撥水汚染とは?原因と対策について l塗り達
劣化症状外壁塗装・屋根塗装のいろは現場ブログ用語集 2024.04.14 (Sun) 更新
2024年4月14日 公開
この記事では 撥水汚染について解説しています。
撥水汚染とは、シリコンのコーキング材を使ったときに時間がたつにつれ目地周りが黒くなってしまうことを言います。
(出典:セメダイン 公式サイト https://www.cemedine.co.jp/special/architecture/excel2/index.html)
シリコンコーキング材は、シリコンオイル撥水成分が含まれており、その成分が雨などで流れ出してしまうことが原因です。
撥水性能があるため、シリコンコーキングの上からは塗装することができません。また汚れ部分にも撥水成分が広がっているため、汚れている部分の塗装が行えなくなり外壁の汚れをきれいにするのが困難なケースがあります。
そのため、外壁の目地のコーキング(シーリング工事)には、シリコンのコーキング材ではなく変性シリコンのコーキング材を使用します。