竪樋とは? 役割やメンテナンス方法を解説 l塗り達
2023年8月10日 公開
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この記事では、竪樋について解説しています。
竪樋(たてどい)とは、屋根から地面に向かって、垂直につけられた樋のことを言います。
同じ読み方で「縦樋」と書く場合もあります。
竪樋の役割
竪樋は、屋根に降った雨を集め、地面に流すための通り道の役割があります。
屋根に降った雨は、屋根の傾斜を流れて、軒に到達し軒樋(のきどい)に落ちて一か所に集められます。
四角い箱のような部品が集水器と呼ばれるもので、軒樋からここに集められた雨水が、竪樋を取って地面まで運ばれる仕組みになっています。
▼軒樋 についてはこちらの記事もご覧ください。
竪樋を付けるメリット
竪樋を含めて雨樋があることで、
・屋根から直接地面へ雨水がおち、跳ね返ることを防ぐ
・外壁へ泥が跳ねるのを抑える
・住宅の傷みを軽減する
などのメリットがあります。
小さな水の粒であっても、何十年も同じ場所に落ちていると、コンクリートなどでも穴が開くことがあります。
雨を集め、排水するために竪樋は欠かせないものなのです。
竪樋の材質
縦樋は、
・銅やアルミなどの金属
・合成樹脂(塩化ビニルなど)
・竹
などの材質でできていることがあります。種類や形、色は様々です。
いずれも軽量で、適度に耐久性があるものを使います。
竪樋の劣化とメンテナンス方法
竪樋は、住宅においては付帯部の1つです。
金属製の場合、表面の塗膜が劣化し、錆が発生することが懸念されます。
また、竪樋自体は金属製でなくても、金具部分が金属の場合、サビが発生したりもらいさびが起きることもあるため、さび止めを使った塗装によるメンテナンスが必要です。
樹脂製の場合、サッシの色や外壁に合わせてお色を変えることもできます。
割れている、欠けているなど塗装ではメンテナンスできないは樋の交換工事を行います。
既存色だけでもこれだけたくさんのものが発売されています。
付帯部の劣化は、外壁や屋根を塗装したあと思ったより劣化が目立ちます。
塗装の際に一緒にメンテナンスを行うと、足場組が1度で済むのでコスト面でもお得です。
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