葺き替えって何?【屋根】 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】
葺き替えってなに??
読み方 ⇨ 葺き替え(ふきかえ)
【葺く】とは屋根を仕上げる行為のことです。
なぜ【葺く】と呼ぶのかといいますと、江戸時代によく使われていた
「茅葺き(かやぶき)」のように、屋根には草を被せて施工していたということが
【葺く】の語源になります。
「葺き替え」とは既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に張りかえることを指します。
また、防水シート・野地板・下地などを張り替える工程も「葺き替え」と呼ぶことがあります。
他にも・・
重ね葺き(かさねぶき) ・カバー工法と呼ばれている既存の屋根に新しい屋根材を重ねて葺くこと
葺き直し(ふきなおし) ・古い瓦を一度取外し、下地補修などをした後にもう一度古い瓦を葺くこと
瓦葺き(かわらぶき) ・セメント瓦で屋根が葺かれている、またはこれから葺く行為のこと
金属屋根の施工に使われる横葺き&縦葺き
横葺き(よこぶき) ・屋根の流れに対し横向きにはること
縦葺き(たてぶき) ・屋根の流れに沿って縦にはること
など「葺く」にも様々あります。
屋根の葺き替え工程〈瓦編〉
● 既存屋根材の撤去
⇩
● 野地板 増し張り・張り替え
⇩
● 防水シート張り
⇩
● 新しい屋根材を張る

● 既存屋根材の撤去
今ついている瓦をひとつずつ撤去し、地上に降ろしていきます。
写真の屋根は、瓦の下に土をのせて仕上げた土葺(つち
ぶき)という屋根で現在ではあまり使われていない工法です。

● 野地板 増し張り・張り替え
瓦・土を撤去した後のお写真です。
昔によく使われていた野地板でバラ板や杉板と呼ばれています。
● 野地板 増し張り・張り替え
先ほどのバラ板の上から重ねて
野地板(構造用合板)を設置していきます。
二重にすることで、屋根の強度があがり、
地震の揺れにも強くなります。
この重ねて二重にする工法を増し張りといいます。

● 防水シート張り
野地板の上から防水シートをはっていきます。
防水シートを貼ることで雨に強い屋根になります。

● 新しい屋根材を張る
防水シートが貼り終わったら新しい瓦を設置し仕上げていきます。
これらの工程を「葺き替え」といいます。









