ベランダの防水工事は臭いが心配?原因や対策を解説 l塗り達
2023年12月22日 公開
「防水工事がにおいがするって聞いた」
「防水工事のにおいは耐えがたい?」
防水工事の臭いがすごいと聞いて心配になっている方もおられるのではないでしょうか?
今回は、防水工事でのにおいについて、原因や対策をお話しします。
防水工事とは
防水工事は、防水層を作って水が入り込まないように防ぐ工事です。
工法にはいろいろな種類がありますが、中には工事中ににおいがするものがあります。
施工方法と一緒ににおいの有無についてみていきましょう。
ウレタン防水:においあり
液状のウレタンを硬化させて防水層を作る方法です。塗膜防水と呼ばれる工法で、狭い場所や複雑な形状でもシームレスな防水層を作ることができます。
液状ウレタンを希釈する際にシンナーを使うので、シンナー臭がします。
シート防水:においなし
あらかじめ作られた防水性のシートを貼り合わせる方法です。においはありませんが、機械で固定する方法の場合は音が発生します。
FRP防水:においあり
FRP防水は、繊維強化プラスチックを使う防水工事です。ガラスマットを敷き、その上から樹脂を流して防水層を作ります。この時使う樹脂ににおいがあるので、都市ガスのようなにおいがします。
アスファルト防水:においがきつい
アスファルトを使った古くからある施工方法で、強靭な防水層を作ることができます。
アスファルトを敷く方法がいくつかあり、熱で溶かして溶着させる方法ではアスファルトが溶解するときにかなりにおいを発します。
アスファルト防水自体に重量があり、マンションやビルの屋上などに施工されることが多い方法です。
戸建て住宅では木造躯体に負担がかかりすぎるため、ほぼ使われない工法です。
防水工事のにおい
防水工事のにおいは、使う材料によってどうしても発生してしまうものです。
施工後はにおいは残りませんが、工事中はどうしてもにおいがしてしまうことがあります。
防水工事のにおい対策
ウレタン防水やFRP防水のにおいは、窓を閉め切っていれば室内ではほぼ感じない程度のにおいです。
防水工事中、ずっとにおいがしているわけではないので、においが発生する工程を事前に確認し、その日は窓を開けて換気をしないようにしましょう。マスクをつけるのも有効です。
防水工事のご相談も塗り達まで
塗り達では、外壁塗装や屋根塗装と一緒にベランダやバルコニーの防水工事も承ります。
一度に工事をすればメンテナンスサイクルが作りやすくなり、足場組みも一度で済むのでおすすめです。
防水工事は下地や劣化状態によって、最適な工法を選ぶ必要があります。
防水工事をご検討なら、まずは塗り達にご相談ください!
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