屋根塗装は高圧洗浄なしで大丈夫? 高圧洗浄の目的と重要性について解説 l塗り達
2023年8月14日 公開
屋根塗装や外壁塗装の前には、高圧洗浄を行います。

塗装工事前に当たり前のように洗いますが、
「高圧洗浄なしではだめなのか?」
と疑問に思う方もおられるかもしれません。
高圧洗浄は塗装工事において重要な工程である理由や高圧洗浄を行う目的について解説します。
高圧洗浄とは
高圧洗浄とは、圧のかかった水で洗い流す作業です。
家庭用でも高圧洗浄機が発売されているので、ご自宅でお使いの方もおられるかもしれません。
塗装工事では、家庭用より水圧が強く洗浄力も高い業務用のものを使います。
そのため高圧洗浄を行うと、土埃や汚れだけではなく、古い塗膜もはがします。
↑チョーキング
高圧洗浄を行う目的
チョーキング
塗膜が劣化していると、塗膜が粉のようになり外壁や屋根にただのっかっているだけの状態になってしまいます。
チョーキングと呼ばれる劣化症状が現れると、塗装工事時期のサインです。
粉状になってしまった塗膜の上から、新しい塗膜を付けても、密着が悪く耐久性の悪い塗装になってしまいます。
チョーキングが起こっている古い塗膜を高圧洗浄で洗い流すことで、下地にしっかりと密着した新しい塗膜を作ることができるのです。
汚れ・コケ
汚れやコケなどが残っている場合も、密着が悪くなります。
高圧洗浄で、屋根のついているこれらの不純物を洗い流すことで、下地をきれいに整え、塗装に向けて準備をします。
高圧洗浄をしないとどうなる?
高圧洗浄をしないと早期のはがれの原因となります。
下地が整っていない状態で塗装を行うと、早々に塗膜がはがれてきてしまう原因になります。
例えば10年耐久するといわれていたのに、2~3年ではがれてきてしまうようなことが起こってしまいます。
高圧洗浄不足でも施工不良の原因に
塗装工事が終わってしまうと、きれいに色も変わっているので高圧洗浄を行っているかどうかわかりませんが、耐久年数より明からに早く劣化してきている場合は、高圧洗浄やその他の守らなければいけない工程が守られていない施工不良の可能性があります。
高圧洗浄機で水圧をかけてきれいに洗い流す必要があるので、ホースの水でちょろちょろと水をかけただけでは高圧洗浄を行ったとはいえません。
とはいえ、工事完了後にわかりにくい工程であるので、工程表や打合せ、在宅している場合高圧洗浄を行っていたか、確認しておきましょう。
耐久性の高い屋根塗装工事は塗り達にお任せ
塗り達では、現場経験の豊富な職人と現場担当が、一軒一軒丁寧に施工を行っています。
高圧洗浄はもちろん、下塗り・中塗り・上塗りと工程を遵守してはじめて塗料の性能が生かされます。
高品質な屋根工事は塗り達にお任せください!









