モルタル外壁 仕上げの種類を見てみよう! l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】
いくつかある外壁の種類の中から、
今回はモルタル外壁についてお話ししたいと思います。
●〇モルタル外壁の特徴
モルタルは古くから人々の住まいの外壁として数多く使用されてきました。
モルタルとは水とセメントと砂、これらを1:2:5の割合で混ぜ合わせた下地で作られた外壁です。
主成分がセメントなので丈夫なイメージをお持ちの方も多いと思いますが、
モルタルの外壁自体の防水性は低いので、表面に塗装を施すことで防水性を高めています。
また、
モルタルは、外壁材として使用したり、
レンガやタイルの接着剤・目地材として使用することも出来るので、
建築では非常に多く活躍しています。
●〇モルタル外壁の種類
セメントと砂を混ぜたペースト状のモルタルは、仕上げのカタチが様々です。
そして、仕上げの方法によっては、耐久性や価格も異なりますので、
ご紹介したいと思います。
<リシン仕上げ>

リシン仕上げは、
モルタル外壁の中でも、もっともオーソドックスな仕上がりです。
スプレーガンという道具を使用して、
セメントに小さな砂利や砂、樹脂を含む塗料を混ぜ合わせたモノを吹き付けていきます。
細かい砂利や砂が混ざっているので、表面がざらざらとした仕上がりになるのも特徴です。
ブラシや尖った部材であえて表面を引っかいて粗く仕上げる方法もありますので、
好みの仕上がりをご選択いただくと良いでしょう。
リシン仕上げは意匠性に優れ、質感の良い味のある仕上がりが期待できます。
金属製ではないので、外壁の表面が熱くなりにくいのもメリットです。
比較的コストが低いですが、
仕上がりに凹凸をつけた場合、隙間にコケなどの汚れが溜まりやすく、
ひび割れも発生しやすいというデメリットもあります。
<スタッコ仕上げ>

セメント・合成樹脂・骨材を混ぜた材料を専用のスプレーガンで吹付けるので、
スタッコ吹付けとも呼ばれています。
スプレーガンの他に、コテやローラーなども使用して施工しています。
厚みのある仕上がりとなるため、
重厚感があり立派な外観デザインをもたらしてくれますよ。
しかし、凹凸の大小がリシン仕上げよりも激しいので、隙間に
汚れが入り込んでしまうと除去しにくいのが難点です。
また凹凸があることで塗料が乾燥しにくい状態となり、
塗膜の強度に差がでてしまう場合もあります。
そのような障害が発生しないように、
スタッコ仕上げをする際には、下塗り材で凹凸をしっかり保護するようにしています。
つづきます☆










