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手塗り塗装と吹き付け塗装、どちらが良いの?? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ塗装の豆知識 2022.11.13 (Sun) 更新

2022年11月13日 公開

 

外壁を塗り替える方法は、大きく分けて2種類あります。

 

刷毛(ハケ)やローラーを手に持ち、地道に塗っていく手塗りの方法と、

機械を使用してスプレー塗装する方法です。

 

スプレー塗装は「吹き付け塗装」と呼ばれることが多いのですが、

その名の通り、機械から塗料がスプレー状に放出され、

外壁などに吹き付けて塗装する工法です。

 

 

手塗りと吹き付け、実際どちらの方が良いの??■

 

そのような疑問を持たれる方も少なくありません。

 

手塗りだから時間がかかってしまう・・・??

機械だから時間の短縮になる・・・??

 

手塗りと吹き付け、どちらが優れているか?という疑問の答えは、

一概には正解がありませんが、

それぞれの良さを一部ではありますがご紹介したいと思います。

 

 

 

吹き付け塗装は、手際の良さがポイントです💡

塗装工事中の手際の良さでいうと・・・

吹き付けの方が圧倒的に有利です!!

 

 

外壁は広い面が多いので、

スプレーガンという専用の機械を使って吹き付けていけば

左右にスプレーガンを動かすだけで、

肩幅くらいの面積を一気に塗装することが可能です。

 

この左右に動かすだけの動作を、

「サッ、サッ」とホウキでなでるような感覚で繰り返すうちに、

広い面でも短い時間で塗り終えることができます✨

 

手塗りで塗装をする場合は、

ローラーや刷毛を塗料が入った缶の中に浸し、十分に塗料を含ませ、

液だれしてしまわないよう余分な塗料を切り、やっと塗ることが出来ます。

 

この一連の動作を省略することが可能な吹き付け塗装は、

作業の手際に格段の差をつけることとなります。

 

ただ、そんな吹き付けにも注意しなければならないポイントがあります!

 

スプレーは細かな粒子によって塗料が吹き付けられていくため、

広範囲をスプレーしていくと、まず間違いなく色ムラが生じてしまいます。

 

もちろん、色ムラはそのままにせず、2.3回上塗りし、

吹き付けといえども小さく塗り重ねながら施工していきますので、

基本的なところは手塗りとあまり変わらないと言えるでしょう

 

 

 

手塗りは周囲への配慮がポイント💡

周囲への配慮に注目すると、手塗りがとても有利です。

 

 

手塗り塗装の画像

 

吹き付け塗装では、どんなに注意しながら吹き付けを行ったとしても、

塗料が周囲に飛散してしまいます。

 

塗装の現場には、足場に飛散防止ネットが設置されているのですが、

塗料の粒子はあまりに微細なため、

近隣の住宅に飛散する恐れがあるのです。

 

少しでも風が吹いていたらアウト。

塗料が確実に飛散しますので、周囲の住宅には声をかけ、

洗濯物を室内に移動させてもらったり、

駐車している車には専用のカバーをかけたりと、

塗料が付かないように最大限の注意をします。

 

よって、吹き付け塗装は「塗装を始めるまでの準備」がとても大変なんです。

 

一方で、手塗りの場合は、ローラーや刷毛を使用しますので

周りに飛散する心配はほとんどありませんよ✨

 

 

 

刷毛とローラーの画像

 

 

いかがでしたか??

どちらの工法にもそれぞれ良さがありましたね。

現場の職人さんは2つの工法を使い分けながら、

塗り替え場所に適したやり方で作業を進めていきますので、

どうぞご安心いただき、工事をお任せいただければと思います

 

 

 

 

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