塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

艶あり艶消しの塗料の特徴や耐用年数について l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ塗装の豆知識 2022.05.28 (Sat) 更新

 

 

 

外壁塗装の塗料選びでまず一番初めに悩まれるのが「色」だと思いますが、

「色」を決めるとその次に艶を「あり」にするか「なし」にするかの選択肢が出てきます。

 

お客様の要望の中には、

「新築の時のように艶のある塗装にしたい」

「ピカピカと光沢のある感じが苦手なので、マットな雰囲気にしたいなあ」

といったお声をよく耳にします。

 

これに関してはお客様の好みになりますので、

どちらが良いか我々の方から断言することはありません。

 

しかし、お客様がご自身で外壁塗装について調べられた際に、

「艶なしよりも艶ありの方が耐用年数が長い」という記事を見られ、

艶なしに決めようと考えていた方のに、、、

と、また決めるのに悩んでしまいますよね><

 

では、本当に「艶なし」よりも「艶あり」の塗料の方が

耐用年数は長いのでしょうか??

 

今回は2つの特徴や、耐用年数などについてお話ししたいと思います。

 

 

 

□■まずは艶について予備知識■□

実は、外壁塗装において塗料の「艶あり」「艶なし」の明確な基準と定義は存在しておりません。

過去に一度、業界内で艶に関する定義を定めようとした際、

その定義が塗装職人の間でうまく浸透しなかったので、今現在でも明確な基準が定められずにいるそうです。

 

艶・・・物のなめらかな面に美しく静かな感じで浮かぶ、光の反射のことで、光沢ともよばれます。

 

 

 

 

□■外壁塗装における艶の定義とは?■□

 

外壁塗装における艶の定義ははっきりと定まっておりませんが、

艶ありの状態と艶なしの状態の大体の目安はあります。

 

艶の有無の尺度の画像

 

外壁塗装や工業製品では、

平面に60度の角度から光を当てて、反射した光が何%届いているかで、艶の有無の段階が分けられています。

 

光が反射した強さを数値化したものをグロス値(光沢度)といい、

艶の種類は全部で5段階です。

 

下記をぜひご参考下さいませ°˖✧

 

 

①艶あり(光の反射率:70%以上)

光沢度70%以上の状態は、塗装後ツヤツヤとした印象になる。肉眼で違いがはっきりと感じられる。

 

②7分艶(光の反射率:60%以上)

日差しが出ておらず雲の多い日など、天候によっては艶がないように見えることがある

 

③5分艶(光の反射率:35%前後)

はっきりとした光沢があるわけでもなく、艶のないマットな仕上がりでもない。

半艶とも呼ばれており、艶あり艶消しの中間の艶感。

 

④3分艶(光の反射率:15%前後)

ほんの少しだけ艶のある状態なので、

天気の良い日だと見る角度によっては艶が感じられるような仕上がり。

 

⑤艶消し(光の反射率:5%以下)

艶の全くない状態のこと。マットな仕上がり、フラットな仕上がりが好きな方におすすめ

 

※名称の「7分艶」「5分艶」という数字だけを見てしまうと、

7分艶は反射率が70%、5分艶は50%と捉えてしまうかもしれません。

しかし、実際にはその数値より低い値になっているということがわかります。

 

※艶は全部で5段階と分けられておりますが、

全ての塗料製品がそうではなく、メーカーや塗料によって、

「艶消し」や「艶あり」がないものもあります。

 

つまり、5段階全ての塗料が用意できない塗料も数多く存在していますので、

塗料を扱う業者さんに確認しながら決めていくと良いでしょう。

 

 

 

□■耐用年数はどちらが長い?■□

 

艶があることで表面が平らで滑らかとなります。

 

ざらざらしているより表面が滑らかな方が、砂やホコリ、排気ガスなどの物質が付着しにくくなり、

汚れも溜まりにくくなります。

 

汚れや水分が常に付着している状態は塗膜を劣化させる原因の一つでもあるので、

汚れが溜まりづらければ、

それだけ塗膜の寿命も長くしてくれるということに繋がるのです。

 

艶あり塗料表面のイメージ画像

 

また、艶消しの塗料というのは、

もともと艶のある塗料に、フラットベースと呼ばれる艶消し剤を混ぜることにより光沢を鈍くしています。

この艶消し剤は、滑らかな表面に小さな凸凹をつけることによって

光を乱反射させることにより、艶を少なく見せる仕組みになっています。

フラットベースを混ぜた塗膜は本来の性能よりも劣ってしまうといわれているので、

長く保護する機能が低下してしまうのです。

 

これらのことから、

表面に凸凹の無い滑らかな表面を作ることのできる艶あり塗料の方が有利といえるでしょう✨

 

 

 

□■艶あり塗料と艶消し塗料にはどんな特徴がある?■□

 

≪艶あり塗料≫

汚れにくく、ツヤツヤとした質感で新築時の様な輝きが期待できます。

さまざまなメーカーから色々な塗料が販売されているので、選択の幅が広がります。

艶感を好む人。耐候性を重視したい人におすすめ💡

 

艶の調整をすると耐用年数が短くなると言われており、

艶を楽しめるのは塗り替えから数年程度です。

艶の度合いによっては、安っぽく見えてしまうこともあるのが難点です。

 

 

≪艶消し塗料≫

塗り替えから耐用年数近くまで風合いや雰囲気の変化が少ないのが特徴。

マットな質感で柔らかい雰囲気の印象を持つ上に、高級感を引き立たせてくれます。

艶感が苦手な人。美観性を重視したい人におすすめ💡

 

流通している塗料の種類が少ないため、色の選択肢も少ないのが現状です。

艶ありの艶を調整して艶消しへと仕上げた場合、価格が高くなってしまうので注意しましょう。

 

 

 


 

いかがでしたか??

 

外壁塗装における艶の分類と、艶あり艶なしの特徴などについて

お話しさせていただきました。

 

たくさんの色から選ぶだけでも迷ってしまうのに、

そこに艶の有無が加わるとさらに悩んでしまいますよね、、、

 

もし、艶ありと艶消しで迷われたら、

カラーシュミレーションや実際の塗り板を活用して見るのもいいと思います。

 

後悔しない、ご満足いただける外壁塗装にするためにも

今回の記事が少しでも今後の塗料選びのご参考になれば幸いです💐

 

 

#お役立ちコラム #塗料のはなし 
塗り達 施工事例
2026年8月19日 更新!

外壁の構造 通気工法と直貼り工法とは?

2026年8月19日 公開 この記事では、外壁の構造について解説しています。 外壁の仕上げ方法には大きく分けて「通気工法」と「直貼り工法」があります。 普段の生活ではあまり気に留めないことですが外壁塗装やリフォームを検討する際、この構造を理解しておくことはとても重要です。 なぜなら、外壁の構造によって劣化の仕方や塗装の持ちが変わるからです。 目次通気工法直貼り工法 通気工法 通気工法は、外壁材と下地との間に通気層(空気の通り道)を設ける工法です。 内部の湿気を外へ逃がすことができ、結露やカビの発生を抑えやすい点が特徴です。また、雨水が入り込んだ場合でも通気層を通じて排出されやすいため、外壁材や下地を長持ちさせる効果があります。現在の新築住宅では、通気工法が主流になっています。 直貼り工法 直貼り工法は、外壁材を下地に直接貼り付ける工法です。工期が短くかつては一般的に用いられていましたが、通気層がないため内部に湿気がこもりやすく、下地の劣化や剥がれ、カビのリスクが高いことがデメリットです。 特に築年数の古い住宅では直貼り工法で施工されているケースが多く、外壁塗装を行っても壁の内部にトラブルが残っていると早期に不具合が出る可能性があります。 施工の際には防水シートをしっかり入れて、雨漏りが起きないようにすることが重要です。 外壁のメンテナンスの際にはどちらの工法の外壁か確認し、劣化の原因を見逃さないで適切な方法で塗装工事を行う必要があります。 通気工法であれば一般的な塗装メンテナンスで長持ちが期待できますが、直貼り工法の場合は劣化状況によっては塗装だけでなく張り替えや外壁カバー工法を検討する必要もあります。 外壁の構造を正しく理解することは、適切なメンテナンス方法を選ぶ第一歩です。施工店に相談する際には「うちの外壁は通気工法ですか?直貼り工法ですか?」と確認しておくと安心です。

MORE

塗り達 施工事例
2026年8月18日 更新!

屋根塗装と張替えの違いとは?特徴や選び方のポイントを解説!

2026年8月18日 公開 屋根のメンテナンス方法として、戸建て住宅でよく行われるものに「屋根塗装」と「屋根張替え(葺き替え)」があります。どちらも屋根、また建物全体を長持ちさせるための工事ですが、目的や費用、工期が大きく異なるため、選び方を理解しておくことが大切です。 本記事では、屋根のメンテナンス方法である屋根塗装と張り替え(葺き替え)について、違いや選び方のポイントを解説します。 目次屋根塗装の特徴工期と費用屋根張替え(葺き替え)の特徴工期と費用塗装と張替えの違いを比較どちらを選ぶべきか?屋根のメンテナンスは塗り達におまかせ! 屋根塗装の特徴 屋根塗装は、既存の屋根材を残したまま、表面の塗膜を新しくする工事です。古くなった塗膜を新しい塗料を塗り直して保護します。 塗装工事の目的は、屋根材の防水性や耐候性を回復させることにあります。 工期と費用 費用は30〜80万円程度が目安で、工期は1週間前後と短めです。 防水性や対候性が弱くなる屋根材は、色あせやカビ・コケの発生など見た目も劣化が進みます。 見た目をきれいにしたい、雨漏りが起きていない段階で屋根を守りたいときに適しています。ただし、下地や屋根材自体が傷んでいる場合には効果が限定的です。 雨漏りが起きている場合は、別途雨漏り補修が必要になります。 屋根張替え(葺き替え)の特徴 屋根張替え(葺き替え工事)は、既存の屋根材や下地を撤去し、新しい屋根を葺き直す工事です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 屋根の耐久性を根本から改善でき、使う屋根材によって耐久性も30〜40年と長期的に安心できます。 工期と費用 費用は150〜250万円程度と高額で、工期も2〜3週間ほどかかります。 雨漏りや劣化が深刻な場合には、最も確実な解決方法です。 塗装と張替えの違いを比較 塗装工事と張替え(葺き替え)工事の違いを比較してみましょう。 項目 塗装工事 葺き替え工事(張替え) 費用 低コスト(数十万円程度) 高額(100万円以上になることも) 工期 短期間(約1週間前後) 長期間(2〜3週間程度) 耐久性 10〜15年 30年以上 対応できる状態 軽度の劣化に有効 重度の劣化や下地不良に対応可能 費用:塗装は比較的低コストで済むのに対し、張替えは屋根全体を新しくするため高額になります。作業量も多く、屋根材の費用も掛かります。 工期:塗装は1週間前後と短期間で終わるのに対し、張替えは撤去や下地の修繕を含むため2〜3週間ほどかかります。 耐久性:塗装の効果は10〜15年程度ですが、張替えは屋根自体が新しくなるため30年以上の耐久性が期待できます。 対応できる状態:塗装は屋根材や下地が健全な場合に適していますが、劣化が進んでいる場合は張替えで根本から直す必要があります。 どちらを選ぶべきか? 屋根塗装と張替工事は、屋根材の劣化状態と雨漏りの有無が選ぶポイントです。 屋根が比較的良好な状態であれば塗装がおすすめです。 雨漏りが頻発していたり、下地の劣化が進んでいる場合は張替えを検討すべきです。 単に費用や工期だけで判断せずに、長期的な住まい方や予算に応じて、最適な方法を選ぶと良いでしょう。 屋根のメンテナンスは塗り達におまかせ! 屋根塗装と張替えは、目的や費用、耐久性に大きな違いがあります。どちらを選ぶか迷ったら、まずは専門業者に点検を依頼し、現在の屋根の状態を把握した上で判断することが大切です。 塗り達では、屋根の無料点検を実施中!ドローンを使って上空から細部まで点検し、施工提案を行っています。 お問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ!

MORE

コンクリート塗り替の様子
2026年8月17日 更新!

コンクリート外壁のメンテナンス?外壁塗装の必要性とポイントについて

2026年8月17日 公開 コンクリート外壁は耐久性が高く、意匠性にも優れた建材です。 「コンクリートは強いからメンテナンスは不要」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には定期的な点検や塗装が欠かせません。放置するとひび割れや雨漏り、鉄筋のサビといった深刻な劣化につながるため注意が必要です。 今回はコンクリート外壁のメンテナンスについて解説します。 目次コンクリート外壁の劣化症状外壁塗装によるメンテナンスの役割コンクリート外壁のメンテナンスのタイミング放置するとどうなる?まとめ コンクリート外壁の劣化症状 年月が経つと、コンクリート外壁にはさまざまな劣化が現れます。 代表的なのは「ひび割れ」「エフロレッセンス(白華現象)」「中性化」「爆裂」などです。 ▶エフロレッセンス 特に注意したいのが、ひび割れから雨水が侵入しておこる爆裂です。コンクリート外壁が雨漏りすると内部の鉄筋が錆び、膨張してコンクリートを押し出す爆裂が発生することがあります。この段階まで進行すると、耐久性にも影響が出ますし、補修費用も高額になってしまいます。 外壁塗装によるメンテナンスの役割 コンクリート外壁は塗装によって保護することが重要です。塗装を行うことで以下の効果が期待できます。 雨水や汚れの侵入を防ぐ防水効果 紫外線や風雨による劣化の抑制 外観を美しく保つ意匠性の維持 特に打ちっぱなしコンクリートは塗装しないイメージがありますが、透明なクリア塗料や撥水剤を使うことで質感を保ちながら防水性を高めることが可能です。 コンクリート外壁のメンテナンスのタイミング コンクリート外壁のメンテナンスは10年に1回程度が目安です。築年数が経過した住宅や、ひび割れ・白華が目立ち始めた場合は早めに点検を依頼すると安心できるでしょう。 小さな補修で済む段階で対応する方が、将来的な修繕費を抑えることにつながります。 放置するとどうなる? 外壁塗装をせずに放置すると、コンクリートの中性化が進行し、内部の鉄筋が錆びて耐久性が大きく低下します。見た目だけでなく、建物の構造そのものに影響を及ぼすため、メンテナンスを怠ることは大きなリスクです。 定期的に点検し、早めにメンテナンス計画を立てましょう。 まとめ コンクリート外壁は丈夫に見えても、塗装による定期的なメンテナンスが欠かせません。ひび割れや白華などの劣化が見られたら早めに専門業者に相談し、適切な塗装・補修を行うことで、建物を長持ちさせることができます。 コンクリート外壁のメンテナンスのご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください!

MORE