凍害とは?症状や注意点を解説 l塗り達
2023年11月12日 公開
この記事では、凍害について解説しています。
凍害とは、水分が凍ることで起こる様々な影響の事です。
特に、建築物の場合は、コンクリート内部に含まれる水分が凍結し、体積が大きくなることで大きな損傷となることがあります。
体積が膨張すると、内側からひび割れたり、耐久性が落ちたりするため、外壁などに凍害が起こったの場合は注意が必要でです。
外壁に凍害が起こる原因
コンクリートに起こることが多い凍害ですが、サイディングボードなどの外壁にも起こることがあります。
その理由は「外壁の劣化」です。
シーリングの劣化やひび割れなどを放置していると、隙間から雨水が入り込み内部に浸透します。
いわゆる「外壁からの雨漏り」ですが、この状態が長く続き水分をため込んでいると、凍るように外気が冷たくなったとき内部の水分が原因で「凍害」が発生します。
凍害が起こるのは、外気温が0度以下になるほど厳しい寒さの時といわれます。
内部の水分は、雨漏りだけだとしても放置していると危険ですが、さらに凍害が加わると一気に外壁が大きく破壊されることがあります。
外壁の劣化は、表面だけの場合は塗装やシーリングの打ち直しなどで対応可能ですが、内部の雨漏りが進行している場合は貼り換えなどの大規模修繕が必要になります。
費用も時間も大幅にかかるため、早めに塗装工事を行ってメンテナンスしておきましょう。
厳しい寒さが来る前に、お家のメンテナンスを!
そろそろ11月も後半に差し掛かろうとしています。
冬が来て降雪があると気温がぐっと下がります。
特に昨年は京都でも積雪があり、非常に寒かったですよね。
今年はどうなるかわかりませんが、厳しい寒さが到来する前に、外壁や屋根のメンテナンスをご検討ください。
塗装は気温が5度以下になると施工ができません。冬は雪などの影響で工事が思うように進まないこともありますので、早めに工事のご計画を!
ご相談は塗り達まで♪