屋根工事にかかる日数はどれくらい?工期について l塗り達
2024年3月1日 公開
屋根工事は、屋根のリフォーム工事で、葺き替え工事やカバー工法などがあります。

塗装工事に比べると、大掛かりな工事というイメージがあるかもしれませんが、実際に工事に数がどれくらいなのでしょうか?
今回は、屋根工事の工事日数(工期)について解説します。
屋根工事とは
屋根工事は葺き替えやカバー工法など、屋根材を新しくする工事です。
カバー工法は、今ある屋根材をそのままにして上から新しい屋根を葺きます。
葺き替え工事は、今ある屋根をすべて撤去しルーフィングシートから敷きなおす方法です。その下の野地板も貼り換えることが多く、雨漏り補修などの場合はこちらの方法になります。
屋根工事にかかる工期
屋根工事はいくつかの工程に分かれます。ここでは葺き替え工事の場合について、それぞれにかかる日数を確認していきましょう。
足場組み:半日~1日

屋根工事には足場は必須です。一般的な戸建て住宅で半日~1日で組み終わります。
屋根材の撤去~清掃~新設:2~7日
古い屋根材をすべて取り払います。古いルーフィングシートも貼り換えます。そして新しい屋根材を新設していきます。

野地板の張替柄を行う場合は、さらに1~2日かかります。
棟板金の交換:1日
棟板金なども新しくします。

完成です。
足場の撤去:半日~1日
足場の撤去も半日~1日かかります。
これらの工程を経て葺き替え工事は完了します。土日は職人も休息をとるため、工事開始からおよそ2週間~20日ほどの工程を組みます。
屋根工事が長くなる理由
すべての工程を順調にこなしても2週間くらいはかかりますが、予定していた工事日数より長くなることも多々あります。
その理由の1つは天候です。
屋根工事は屋外かつ高所のため、悪天候では工事ができず現場をあけます。
施工のできに影響がでることと、職人の安全が確保できないためです。
天気のことはその時になってみないとわからないものなので、長めにみて20日くらいまでで工期を組むことも多いようです。
また、屋根材をはがしてみたら思った以上に傷んでいた、雨漏りが進んでいたというケースもあります。

このような場合、いくらキレイな屋根材を葺いても、元が痛んでいるため長くは持たない屋根になってしまうでしょう。
しっかりと補修をしてから屋根を葺きなおすため、補修に日数を要します。

また、大屋根だけなのか、下屋根や庇のような小さな屋根がたくさんあるのか等、屋根の形状によっても工期に差が出ます。
作業量が多ければそれだけ日数もかかります。
屋根工事は塗装工事に比べるとやはり大掛かりで日数もかかる工事だといえます。
しかし、葺き替えを行えば躯体が丈夫な限り長く住まうことも可能です。
ライフプランに合わせて、屋根のリフォームをご検討ください!














