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下塗り塗料の種類とは?

現場ブログ 2021.08.21 (Sat) 更新

みなさまこんにちは!!
京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装専門店 塗り達です。
職人ブログでは、塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。

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下塗り塗料について

外壁塗装をする際に、色を決めていただいた上塗り材とよばれるトップコートの下に、あらかじめ塗っておく塗料のことを下塗り塗料と言います。

 

下塗り塗料って、なぜ必要なのでしょうか?塗らないとダメなんでしょうか?

まさに縁の下の力持ち!
下塗り材についてのお話です。

 

 

 

なぜ下塗りが必要なのか?大きく分けてふたつ理由があります。

①外壁と塗料を密着させるため。

塗料が外壁に吸い込まれるのを防ぐため

DIYなどでペンキ塗りをしたことがある方ならご経験があるかと思います。

下塗りせずにいきなり上塗り材を塗ると、密着がよくありません。
また、すぐに劣化してはがれてきたり、手で簡単にぺりっとめくれる事もあります。

外壁の塗装がはがれてきてしまうと、塗膜の保護がない状態になり、劣化が早まってしまう原因になります。

また雨漏りは、進行すると建物内部の躯体そのものを痛めてしまう恐れがあります。

また、塗膜がはがれて劣化が進んだ外壁は、通常よりも多く塗料を吸収してしまいます。

塗料の吸い込みを防ぐためにも、塗り替え時には、下塗り材が欠かせません。

 

下塗り塗料の種類とは? 大きく分けて3つあります

下塗り塗料は、大きく分けて3つあります。それぞれ用途や特徴によって呼び方が分かれています。

 

 

①プライマ-

プライマ-とは塗料の密着性を高めるために使われる下塗り塗料のことです。

1液性のものと2液性のものがありますが、2液性のものの方がポピュラ-です。

外壁塗装以外にも金属製品などを塗装するときに使われます。

プライマ-を塗ることで塗料の密着性が増します。

 

②シーラー

シ-ラ-は外壁塗装をして10年以上たった外壁を塗り替える際下塗り塗料として使われます。

シ-ラ-を使う目的は、塗料の吸い込みを抑えることなので、外壁の種類によっても使い分けが必要になるでしょう。

油性のものと水性のものがあり、劣化が激しい場合は油性のシ-ラ-がお勧めです。

 

③フィラー

近年よく使用される下塗り塗料です。

プライマ-やシ-ラ-はさらさらとした液体状ですが、フィラ-は粘着性がありとろりとしています。

プライマ-の密着性とシ-ラ-の防吸性を併せ持っているので、多くの外壁塗装に使えます。

ただし、粘度の高い塗料なので、塗り方には熟練の技と知識が必要です。

外壁がサイディングボ-ドの場合は使えないこともあります。

下塗り材も、ただ塗ればいいのではなく、適切に使用することが大切です!
誤って使用すると、耐候年数が大幅に下がったりと、逆効果になることもあります。
下塗りは、工事完了後には塗っていることがわからなくなる工程ですが、とっても大切な役割があるので、下塗りについても知識があってしっかりと説明してくれる業者さんにお願いしましょう!!


 

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