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一度だけの雨漏りなら大丈夫?原因や対策と危険性を解説 l塗り達

2023年10月10日 公開

「何年か前に1回だけ雨漏りしたことがあるんだけど」

それからみてないから大丈夫!と安心していませんか?

雨漏りは1回でも起こっていると、目に見えない雨漏りをしていないだけで、雨のたびに水が侵入している可能性があります。

本記事では、1度きりの雨漏りの原因や危険性について、対策と一緒に解説しています。

うち、雨漏りしたことあるわ~という方は、最後までぜひお読みください。

雨漏りが起こりやすい場所と原因

雨漏りは、雨が隙間などから侵入してくることです。

そのため、家に隙間があればどこからでも水は入ってこられます。

まずは雨漏りが起こりやすい場所と原因を確認しておきましょう。

シーリング

外壁材がサイディングやALCなどボードのつなぎ目がある場合、隙間はシーリング材で埋められています。

しかし、経年劣化で割れやはがれが生じると、隙間ができ雨漏りしてくることがあります。

シーリングはサッシ廻りなどにもありますが、同じように劣化によってサッシと外壁の間に隙間ができ、雨漏りすることがあります。

 

外壁

外壁も雨漏りが多い場所の1つです。

モルタルの場合は、クラックが生じやすく外壁自体に隙間ができてしまいます。

外壁の防水機能が低下すると?② l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達

サイディングボードなども外壁材自体が割れたりかけたりすることがあるので、隙間ができると雨漏りします。

クラック

 

屋根

雨漏りときくと、一番思い浮かべやすいのは屋根ではないでしょうか?

確かに、雨は真上から降ってきますし、屋根が雨からお家を守ってくれています。

屋根が雨漏りするのは、屋根材の劣化、屋根材が飛ばされていてないなどが原因のケースが多いのですが、瓦が一枚ずれたりとんだりしたくらいでは雨漏りとまではいきません。

1枚ずれたくらいでは雨漏りしないのは、スレートなどの屋根材の下には、防水性のシートが貼られているためです。

このシートが破れて雨が侵入してくれば当然雨漏りとなります。

 

また、板金などが飛ばされてしまった等の場合は、雨漏りにつながります。

樋・幕板・笠木など付帯部

実は、付帯部からの雨漏りも意外に多いのです。

例えば、幕板は外壁と間に隙間ができやすく、シールの劣化を補修しなければ雨漏りにつながります。

笠木も同様に、手すりなどがついていると隙間ができやすく、壁の内側に雨が入り込みやすくなります。

塗り達 施工事例

1回きりの雨漏り、2回目は気づいていないだけかも

雨漏りしやすい場所を解説しました。1回きりの雨漏りはどこで見つけましたか?

雨漏りというと、水がぽたぽたと落ちてきてたらいなどで受け止めるイメージがあるかもしれません。

しかし、雨漏りしやすい場所で天井からぽたぽたが起こりうるとすれば、屋根からの雨漏りくらいです。

外壁やシール、付帯部からの雨漏りは、基本的に壁の内部など見えない部分で進行しています。

そのため、たまたま1回雨漏りを見つけただけで、もう何度も雨漏りしていたり、その後も雨のたびに雨漏りしているということも十分に考えられるのです。

目に見えない雨漏り

では、目に見えない、見えにくい雨漏りとは具体的にどのようなものでしょうか。

壁紙や天井にカビ

天井や壁にシミやカビのようなものを見つけたら、雨漏りかもしれません。水滴が落ちてくることはなくても、天井裏は水が入ってきているということもあります。それがカビや染みという形で表れてきます。

壁紙がはがれてきている

壁紙がベロンと捲れてきている場合、内側から湿気にやられている可能性があります。

シーリングや外壁の傷から入った水は、壁の内部を伝わり、湿度をグングン上げていきます。

湿気で壁紙の裏の糊がはがれて、何もしていないのにはがれたり膨れてきたりします。

 

サッシ廻りがやけに濡れる

雨が降ったときだけサッシ廻りが濡れているのであれば、窓の隙間から雨が侵入している可能性があります。

天気が良い日でも濡れている場合は結露です。

いつも湿気が高い・洗濯物が乾かない

室内に洗濯物を干していても全然乾かない、なんだか室内がじめじめしている。これらも雨漏りが原因で起こりうることです。

雨が降っているからとほおっておかないで、湿気がたまると室内にカビなどが生えます。健康被害も懸念されるので放置しないようにしましょう。

 

1度の雨漏り 放置せずにご相談ください

目に見えない雨漏りについて解説しました。

「そういえばそんなことあるような・・・」

そう思った方は、ひそかに雨漏りが進行している可能性があります。

雨の侵入は、入り口をふさがないと止まりません。

放置していて勝手にふさがるものでもありませんので、1度きりの雨漏りだからと安心せず、専門業者へご相談ください。

塗り達では、雨漏り診断も行っています。

また外壁や屋根の劣化状態にも詳しいので、雨漏りの原因を特定し補修のご提案をいたします。

1度でも雨漏りを見たお客様、ぜひ塗り達にご相談ください。

 

 

2025年12月14日 更新!

雨漏りで断熱材が濡れると起こるリスクと対処法

2025年12月14日 公開 雨漏りで困ることの1つは、普段水にぬれることを想定していない場所が濡れてしまうことです。 お風呂場やシンクなどと違い、天井やクロスなどは水にぬれることを前提として施工されていません。そんな場所が雨漏りによって水にぬれたり、長期間湿気たりしてしまうと、カビが生えたり、はがれたりと、困った雨漏りの症状となって現れます。 同じように、外壁や屋根の中に仕込まれている断熱材も、雨漏りによってリスクが生じます。 今回は、雨漏りによって断熱材が濡れるリスクや対処法について解説します。 目次断熱材がある場所断熱材の素材雨漏りが断熱材に与える影響雨漏り保放置せず早期補修を! 断熱材がある場所 断熱材とは、冷気や熱の移動・伝達を送らせて、寒さや熱さを和らげる性能がある建材です。 断熱材が使われている場所には、 外壁 屋根 床下 等があります。 これらの場所に隙間があると、外からの冷気が伝わり寒さが厳しかったり、室内をいくら温めても外へ暖かさが逃げてしまう、外からの太陽光の熱が外壁や屋根から室内に伝わり、温度が上昇するなどします。 それらを抑制するために断熱材を入れることが一般的になっています。 断熱材の素材 断熱材の素材ちしていろいろな種類がありますが、グラスウールはよく使われている素材です。 無機質なガラスを綿のような繊維にしたもので、軽量で優れた断熱性を持っています。 繊維と繊維の間にたくさんの空間があり、そこへ空気を含むことで、暑さや寒さがつたわたりにくくなります。 雨漏りが断熱材に与える影響 雨漏りすると、外壁や天井裏に仕込まれた断熱材が水にぬれたり、長期間湿度が高い状態になります。 グラスウールの場合、無機質なので断熱材事態にカビが生えてしまうことはありません。 しかし、雨漏りによる水濡れで繊維同士がくっついてしまうと、断熱の効果を左右する空気を貯める機能が低下するため、機能面では断熱効果が低くなるでしょう。 もし雨漏りしてしまった場合は、断熱材をよく乾燥させることが大切です。 しかし、外壁内部に付けられた断熱材を取り出して乾燥させるのは、壁を解体するなど大規模な改修作業が必要になります。 また天井裏や床下の場合も、雨漏りの進行に気づきにくく、長期間放置されてしまうケースがよくあります。 雨漏り保放置せず早期補修を! 雨漏りは起こってから補修しようとすると、全面的な改修にはかなりの時間と費用がかかってしまいます。 そのため雨漏りが起きないよう、定期的にメンテナンスや点検を行うことが大切になります。 万が一雨漏りしてしまった場合は、放置せずに早めに補修することで被害を最小限に食い止めることができるでしょう。 雨漏りに気づいたら、まずはお気軽に点検のご依頼を!      

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2025年12月11日 更新!

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2025年12月11日 公開 「冬になると雨漏りが起こる」 「雪が降ると雨漏りしているような症状がでる」 冬になると雨漏りの症状が出て気になっているという方もいらっしゃるかもしれません。 雨漏りに季節性はあるのでしょうか?今回は冬の雨漏りについて原因や事前に確認しておきたいことを解説します。 目次雨漏りは年中起きる冬限定の雨漏り じつはすがもりかも?冬が来る前に確認しておきたい屋根のあれこれ屋根や屋根板金の破損樋の詰まり経年劣化による屋根材の防水性の低下雪の重みで屋根が破損してしまうことも冬前の屋根点検も塗り達にお任せください! 雨漏りは年中起きる 天井から水がポタポタ、クロスにシミがある、窓際がいつも濡れている・・・ 屋根や外壁の劣化が原因の雨漏りは、雨が降れば年中起こり得ます。 そのため「冬だけに起こっている」ように感じても実は見えない部分で雨漏りが進行していたというケースもあります。 雨漏りは一度起こると直すまで直らない、まるで虫歯のようなものなのです。 雨がたくさん降ったときだけ、強い横殴りの雨が降ったときだけといった、雨漏りが目に見えやすい状況はあっても、夏場は止まっていて冬場だけ雨漏りしている というケースはないといっていいのです。 冬限定の雨漏り じつはすがもりかも? とはいっても、冬になるといつも雨漏りの症状が起きるという場合は、「雨漏り」ではなく「すがもり」かもしれません。 すがもりは、雪止め水が再び氷ることによって排水がうまくされず、接合部分から漏水する症状の事で、「冬でしかも雪が降ってさらに凍るほど寒い」場合に起こるケースです。 冬場の晴れた日でも雨漏りしているのなら、やはり冬だけではなく年中雨漏りの症状は起きていると考えられます。 ▶すがもりについてはこちらの記事もご覧ください 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へすがもりとは?特徴や原因、雨漏りとの違いも解説https://nuritatsu.com/blog/556762025年10月20日 公開「すがもり」という言葉を聞いたことがありますか?関西の都心部ではあまりなじみがないかもしれませんが、雪が深い地域では冬になると起こりやすいお家の症状の1つです。今回は雨漏りと混同されやすい「すがもり」について解説します。すがもりとはすがもりとは、屋根に降った雪が一度溶けて、凍ったために排水がうまくされず、接合部分から水が侵入してくる症状です。「すが」とは東北の言葉で「氷」のこと。すが漏りとは雪解け水が原因の氷で漏水することを指します。すがもりと雨漏りの違い雨漏りと... 冬が来る前に確認しておきたい屋根のあれこれ すがもりの場合では、特に屋根に異常が見られなくても起こってしまうことが知られていますが、雨漏りの場合は必ず原因があります。 本格的に冬が来る前に確認しておきたいポイントをまとめました。 屋根や屋根板金の破損 屋根や屋根板金の破損・欠損は雨漏りにつながりやすい劣化の1つです。 特に袖板金や棟板金の欠損、谷板金の劣化を放置している場合は長期間にわたって雨漏りが進行している可能性があります。雪がつもると、長時間水が屋根に残り続けるため雨漏りが一気に加速する可能性もあるため、早めに点検し補修を行いましょう。 樋の詰まり 排水のかなめとなる雨樋のつまりは、長時間水をその場にとどめてしまい、隙間からの雨漏りの原因になります。 特に軒樋はオープンで枯葉やごみが溜まりやすい場所でもあるので、可能な範囲で掃除をしましょう。 経年劣化による屋根材の防水性の低下 スレートやアスファルトシングルなど、元々防水性がない屋根材は塗膜によって水を吸い込まないように守っています。 しかし経年劣化によって塗膜の機能が低下すると、水の吸い込みによって屋根材がもろくなったり、屋根材の下の防水シートに影響がでることも。 雨漏りが起こってしまうとすべて取り換えて補修が必要になってしまうので、表面の塗膜が劣化している場合は塗装工事を検討しましょう。 雪の重みで屋根が破損してしまうことも 雨漏りが進行すると、木造住宅では躯体の材木が腐食し、耐久性が低くなってしまいます。 あまりにもろくなっている屋根の場合、雪が降った重みで様々な場所で破損が起こってしまうことも。 すぐに流れる雨とは違い、雪は積もると重量がかかります。かなり傷んでいるなという場合は雪が降り始める前に補修しましょう。 冬前の屋根点検も塗り達にお任せください! 本格的な冬が来る前に、屋根点検を行いませんか? 雨漏りが一度起こってしまうと、室内環境も悪くなり、お家の強度下がるため、起こる前に防止するのが一番おすすめです。 屋根点検なら塗り達にご相談ください!        

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2025年12月9日 更新!

太陽光パネル設置屋根の雨漏り 原因と対処法を解説!

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