軒天の塗装は必要?補修方法や注意点を解説 l塗り達
2023年9月9日 公開
外壁から張り出した屋根の天井部分を「軒天」と言います。

外壁や屋根が劣化するのと同じように、軒天も劣化し、放置すると雨漏りの原因になります。
そのため定期的な補修やメンテナンスが必要です。
今回は軒天のメンテナンス方法や注意点を解説していきます。
軒天の役割
軒天は、屋根が外壁から張り出したところの天井部分です。

軒天の役割として
・垂木や野地板を隠す
・延焼を防ぐ
・屋根裏の換気
があります。
また、屋根が張り出していることで、外壁を紫外線や雨風の直撃から守っています。
軒天の材質
軒天の材質には次のようなものがあります。
①ケイカル板
ケイ酸カルシウムでできたボードで、耐火性・防湿性に優れており多くの戸建て住宅で採用されています。

ケイカル板自体は腐食することはありませんが、圧縮されて作られている板なので劣化を放置しているとはがれの原因になります。そのため表面を塗膜で多い保護しておく必要があります。
有孔ボードになっていて通気性をより高めているものもあります。
②ベニヤ
木造住宅では、外観のデザインが調和する木目調のべニア板や合板もよく使われていました。
しかし、耐火性が低い、湿気がこもりやすいなどのデメリットもあり、現在はケイカル板が主流になっています。

軒天のメンテナンス
軒天のメンテナンスは、基本的に塗装で行えます。
外壁塗装と同じように、
高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗り と重ねていきます。
はがれ等が見らる場合は入念に下地補修を行ってから塗装します。

また、塗り方については、外壁からの続きでつなぎ目がいないように同じ色で塗る場合や、軒天だけ別の色にして色の組み合わせを楽しむといった方法をとる場合もあります。


木目を生かしたい場合は、木部専用塗料を使うこともあります。

塗装でメンテナンスが難しいほど劣化が進んでいる場合は、軒天の張替などを行うこともあります。
定期的なメンテナンスを行えば、長く使うことができます。外壁や屋根と同じく、メンテナンスが必要な付帯部ですので、ぜひ一度状態を確認してみて下さい。
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