外壁塗装でインコが危険? 工事の影響や注意点とは l塗り達
2023年6月10日 公開
犬や猫などのほかに、自宅でインコを飼っているという方もいらっしゃるでしょう。
インコに限らずペット全般に言えることですが、動物は人間よりもにおいや環境の変化に敏感です。

その中でも、インコをはじめとする鳥類は、においや空気の質に特に敏感といわれ、外壁塗装工事で体調を崩したという事例も。
本日の記事では、外壁塗装がインコに与える危険性や注意点について解説していきます。
外壁塗装がインコに与える影響
外壁塗装工事が始まると、いつもはしない大きな音や知らない人間の出入りがあり、人間であっても多少のストレスを感じてしまいます。
音や環境の変化のほかに、インコに影響があるものがにおいだといわれています。
外壁塗装工事では、塗料を使う際ににおいがするものがあります。それは塗料を使う前の希釈を行う際に、シンナー(溶剤)を使う場合があるからです。
溶剤系の塗料の場合、希釈(塗料を薄める)ためにシンナーを混ぜて濃度を調整します。そのシンナーが強烈なにおいを放つため、人間であっても近くで嗅いだり、長時間吸い込み続けると気分が悪くなってしまいます。
ご家庭で飼われているインコは、鳥かごの中で飼育されているケースが多いと思いますので、逃げたくても逃げようがありません。においや空気が悪くなったと感じると、ストレスになり体調を崩す可能性があるのです。また体も小さく、呼吸器などに影響が出る可能性もあります。
インコや鳥を飼っているご家庭の注意点は
インコをはじめ鳥類を飼育しているご家庭では、外壁塗装の際に下記の点に注意しましょう。
①打合せで鳥がいることを伝えておく
工事が始まるまでに、自宅に鳥やペットがいることをあらかじめ伝えておきましょう。
そのうえで、においのする工程がいつなのか確認しておきましょう。
においの影響が少ない水性塗料を選べることもあるので、事前に相談するのがおすすめです。
②工事中は自宅外の場所で過ごすことを検討する
工事期間中ずっとでなくてもいいかもしれませんが、特ににおいが強い工程中は、別の場所で過ごすなどの方法を検討してみるのもいいかもしれません。
ペットホテルや実家などに避難する、または窓の少ない部屋で過ごすなども方法の1つです。
空気清浄機の使用や部屋の内側からの養生なども、一時的な対処方法としては効果が期待できます。
臨機応変な対応を
工事中どうしてもにおいがする工程がある場合もありますが、事前の打ち合わせで極力影響を少なくすることはできます。
工事中にできることはあれど、いつもと様子が違うと感じたらすぐに対処できるように準備しておきましょう。
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