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雨が降ってないのに雨漏り? 時間差でおこる雨漏りの原因とは l塗り達

雨漏り修理現場ブログ 2023.06.19 (Mon) 更新

2023年6月19日 公開

「今日は雨が降ってないのに、天井から水が・・・

これは時間差で起こる雨漏りかもしれません。

実は、雨漏りしている場合に、時間差で室内に水が流れてくるケースは珍しくありません。

今回は、時間差で起こる雨漏りの原因と対処法を解説していきます。

 

時間差で雨漏りが起こる原因

いま現在、空が晴れているのにどこからともなく水の音が・・・

それは昨日やおととい降った雨かもしれません。原因を見ていきましょう。

①侵入した雨水の移動に時間がかかっている

雨漏りしているということは、屋外のどこからか雨が入ってきているということです。

一度入り込んだ水は出口を求めて移動します。

すぐに出れる場所があれば降雨と同時に室内で水音がしたり、ぽたぽた落ちてきたりするのですが、

入った場所からたくさん移動しないと出口がない場合は、出てくるのに時間がかかるのです。

水が垂直に移動するだけでなく、隙間に入り込んで思いもよらぬところから出てくることも考えられます。

そのため、天井に染みができていても、真上から水が入ってきていないケースもあるのです。

②雨水がたまっている

このケースは、特にマンションの屋上防水などが一部傷んで排水が機能せず、雨水が一か所にたまってしまっている場合に起こりやすくなります。

そのままうまく排水されればいいのですが、傷んだ部分から少しずつ水がしみこんでいき雨漏りにつながっていることが考えられます。

 

雨漏りによる症状 

雨漏りはぽたぽた水が落ちてくるだけではありません。

時間差雨漏りが起こっている場合、いつもと違うなと異変に気づけるかが早期発見のカギとなります。

雨漏りが起こっている場合にみられる症状を確認しておきましょう。

①天井の染み

ぽたぽたまではいかなくても、いつも同じところあたりに水の染みができている・・・

これは雨漏りの典型的な症状の1つです。

天井の雨しみ 雨漏りの画像

②天井の浮き・クロスのはがれ

内部に水分が入り込んでいることによって、はがれたり波打ったりする原因となります。

雨漏り クロス

③落ちてくる水は見えないが、ポタポタ音がする

天井から落ちてくる水を確認ができないものの、どこかで水音がしている場合も雨漏りの可能性が高くなります。

この場合天井裏など空間があるところで水が落ちていたり、断熱材にあたった音などが考えられます。

 

④室内のクロスや、タンスにカビ

常に家の中の湿度が高い、タンスの裏やクロスにカビが発生しているなどの場合も、雨漏りの可能性があります。

湿度は気温や天候に左右されますが、常時カビくさいなどの場合、見えないところで雨漏りが発生していることが考えられます。

 

時間差で起こる雨漏りの対処法

雨漏りが起こっている可能性が高いと感じたら、早めの対処を行いましょう。

出口の水を受け止める

ポタポタ落ちてきている場合は、バケツや桶で受け止めて排水を行いましょう。

すぐに専門業者に調査を依頼する

雨漏りは時間が経つにつれて進行し、躯体の腐食につながってしまいます。

室内の環境を快適に保つためにも、雨漏り専門の業者に調査を依頼し補修をお願いしましょう。

おススメしない対処法:出口をふさぐ

雨漏りしているとわかっても、シーリングなどで出口をふさいでしまう方法はおススメしません!

なぜなら入口をふさがないと雨水の侵入は止まらないからです。

いままでの出口がふさがれると、今度は別の出口を探して水が移動を始めてしまいます。

それを繰り返すと、入り口の特定が困難になるうえ、雨漏りの症状がいろんなところに出て被害が拡大します。

入ってきてしまったものは仕方ないので、出口をふさがずに上手に排水するようにしましょう。

 

時間差の雨漏りまとめ

時間差でおこる雨漏りについて解説してきました。

そういえば心当たりがあるわ・・・という方、本格的な梅雨シーズン到来前にぜひ専門業者に調査を依頼しましょう。

塗り達では雨漏り診断から補修までスピーディな対応を心掛けています。

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