瓦屋根の漆喰とは?どんな役割があるの? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】
2022年10月29日 公開
京都市、宇治市、八幡市、草津市の皆様こんにちは!
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ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。
ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
今回は、屋根材に使用されている瓦の漆喰についてお話ししたいと思います。
■瓦屋根の漆喰とは??
漆喰とは、屋根瓦の1番上にあたる棟(むね)の台土を守るために塗りこまれている材料です。
画像のように白く塗りこまれた部分です。
漆喰の主原料は、水酸化カルシウムです。
漆喰は、サンゴや海洋生物からできている石灰石を焼き、
水を加えたもの→「消石灰」を使用しています。
この消石灰に
つなぎとしてノリやスサを加え、水で練ったものを漆喰と呼んでいます。
簡単に言うと、
「サンゴなどの海洋生物から出来た石を焼いて水を加えたもの」
が主な原料ということですね
漆喰の主成分である、消石灰は二酸化炭素を吸収すると固まって石灰石となります。
植物と同じように二酸化炭素吸収することから、
これを漆喰の「呼吸」とも呼ばれているそうです!
石灰石に固まるといっても、二酸化炭素を吸ってすぐに固まるというわけではなく、
完全に固まるまでにはおおよそ100年ほどかかるとされており、
漆喰は長い期間、呼吸をし続ける建築材なんです。
二酸化炭素を吸ってくれるなんて、、、✨
環境問題や自然素材に注目されてる今のSDGs時代にぴったりな建築材ですね。
現在は、壁材としてはもちろん屋根の一部にも使用されているそうですよ💡
■漆喰の役割
日本瓦は、基本的に屋根に固定されているわけではありませんので、
地震などの影響で動き、隙間ができることがあります。
屋根の漆喰は、瓦と瓦の隙間を埋めるコーキングのような役割があり、
雨水の侵入や小動物の侵入を防止してくれます。
瓦屋根の下には、
瓦が滑り落ちないよう「葺き土(ふきつち)」を敷いているのですが、
漆喰は葺き土を雨や風から守ってくれる役割も持っています。
もちろん多少の風や地震があってもズレたり落下することはありませんよ
■漆喰は劣化するの??
漆喰は工事完了後、ある程度時間が経つと変色することがあるのですが、
変色だけでは劣化の目安になりません
ではどんな症状がみられたら、劣化しているといえるのでしょうか?
①漆喰のひび、剥がれ、崩れ、割れ
②地上から見ても明らかに瓦がズレている
③雨漏り
上記のような症状がみられる場合は、
一度、専門業者に点検を依頼されることをおすすめします。
漆喰が剥がれていても、すぐにお住まいに深刻な問題が発生するとは限りませんが、
すでに隙間から雨水が侵入して屋根の内部にまで広がっていたりすると
お住まいへの影響は深刻化されます
■漆喰を長持ちさせるためには?
漆喰が部分的に剥がれていたとしても、
葺き土が雨水の影響を受けるまでには数年かかります。
そうなると事態に気が付いたときには、部分的な補修だけでは済まないほど
大がかりな修復が必要になっている可能性があるのです。
出来れば雨漏りなどが発生する前に💡
定期的に点検や補修を行っておけば、
メンテナンスは費用が高額になることも減りますので、
少しでも気になることがありましたら、一度専門業者へご相談されることをお勧めします
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