見えないところから迫る恐怖~雨漏り編~
皆様が認識されている雨漏りは、水滴が垂れているところを目撃した時点だと思いますが、
実際の雨漏りとは、
「天井から雨が垂れてきたとき」ではなく、
外から建物の中へと雨水が侵入した時点で、雨漏りは始まっているのです
雨水が屋根内部へ侵入し、屋根の内部では抑えきれなくなり、
そこから屋根裏、そして壁の中などをつたって、
やっと、皆様の住居スペースに水滴が落ちてきます。
住んでいる人たちは、そこでやっと「雨漏りだっ!!」と気付くので、
気付いた時には、建物内部の構造体が傷んでいるという残念な状態
傷んでいる箇所を詳しく調査すると・・・
・梁や軒などの木造部分の腐食
・湿った木材の影響でシロアリが発生
・カビの胞子が室内に飛散
といった症状が発生している場合があります。
これらの影響を受け続けていると、家の寿命は縮むだけではなく、
最悪な場合・・・家の倒壊や、カビの胞子による家族への健康被害、
室内の壁紙まで剥がれてくる、
などといった被害も起こってしまいます。
■雨漏りの修理が手遅れになってしまったお話
Aさんのご自宅には天井にカビが生えてきており、
なんとなく気になってはいたが、そのまま放置されていました。
そんなある日、とうとう雨漏りが発生し屋根裏を調べると、
なんと・・・一面カビだらけ!!!
更には、躯体にも影響を及ぼしており、
建物自体の耐久性までひどく落ちてしまっている状況でした。
結果、修理費用は通常の倍以上に膨らんでしまい、
Aさんは
「雨漏りかな?と気になっていたが、特に害も無かったので放置していた」
「最初期になった時点で相談すればよかった」
と肩を落とされているご様子でした。
このようなことが起きない為にも、
少しでも気になることがありましたら、ご遠慮なくお問合せくださいね