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葺き替えって何?【屋根】 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

現場ブログ 2022.02.20 (Sun) 更新

葺き替えってなに??

京都 屋根葺き替え(青緑瓦→ルーガ)施工の様子① l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達読み方 ⇨ 葺き替え(ふきかえ)

【葺く】とは屋根を仕上げる行為のことです。

なぜ【葺く】と呼ぶのかといいますと、江戸時代によく使われていた

「茅葺き(かやぶき)」のように、屋根には草を被せて施工していたということが

【葺く】の語源になります。

葺き替え」とは既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に張りかえることを指します

また、防水シート野地板下地などを張り替える工程も「葺き替え」と呼ぶことがあります。

 

他にも・・

重ね葺き(かさねぶき) カバー工法と呼ばれている既存の屋根に新しい屋根材を重ねて葺くこと

葺き直し(ふきなおし) ・古い瓦を一度取外し、下地補修などをした後にもう一度古い瓦を葺くこと 

瓦葺き(かわらぶき)  セメント瓦で屋根が葺かれている、またはこれから葺く行為のこと 

金属屋根の施工に使われる横葺き&縦葺き

横葺き(よこぶき)   屋根の流れに対し横向きにはること 

縦葺き(たてぶき)   屋根の流れに沿って縦にはること  

など「葺く」にも様々あります。

 

 

屋根の葺き替え工程〈瓦編〉

既存屋根材の撤去

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野地板 増し張り・張り替え

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防水シート張り

         ⇩

新しい屋根材を張る

 

塗り達 施工事例 京都市

 

既存屋根材の撤去

今ついている瓦をひとつずつ撤去し、地上に降ろしていきます。

写真の屋根は、瓦の下に土をのせて仕上げた土葺(つち

ぶき)という屋根で現在ではあまり使われていない工法です。

 

 

塗り達 施工事例 京都市

 

野地板 増し張り・張り替え

瓦・土を撤去した後のお写真です。

昔によく使われていた野地板でバラ板や杉板と呼ばれています。

 

 

 

塗り達 施工事例 京都市野地板 増し張り・張り替え

先ほどのバラ板の上から重ねて

野地板(構造用合板)を設置していきます。

二重にすることで、屋根の強度があがり、

地震の揺れにも強くなります。

この重ねて二重にする工法を増し張りといいます。

 

 

葺き替え

 

防水シート張り

野地板の上から防水シートをはっていきます。

防水シートを貼ることで雨に強い屋根になります。

 

 

 

葺き替え

 

新しい屋根材を張る

防水シートが貼り終わったら新しい瓦を設置し仕上げていきます。

これらの工程を「葺き替え」といいます。

 

 

 

 

 


屋根 タスペーサー挿入
2025年11月4日 更新!

屋根塗装の縁切りにはタスペーサーが必須?特徴や使用目的を解説

2025年11月4日 公開 屋根塗装の見積をしたり、調べたりしているとでてくるタスペーサーという言葉、どんなものか知っていますか? タスペーサーとは塗装工事で使う部材の1つで、スレート屋根の塗装工事では使われることが多いものです。 タスペーサーは縁切りと深い関係にあり、屋根塗装には必須という情報も出てきます。 今回は屋根塗装に必須といわれるタスペーサーの役割や特徴について解説します。 目次タスペーサーの特徴と使用目的縁切りとタスペーサータスペーサーは屋根塗装に必須?タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装屋根塗装のご相談は塗り達! タスペーサーの特徴と使用目的 タスペーサーは、株式会社セイムが製造・販売している縁切り材で、プラスチック製で軽量です。 塗装によってふさがってしまう屋根材の隙間を確保するための部材で、大きさは手のひらに乗るくらいのちいさなものです。 塗装工事では塗料で塗膜を付けるため、屋根材すべてを覆ってしまいます。特にスレート屋根の場合屋根材と屋根材が重なっている部分の段差はとてもひくいので、塗膜で隙間がふさがれてしまうのです。 本来この隙間は降った雨が流れて落ちるために必要なものなので、塗膜でふさがってしまうと中に雨が溜まり続け、屋根によってよくない状態が続いてしまいます。 そのため、タスペーサーを使って隙間を確保し、屋根と屋根材の耐久性を高めているのです。 縁切りとタスペーサー タスペーサーが養生するまでは、塗装後にカッターなどで塗膜を切り開く「縁切り」と呼ばれる方法を用いて隙間を確保していました。 しかし、せっかくきれいに塗装した塗膜に傷をつけるうえに、手間と時間が大変かかる作業であったためタスペーサーが開発されて以降は縁切り作業の代わりに、下塗り後にタスペーサーを挿入する方法をとる施工店が増えました。 これらの経緯から、タスペーサーのことは「縁切り材」とも呼ばれます。 タスペーサーは屋根塗装に必須? タスペーサーは屋根塗装に必須という情報を見たことがある方もいるかもしれません。 しかし、すべての屋根塗装で必要というわけではありません。 タスペーサーを使うのはスレート屋根の塗装 前述のように塗膜で屋根材同士がくっついてしまうスレート屋根の場合、縁切りを行うことが必要です。 しかし、そもそも縁切り自体が必要ではない屋根材の場合はタスペーサーは使用しません。 タスペーサーが不要な屋根材とは、例えばモニエル瓦や金属屋根などです。 また、急勾配のスレート屋根も抜けの危険性があるため使用しないことがあります。 どんな屋根塗装でも必須の部材ではありませんので、見積を取る際には注意しましょう。 屋根塗装のご相談は塗り達! 屋根塗装は正しい方法で行うことで高い耐久性が期待できます。 タスペーサーの使用や塗料の選定などは施工店などプロにお任せ下さい! 屋根塗装のことなら塗り達にご相談ください♪    

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