ガラリとは?劣化症状やメンテナンス方法を解説 l塗り達
劣化症状外壁塗装・屋根塗装のいろは現場ブログ用語集 2024.02.02 (Fri) 更新
2024年2月2日 公開
この記事では、ガラリについて解説しています。
ガラリとは、窓や開口部に取り付けてドアの役割を果たしつつ通気性も確保する換気口の1つです。
ガラリを取り付ける目的
ガラリは視線を遮りながら、通風を確保することができます。
そのため、外から見られたくない洗面所や浴室の窓、クローゼットの扉などに取り付けられます。
ガラリとルーバーの違い
ガラリと同じく通気性を確保する目的でつけるものにルーバーがあります
ルーバーは細長い破板状のものを平行に並べて、通気性や日照性を調整します。
ガラリとルーバーはよく似ているため、厳密に区別せずに用語を使っていることもありますが、ガラリは部位の1つを表す言葉、ルーバーは建築手法の1つとして使う例が多いようです。使用箇所や目的によって使い分けていることもあります。
ガラリのメンテナンス
ガラリ自体は、基本的に屋外に設置するものなので耐久性が高いアルミかステンレス製が主流です。
ガラリは通気性がよいために、ほこりがたまりやすくなっています。そのため、定期的なお手入れで長く使うことができます。
またキッチンの通気のために取り付けられているガラリは、空気と一緒に調理ででる油も排出するため、外壁に油汚れが付きやすく劣化しやすい箇所といえます。
長期間にわたって油分を含む空気が出てくる場所は特に塗膜の劣化が激しくなるため、メンテナンスの際には注意したいところです。