防水工事は騒音がすごい?原因と対策について
2024年3月20日 公開
お家回りの工事には、電動の工具を使ったり音がする工程があるものがあり、工事に伴う音がどうしても消せないこともあります。
騒音と感じるかは人ぞれぞれですが、突然大きな音がするよりも、事前に知っておいた方が対策も立てやすいですよね。
そこで今回は、防水工事中の騒音になる工事音について、原因や対策を解説します。
防水工事で音がする工程
防水工事中で音が出る工程は次の通りですs。
足場の組み立て・解体
足場を組む際と解体する際に、ハンマーでたたく音がしたり、金属がぶつかる音が響くことがあります。
約半日で終わるため、足場を組む時だけ外出するなどの対策も可能です。
また、防水工事のみでベランダなどの施工場所まで職人が室内を通る場合など、足場を組まないで工事を行うケースもあります。
高圧洗浄
施工前に汚れを落とすために高圧洗浄機を使うことがあります。高い水圧で洗うため、水音や機械を作動させている音がうるさく聞こえる場合があります。
家の場所によって響く場合があるため、バルコニーなどの施工場所から離れた場所に移るなどの対策が有効です。
サンディング
古い防水層をはがすために電動サンダーなどで下地処理を行う際に機械音がします。
こちらも1日のうち数時間ではありますが、床に直接あてて下地を削っていく作業なので、階下の部屋などは大きな音が響きやすい工程です。
音源から離れるか、あまりに我慢できない場合は下地処理の日だけ出かけてしまうのも1つの方法です。
塗装の工程は基本的に大きな音は出ない
塗装の場合、高圧洗浄や足場組みなどの工程を除き、あまり大きな音は出ません。
防水工事の場合も塗膜防水の場合は防水層を作っている工程では大きな音が出ることはほぼないといっていいでしょう。
シート防水でシートを固定する際の機械音や、ドレンを回収する際の音などが響くことがありますが、1日中音が鳴っているわけではありません。
工事中に出てしまう音は、工事を行うためにはどうしてもなってしまうものなのである程度は仕方がありません。
そのほか、職人の動く音や、道具を運ぶ音などもありますが、職人のおしゃべりなどはやめてもらうように施工店にお願いしましょう。
事前に作業工程を確認しておき、どうしてもというときは外出してしまうのも1つの方法です。
施工中も気になることがあれば、施工店に相談してみましょう。