塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

トタン屋根はこまめなメンテナンスが必要です l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ 2021.10.21 (Thu) 更新

みなさまこんにちは!!
京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装専門店 塗り達です。
職人ブログでは、塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。

塗り達 新店舗 オープン!!伏見区深草に新しいショールームがオープンしました! 詳しくはブログの最後をご覧ください


トタン屋根は、傷やサビができやすくこまめなメンテナンスが必要な屋根材です

 

「どれくらいの頻度でメンテナンスすればいいの?」

「リフォ-ムする最適な時期が知りたい」

「トタン屋根をリフォ-ムしたい」

 

本日の職人ブログを読めば、トタン屋根の取り扱いの注意点や劣化状況による最適なリフォ-ム時期が分かります!

トタン屋根のメンテナンスを検討している方は、ぜひご参考になさってください!

 

塗り達 施工事例

 

 

トタン屋根のメリット

材料費や施工費が安い

トタン屋根の最大のメリットは、材料費や施工費が手リーズナブルなので、低コストで施工が可能な点です!

1㎡あたり4.500円ほどが相場となっており、安価な傾向がある金属製の屋根材のなかでも、特に低コストです。

施工方法も簡単で工期が短く済むので、コストを抑えたい方や早く工事を完了したい方には魅力的な屋根材です。

 

②軽量のため建物への負担が少ない

トタン屋根は他の金属屋根材よりも重量が軽く、建物への負担は少なくなります。

トタン屋根が普及し始める前は、日本の家屋で使われていた屋根材は主に陶器の日本瓦でした。
日本瓦の重量と比べると、トタン屋根は10分の1程度の重さしかありません。

屋根材が軽量ですと、建物の耐震性が高くなり、大きな地震が起きても建物に負担がかかりにくくなっています。
日本は土地柄地震が多いので、トタン屋根は安全な屋根材であると言えます。

 

トタン屋根のデメリット

①断熱性が低い

トタン屋根は断熱性が低い点がデメリットです。
鉄板の下なので、太陽光の熱がそのまま吸収され、夏場は室内が非常に暑くなります。

トタンは薄い鋼板でできているため、外部からの熱を通しやすく室内の温度が上昇し、エアコンを使用する頻度が高くなります。

 

②耐用年数が短い

トタン屋根の耐用年数は、10~20年程度となっており、他の屋根材に比べて短いのが特徴です。
金属製なので、塗膜の劣化によってサビが発生しやすく、こまめなメンテナンスが必要になります。
また、メリットであった薄くて軽いという点も、サビが進行すると簡単に穴が開いてしまうデメリットとなります。

トタン屋根は、安価で導入しやすい部材ですが、耐用年数が短く、こまめに塗装やさびとりを行う必要があるため、ト-タルコストでみると高額となってしまう点もデメリットと言えます。

 

 

トタン屋根をメンテナンスする最適なタイミング

 

トタン屋根塗装を徹底解説!時期や費用・成功のための2つのポイント

 

デメリットでお話してきたように、トタン屋根は劣化の進行が速い部材です。

次の症状がでたらメンテナンスのサインです。
早めに対策し、屋根材を長持ちさせるようにしていきましょう。

・色あせ

・チョーキング現象

・コケやカビの発生

・ひび割れ

・さび

・塗膜の剥がれと膨れ

塗り達 施工事例

このような症状が出ていれば、メンテナンスの準備を進めていきましょう。

具体的には、塗装によるメンテナンス、葺き替えによるメンテナンス等があります。
塗装の場合は、サビ取りをしっかりとしてから、さび止め+上塗り材で塗膜を作り屋根材を保護します。

サビの進行が進み、塗装ではどうにもならない場合は、屋根材そのものを葺き替える大規模修繕が必要になる場合もあります。この場合は塗装に比べて費用も高額になるため、できるだけ塗装でのメンテナンスができる劣化状態の間にご相談されることをお勧めします。

 

いかがでしたか?

トタン屋根に限らず、お家廻りは定期的なメンテナンスが必要です。
塗り達では、外壁調査や屋根調査は無料です。
現在おうちがどのような状態なのか知ることが、メンテナンスの第一歩となります。

築10年以上たっていれば、お手入れを検討されてもよい時期かもしれません。
気にる方は、ぜひ塗り達までお問い合わせください!

 


 

本店 淀ショールーム
〒613-0915 京都市伏見区淀際目町226-2

NEW伏見店 深草ショールーム  2021年9月グランドオープン!!
〒612-0829 京都市伏見区深草谷口町55-1

 0120-503-439
ご予約・お問合せはフリーダイヤルまたはWEBからどうぞ

#屋根塗装 
2025年10月22日 更新!

寒い季節の外壁塗装はできる?施工の注意点を解説!

2025年10月22日 公開 そろそろ11月が近づき、朝晩にヒヤッとした空気を感じることも増えてきました。 寒い季節の外壁塗装について、「冬は工事しない方がいいって聞いた」「工事はできないんでしょ?」といったお問い合わせをいただくことがあります。 外壁塗装工事には工事ができる条件などが決まっています。今回は寒い季節の外壁塗装工事について解説します。 目次寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要 外壁塗装工事の施工には、気温5度以上が必要です。 塗装工事では、液体状の塗料を使って塗装を行います。塗料は乾燥する過程で下地に密着し耐久性を発揮しますので、乾燥のためにはある程度の外気温が必要になるのです。 国土交通省の公共建築工事標準仕様書では、安全や品質確保のための施工の条件や基準を定めており、その中に塗装工事に関する記載もあります。 国土交通省 公共建築工事標準仕様書 より抜粋 18.1.6 施工管理 (1) 気温が5℃以下、湿度が 85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。 ただし、採暖、換気等を適切に行う場合は、この限りでない。 (2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない。 (出典 国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 一般の戸建て住宅は公共建築には該当しませんが、塗装工事を行う場合は上記の施工条件を守って作業するのが基本となっています。 抜粋にあるように、 気温5度以下 湿度85%以上 結露 降雨 の場合は、塗料の乾燥に影響が出るため工事を行いません 冬の場合、気温のほかに湿度や結露などにも注意を払っておく必要がありますが、天気が良く気温も5度以上あれば寒い季節でも外壁塗装工事は可能です。 また冬でも夏でも、雨が降っているときや雨の直後で湿度が高いときなども、工事を行いません。 寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 外壁塗装工事は屋外に工事のため、気温や天候に影響を受けやすい工事です。 そのため、天候によっては工期が大幅に伸びてしまうケースがあることを知っておきましょう。 京都や京都近郊でも寒い季節は氷点下を下回る日が続いたり、結露が発生する期間が長く続くことがあります。 施工品質を守るために、塗料の乾燥に影響がでる天候の場合は作業ができないため、寒い季節の工事は地域により工期が伸びることを考慮して工事の計画を入れましょう。  

MORE

2025年10月21日 更新!

屋根塗装でできる水ぶくれの原因とは?

2025年10月21日 公開 塗装工事では、施工の手順やルールに気を付けて行うことが大切です。 知識不足や手抜き工事のため、施工不良になることもあるからです。 今回は屋根塗装後にできる水ぶくれについて、原因や対処法を解説します。 目次屋根塗装で水ぶくれができる原因下地に水分蒸発によるもの乾燥時間の不足塗料の取り扱いに不備があった水ぶくれができてしまったら 屋根塗装で水ぶくれができる原因 塗装工事後に水ぶくれのようなものができることがあります。 実は施工不良のケースも多く、施工方法やルールを順守することで回避できます。 施工不良を含め、水ぶくれができる原因には次のようなことが考えられます。 下地に水分蒸発によるもの 屋根材が水分を含んでいる状態で塗装をすると、密閉した状態となり、下地の水分が蒸発する際に塗膜を押しあげて水ぶくれのようになることがあります。 乾燥時間の不足 下地の含まれる水分のほか、下塗りや中塗りなど塗装工程の途中で十分に乾燥できていない場合、塗料の水分が抜けられず水ぶくれを起こすことがあります。 塗料の取り扱いに不備があった 塗料は使う前に希釈(薄めて)します。 希釈率を誤ってしまった場合、施工不良となり水ぶくれの原因となることがあります。 また雨の日や湿気の多い日に塗装してしまった場合、塗料に余分な水分が混ざり水ぶくれとなってしまうケースがあります。 水ぶくれができてしまったら もし水ぶくれを発見したら、どうすればよいでしょうか? 塗装直後(1、2年)で水ぶくれが発生してしまったら、施工不良が考えられます。 塗膜に閉じ込められた水分や空気を抜いて、補修を行う必要があるためまずは施工店に連絡しましょう。    

MORE

2025年10月20日 更新!

すがもりとは?特徴や原因、雨漏りとの違いも解説

2025年10月20日 公開 「すがもり」という言葉を聞いたことがありますか? 関西の都心部ではあまりなじみがないかもしれませんが、雪が深い地域では冬になると起こりやすいお家の症状の1つです。 今回は雨漏りと混同されやすい「すがもり」について解説します。 目次すがもりとはすがもりと雨漏りの違い屋根や外壁の定期的な点検を! すがもりとは すがもりとは、屋根に降った雪が一度溶けて、凍ったために排水がうまくされず、接合部分から水が侵入してくる症状です。 「すが」とは東北の言葉で「氷」のこと。すが漏りとは雪解け水が原因の氷で漏水することを指します。 すがもりと雨漏りの違い 雨漏りとは、屋根や外壁・防水層などの劣化が原因で、雨が侵入する症状です。冬でなくても雨が降れば1年中起こり得ます。 すがもりも同じく水が浸入する症状ですが、劣化していなくても長期間水が溜まり続けることによって隙間から水が侵入してしまう点が雨漏りとは異なります。また冬に特有という点でも雨漏りとは違うといえるでしょう。 雨漏りしているのに屋根に異常がない、冬のみ起こるという場合はすがもりを疑いましょう。   屋根や外壁の定期的な点検を! すがもりについて解説しました。 雪が降らない地域や、雪どけ水がまた凍ってしまうような寒い地域でない限り、屋根からの水の侵入は雨漏りと考えられるでしょう。定期的な点検やメンテナンスで雨漏りは防ぐことができます!雨漏りの症状を見つけたらまずは早期点検をご依頼ください。  

MORE