外壁塗装のセルフメンテナンスは可能?工程や注意点を解説 l塗り達
2023年10月13日 公開
京都市、宇治市、八幡市、草津市の皆様こんにちは!
京都市・宇治市・八幡市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店塗り達です。
いつも塗り達の職人ブログをご覧いただきありがとうございます♪
ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。
ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
秋の空が気持ちの良い季節ですね
天候もよく屋外での作業がはかどる時期なので、塗装工事を行うには最適な季節です☆彡
「よーし!気になっていた外壁のメンテナンスでもやってみるか~」
とDIYをしてみたいとお考えの方もおられるのではないでしょうか?
外壁塗装工事は、DIYでも行うことが可能です。
しかし、セルフメンテナンスの場合、注意したい点や塗装工事で気を付けなければいけない点を事前に把握しておく必要があるでしょう。
本日は、外壁塗装のセルフメンテナンスについて、その工程や気を付けたい点をまとめています。ぜひご参考になさってください。
目次
外壁塗装の準備
外壁塗装工事を行う場合、事前の下準備ができているかどうかで、作業の効率も仕上がりも変わってきます。
まずは準備について確認しておきましょう。
道具
塗装するためには、塗料を塗るための道具が必要です。
塗りたい場所や塗料によっても変わりますが、ローラーや刷毛が代表的な塗装装具です。
また、塗料を入れる容器や、養生道具、下地処理のための高圧洗浄機やスクレーパーなども必要でしょう。
これらは、ホームセンターなどでも手に入れることができます。
▼塗装に使う道具についてはこちらもご覧ください。
塗料
外壁塗装に使う塗料にもいろいろな種類があります。
成分別の分類や、用途別、性能別、また1液型か2液型かなどの分類もあります。
1液型の場合、缶を開けてすぐに使うことができますが、2液型は希釈率を確認し自分で混ぜる作業が必要になります。
塗料もホームセンターなどの購入できます。
▼塗料の分類についてはこちらの記事もご覧ください。
作業場所の確保
外壁を塗装する場合、足もとの安全や作業場所の確保も必要です。
車や自転車を止めていたり、植栽がある場合など、塗料が飛散しないように場所を移動させるか、養生などで保護することが必要です。
また、高い場所を塗る場合は、本来足場が必要になります。
はしごで塗る場合は、足もとが不安定なうえに塗料缶や刷毛などを両手に持たなくてはいけないため、危険です。
必ず安全を確保できる作業スペースを作りましょう。
外壁塗装の工程
事前の準備ができたら、外壁を塗装していきます。一般的な外壁塗装の工程を確認しておきましょう。
①高圧洗浄
外壁塗装の前には、必ず高圧洗浄機を使って洗浄を行います。
古い塗膜を落とし、新しい塗料の密着を高めるためです。
普通のホースからでる水圧よりもっと強力なので、水の力だけで汚れや旧塗膜を落とします。
②下地処理
剥がれやクラックがある場合は、下地処理できれいに補修します。
塗料の密着力を高め耐久性を確保するためです。
③下塗り
上塗り塗料の前に、下塗り塗料を使います。
下塗り塗料は、上塗り塗料と下地の密着を高める糊の働きをしたり、下地を強くして補強する役割があります。
下塗り材がきちんと塗られていないと、はがれや膨れの原因になることがあります。DIYであっても丁寧に行いたい工程です。
④中塗り
中塗りは上塗り塗料の1回目の塗装です。
塗膜は均一な厚みで塗り残しがないようにする必要があります。そのため基本的に同じ塗料で、最低2回は重ねて塗ります。
⑤上塗り
上塗り2回目です。ここで塗り残しや塗りムラをなくし、美しい仕上がりに整えていきます。
⑥完成!
最後に養生をはがして塗装完了です!
外壁塗装をDIYで行うメリット
外壁塗装はDIYで行うと次のようなメリットがあります!
安価でできる
セルフで行う場合の最大のメリットは、費用が安く済むことでしょう。
専門業者に依頼した場合、一軒家の70万~100万円ほほどかかる高額な工事です。
自分で手を動かす分、安くすることができます。
自分が好きな時にできる
塗装工事はおよそ2週間~1カ月ほどかかります。
ご家庭の予定を調整したり、来客を控えてもらうなど、いつもと違う配慮が必要になるうえ、天候によって工期が伸びることも。
DIYなら自分の時間を使って好きな時に行うことができますので、業者の都合に合わせる必要もありません。
比較的時間を使えるライフスタイルの場合は、DIYで行うことはメリットになるでしょう。
納得できるまで工事できる
ご自分で気になる場所を納得できるまで塗ることができるのも、DIYのメリットですよね。
やっぱりこの色気に入らない・・・となった場合でもDIYであれば塗りなおしすることもできます。
外壁塗装をDIYで行うデメリット
外壁塗装をDIYで行う場合のデメリットには次のようなものがあげられます。
失敗する可能性がある
職人が工事する場合でもDIYの場合でも、基本的に塗装工事の工程通りに行うことで完成します。
しかし、塗料の希釈を間違えてしまったり、塗膜が均一につけられなかったりして、仕上がり残念!と感じることも。
職人であっても長い時間の経験を経て、プロの仕上がりを実現しているため、同じような仕上がりを求める場合は、失敗した!と感じてしまうかもしれません。
危険を伴う
外壁すべてを塗装しようと思うと、どうしても高い部分があり、転倒などの危険を伴います。
せっかくきれいになってもけがをしていては元も子もないので、必ず安全を確保して作業を行いましょう。
専門的な技術や道具が使えないことがある
塗装工事において、塗料を塗ることよりも、下地処理を行うことが技術や経験が必要な工程です。
特にクラックの補修や、膨れ等がある場合は、きちんと処理しておかないと塗装がもたないことも。
クラックの補修にはシーリング材が必要であったり、膨れ等もしっかりはがして左官補修などが必要になるケースもあります。
色をちょっと塗り替えるだけのDIYなら問題ないケースが多いですが、明らかに補修が必要な劣化がある場合はDIYでは難しいかもしれません。
DIY後の塗装が高額になるケースがある
せっかくDIYで頑張っても、やはりプロの補修が必要だ・・・
そう感じたときに、もちろん専門業者として補修を行うことは可能です。
しかし、下地に合わない塗料を使っていたり、補修方法が複雑になっていたりすると、一度リセットするために費用や手間がかかってしまいます。
結果的にトータルのコストで見ると、最初からお願いしておけばよかった・・・という高額な工事になることあるので、劣化状態を見極めてDIYでできそうか、プロの技術が必要か、判断してくださいね。
DIYでは大変そう・・・と思ったら専門業者へお任せください!
DIYでの外壁塗装工事について解説してきました。
簡単そうだなと思った方も、これはプロに任せた方がよさそうだ・・・と感じた方も、まずは外壁の状態を知るところから始めましょう。
色を変えるだけの塗装であればDIYでもできる可能性が高いです。
しかし、クラックや補修が必要な劣化がある場合、プロに任せた方が結果的に費用面でも仕上がりの面でも耐久性のたかい工事ができるでしょう。
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