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塗装で使用する塗料には1液型と2液型があります💡

現場ブログ塗装の豆知識 2022.12.21 (Wed) 更新

2022年12月21日 公開

 

寒い日が続きますね⛄

冬はコタツで暖を取りながら、

ミカンをむいたり鍋を囲んでまったりしたい今日この頃です

 

 

 

さて、今回の記事では、

塗料の1液型・2液型についてお話ししたいと思います。

 

塗料の画像

 

 

 

塗料の1液型・2液型とは??

 

塗料には1液型と2液型があります。

 

1液型、、、2液型、、、???

考える人の様子

専門でないと、聞き慣れない言葉ですよね><

 

1液型とは

「1つの缶の液体だけで、塗装することのできる」塗料です。

 

主剤と呼ばれる缶を1缶のみ使用して塗装して塗装するのが1液型の特徴です。

 

主剤はそのまま使うのではなく、

水(水性塗料)やシンナー(溶剤)を入れ、

薄めてから外壁などに塗装していきます。

 

1液型の塗料は、施工後に塗料が余っていてもフタを閉めていれば乾燥しないので、

使い勝手が良いというメリットがあります。

 

しかし、1液型は2液型の塗料と比べると

耐久性が劣ってしまいますので

高耐久性塗料をご希望される方は避けた方が良いかもしれません

 

 

 

2液型とは

「2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗料として使用することのできる」塗料です。

 

主剤と硬化剤と呼ばれるもの塗料をそれぞれ1缶ずつ用意し、

合わせて2つの缶で塗装していくのが2液型の特徴です。

 

2液型は塗料を塗る直前に主剤と硬化剤を混ぜ合わせます。

そしてさらに、水やシンナーで薄めてから塗っていきます。

 

硬化剤はその名の通り、塗料を硬化させるために使用する材料です。

 

ただし、

「規定の量より多く混ぜると固まる時間が短縮される」というわけではありません。

 

主剤と硬化剤を混ぜ合わせたとき、硬化剤の方が量が多いと、

塗装後に時間が経過しても表面がベタベタしている状態が続き、

モノが当たると塗料が転写してしまいます。

 

反対に量が少ない場合も硬化不良となりますので

規定の量を守って正しく使用する必要があります。

 

 

 

 

1液型のメリット・デメリット

 

・価格が比較的安くすみます

・混ぜ合わせたり、攪拌する手間がありません

・施工のあと塗料が余っても、次の日に使うことが可能です

・塗装できる箇所は限られています

・耐久性(耐候性)は低いです

 

 

 

 

2液型のメリット・デメリット

 

・耐久性(耐候性)が1液型よりも高いです

・様々な場所を塗装するのに適しています

・価格は少し高めです

・混ぜ合わせたあとはすぐに使用しなければなりません

 

 

 

おすすめは、1液型?2液型?

 

小さい椅子や柵などをDIYで塗装される場合は、1液型の塗料がおすすめです。

 

外壁や屋根など耐久性を重視するような場所には、2液型の塗料がおすすめですよ☆

 

お住まい全体のことであればプロにお任せして

長持ちさせていきましょうね