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防水工事は雨でもできる?施工不良にならないために気を付けたいこと l塗り達

防水工事現場ブログ 2023.11.02 (Thu) 更新

2023年11月2日 公開

防水工事は、雨の日でもできるのかな?

そんな疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。

防水工事は、雨の日は施工を行いません。

その理由や防水工事の特徴について知りたい方は、本日の記事を参考になさってください。

 

防水工事を雨の日に行わない理由

防水工事を雨の日に行わない理由は、一言でいうと「施工不良の原因となるから」です。

防水層がきちんと形成されないと、水を防ぐことができず、はがれや膨れ、雨漏りの原因となります。

雨の日に施工すると防水層がきちんと形成されない理由を、戸建て住宅でよく使われる防水工事の種類ごとに確認してみましょう。

①ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水は、液状ウレタンを下地に塗布し、現場で硬化させて防水層を作る方法です。

塗布したウレタンがしっかりと乾き、硬化することによって防水層が形成されるため、乾燥期間が重要になってきます。

雨の日に施工が行えないのは、雨が当たったり湿度が高かったりしてうまく乾燥ができないためです。

また施工前に雨が降っていて、現場が濡れている場合も施工ができません。

②シート防水

防水工事

シート防水は、あらかじめ作られた防水性能があるシートを貼って防水層とする方法です。

シートを下地に密着させる方法は2つあります。密着工法と機械固定法です。

密着工法は接着剤を使って下地にシートを貼る方法です。雨の日は接着剤が十分に硬化しないため密着力が悪くなります。

機械固定法は、アンカーを使ってシートを固定します、電気を使うため雨の日の施工はやはりできません

防水工事

③FRP防水

FRP防水は、繊維強化プラスチックで防水層を作る方法です。

ガラス繊維マットに液状の不飽和ポリエステル樹脂を含侵させ防水層を作ります。

液状の不飽和ポリエステル樹脂が硬化する必要があるため、雨の日の施工はできません。

 

雨の日に防水工事をすると起こる施工不良の例

雨の日に無理やり防水工事を行ってしまうと、次のような施工不良の症状がでます。

・密着不足
・塗膜のはがれ
・膨れ
・たわみ

などいずれも硬化不良が原因で起こる施工不良です。

経年劣化ではがれ等が起こることはありますが、施工後すぐや数カ月でこのような症状が起こった場合は、施工不良が疑われるでしょう。

雨の日でもできる防水工事の工程

下地処理や塗膜を付ける、シートを貼るなどは雨の日にはできませんが、現地調査洗浄作業なら作業可能です。

雨の日でも強行しようとする業者がいたら要注意です。

 

雨の日は防水工事を行わないが基本

雨の日の防水工事について解説しました。

屋外の工事は天候に左右されるため、工期通りに工事が進まないこともありますが、せっかく工事するなら施工不良なく終えたいですよね。

基本的に、雨の日には防水工事は行いません。

万が一雨の日に強行してしまったら、やり直しなどで期間もコストも当初の予定よりもかかってしまうでしょう。

防水工事のご用命も塗り達まで▼

 

 

 

 

 

2026年4月26日 更新!

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2026年4月24日 公開 戸建て住宅の防水工事といえばFRP防水!というくらい、新築住宅のバルコニーやベランダでよく使われているのがFRP防水です。 FRP防水が多くの住宅で採用されるのは強度や耐久性などメリットがが多いからですが、「デメリットってないの?」というご質問も時々いただきます。 どんなことにもメリット・デメリットがあるように、FRP防水にもいくつかのデメリットや注意点があります。 今回は、FRP防水の特徴と、導入前に知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。 目次そもそもFRP防水とは?メリットFRP防水の主なデメリット1. 伸縮性が低く、動きに弱い2. 紫外線による劣化が早い3. 広い場所には不向き4. 施工時の臭いが強いFRP防水のデメリットを補うためには?FRP防水は「万能」ではないが、条件に合えば非常に優秀 そもそもFRP防水とは? FRP(繊維強化プラスチック)防水は、ポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせて塗り重ねることで、防水層を形成する工法です。 軽量かつ強靭で、乾燥も早く、ベランダ・屋上・屋根兼用バルコニーなど住宅密集地でも施工しやすい点が魅力です。 メリット 軽量 耐久性が高い 施工時間が早い 小さな場所や複雑な形でも比較的施工しやすい FRP防水の主なデメリット では、具体的にどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。 1. 伸縮性が低く、動きに弱い FRP防水は硬く強度がある反面、柔軟性に欠けるため下地の動きに追従しづらい性質があります。 木造住宅や揺れの多い構造では、ひび割れが生じやすくなる可能性があります。 2. 紫外線による劣化が早い トップコート(保護塗料)が紫外線で劣化すると、FRP層がむき出しになりやすく、防水性が損なわれる恐れがあります。 5年〜7年程度でトップコートの塗り直しが推奨されます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ FRP防水 3. 広い場所には不向き 広い面積や複雑な形状の場所には不向きで、最大施工面積は10㎡~20㎡程度が一般的です。 屋上全体や大型施設にはウレタン防水やシート防水のほうが適しているため、場所によってはFRP防水でない方がいいでしょう。 4. 施工時の臭いが強い 硬化時に強い臭いを発するため、換気の悪い室内側では使用が難しいケースがあります。 近隣への配慮が必要な住宅地では事前の説明も重要です。 FRP防水のデメリットを補うためには? これらのデメリットはあるものの、適切な施工と定期的なメンテナンスで十分にカバーできます。 下地の動きが大きい場所では補強や絶縁工法を検討 トップコートの定期的な塗り直し(5〜7年) 臭いが気になる場合は水性タイプの樹脂の採用や施工時間の工夫 これらのポイントは施工店の腕の見せ所ともいえます。 FRP防水をご希望の場合はできるだけお客様のご希望に合わせた施工提案を行いますが、現場の状況や建物の構造に合わせて、ウレタン防水やシート防水など他の工法との比較検討も重要です。 FRP防水は「万能」ではないが、条件に合えば非常に優秀 FRP防水は耐久性が高く、住宅のベランダやバルコニーでは非常に多く採用されている工法です。 しかし、どんな工法にも「向き不向き」があり、FRPにも注意すべき点や制限が存在します。 塗り達でFRP防水をはじめ各種施工方法での防水工事やメンテナンス工事を数多く施工しています。 FRPの特性をしっかり理解したうえで、お住まいの状況やご要望に合った最適な防水工法をご提案いたします。 「FRP防水って本当にうちに合うの?」「施工後も安心して暮らしたい」 そんなお悩みがある方は、まずは現地調査・ご相談からお気軽にお問い合わせください!!

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2026年4月21日 公開 防水工事のあと、「塗膜が浮いてきた」「部分的に剥がれてしまった」といったトラブルに悩まされる方は少なくありません。 見た目の問題にとどまらず、放置すると雨漏りや建物の劣化につながるため注意が必要です。 この記事では、防水塗膜が剥がれてしまう原因と、正しい対処法・再発防止のポイントをわかりやすく解説します。 目次防水塗膜が剥がれる主な原因1. 下地処理が正しくされていなかった2. 経年劣化や紫外線の影響3. 材料があっていなかった4. 水分や湿気の混入剥がれを放置するとどうなる?防水層の剥がれ:対処法と再発防止のポイント●早めの補修がカギ●信頼できる施工店に相談を●定期的な点検とメンテナンス防水工事のご相談は塗り達まで! 防水塗膜が剥がれる主な原因 防水工事をした施工面がはがれてしまう原因には次のようなものがあります。 1. 下地処理が正しくされていなかった 塗膜防水工事では、塗装前に行う「下地処理」がとても重要です。ホコリや油分、旧塗膜などが残ったまま施工すると、防水材が密着せず、後に剥がれやすくなります。 2. 経年劣化や紫外線の影響 ウレタン塗膜防水などの防水層は、紫外線や雨風の影響で少しずつ劣化していきます。施工後10年以上が経過している場合は、表面のひび割れや剥がれが見られることもあります。 3. 材料があっていなかった 防水工事は、用途や下地に合わせたいろいろな種類があります。 コンクリートや木造などは下地の動きに応じて柔軟性や耐候性が求められますが、適していない材料を使うと塗膜が割れたり剥がれたりしやすくなります。 4. 水分や湿気の混入 下地が完全に乾いていない状態で塗装を行うと、防水層の内部に水分が閉じ込められ、時間とともに膨れ・剥がれを引き起こします。 またすでに雨漏りが起こっている下地でも同じことが言えるので、下地の状態を正確に把握して施工方法を決める必要があります。 剥がれを放置するとどうなる? 防水塗膜の剥がれを放置すると隙間から雨水が浸入し、雨漏りやコンクリートの中性化、鉄筋のサビなど重大な劣化を引き起こします。劣化が進行すると部分補修では追いつかず、全面改修が必要になるケースもあります。 結果的に大規模な修繕の費用と時間がかかってしまいますので、早めに対処することが大切です。 防水層の剥がれ:対処法と再発防止のポイント 防水層の剥がれは経年劣化でも起こってしまうものです。勝手には直らないため以下のポイントを押さえて対処しましょう。 ●早めの補修がカギ 部分的な剥がれなら、再塗装や部分補修で対応できる場合があります。ただし、広範囲にわたる場合は、既存の塗膜をすべて撤去し、再施工する必要があることも。 ●信頼できる施工店に相談を 塗膜剥がれの多くは、施工不良や材料選定のミスが原因です。再発を防ぐには、下地処理から材料選び、施工管理まで丁寧に対応してくれる専門店に相談しましょう。 ●定期的な点検とメンテナンス 施工後も3年~5年おきに点検を行い、トップコートの塗り替えや小さな傷の補修を行うことで、長く防水性能を維持できます。 防水工事のご相談は塗り達まで! 防水工事はきちんと機能しているとお家全体を守ってくれる優れた方法です。しかし、施工時の条件やその後の管理によって耐久性に差が生まれ、劣化を放置しているとお家全体の耐久性に影響が出ます。 「塗膜が剥がれてきた」「膨れている部分がある」と感じたら、早めに専門業者に相談し、適切な補修を行うことが大切です。 防水工事を成功させるためには、下地から仕上げまでしっかり確認できる施工店選びが重要です。 心配な方は、ぜひ塗り達までご相談ください。

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