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塗料の「吸い込み」を抑える効果?!下塗りのご紹介💡 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

現場ブログ塗装の豆知識 2022.11.22 (Tue) 更新

2022年11月22日 公開

 

外壁塗装で使用する塗料に、下塗り材、上塗り材と呼ばれる塗料があるのですが、

今回は、下塗り材についてお話ししたいと思います。

 

 

下塗り材には、とても重要な働きがあり、

その中のひとつに、上塗り塗料の「吸い込み」を抑えてくれるものがあります。

 

下塗りの画像

 

塗料の吸い込みとは??

そもそも吸い込みとは何なのでしょうか?

 

例えば画用紙に油性ペンで文字を書いたとします。

そのときに画用紙の裏までインクが吸い込まれ、

画用紙を置いていた机に油性ペンの文字が写ってしまった経験はありませんか?

 

これが外壁塗装での「吸い込み」によく似ています。

 

 

塗料を吸い込む建材と吸い込まない建材があるの?

外壁の建材には、

塗料を吸い込んでしまう素材と吸い込まない素材があります。

 

【吸い込む建材】

モルタル・窯業系サイディング・ALC・鉄筋コンクリート・スレート屋根など)

 

【吸い込まない建材】

金属サイディング・雨樋・アルミ・日本瓦など

 

 

施工場所の建材に塗料を吸い込む性質がある場合、

下塗り材によって、その吸い込みを止める必要があります。

 

もし、吸い込みを抑えることが出来なければ、、、、

 

その分使用する塗料の量が多くなってしまい、工期も伸びてしまいます💦

 

さらには、下塗り材の役割のひとつである、密着性の効果も薄れ、

せっかく塗装を施しても剝がれやすい下地となってしまうのです

 

 

 

吸い込み止めの効果がある下塗りを使いましょう💡

そこで活躍するのが、吸い込み止めの効果がある下塗り材です!!

 

・フィラー(モルタル用で硬い)

・微弾性フィラー(モルタル用で微妙に弾力がある)

・サーフェーサー(サイディング用)

・バインダー(主に内装用)

 

上記の下塗り材は、下地である建材と上塗り塗料との間に「層」を形成します。

層を形成することによって、建材にまで塗料が浸透するのを阻止することが出来るのです。

 

また、層を形成するほどに、塗膜に厚みが生まれますので、

建材のヒビや段差を隠すことも可能となります。

 

 

 

いかがでしたか??

 

下塗り材には、吸い込み止めの効果を持っていない塗料もありますので、

適材適所で選ぶと良いでしょう

 

 

 

 

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