実は施工不良のケースも多く、施工方法やルールを順守することで回避できます。 施工不良を含め、水ぶくれができる原因には次のようなことが考えられます。 下地に水分蒸発によるもの 屋根材が水分を含んでいる状態で塗装をすると、密閉した状態となり、下地の水分が蒸発する際に塗膜を押しあげて水ぶくれのようになることがあります。 乾燥時間の不足 下地の含まれる水分のほか、下塗りや中塗りなど塗装工程の途中で十分に乾燥できていない場合、塗料の水分が抜けられず水ぶくれを起こすことがあります。 塗料の取り扱いに不備があった 塗料は使う前に希釈(薄めて)します。 希釈率を誤ってしまった場合、施工不良となり水ぶくれの原因となることがあります。 また雨の日や湿気の多い日に塗装してしまった場合、塗料に余分な水分が混ざり水ぶくれとなってしまうケースがあります。 水ぶくれができてしまったら もし水ぶくれを発見したら、どうすればよいでしょうか? 塗装直後(1、2年)で水ぶくれが発生してしまったら、施工不良が考えられます。 塗膜に閉じ込められた水分や空気を抜いて、補修を行う必要があるためまずは施工店に連絡しましょう。    

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