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屋根の訪問販売に注意!点検を装った手口が多発しています l塗り達

2024年5月6日 公開

残念なことですが、リフォーム業界では詐欺や悪質な商法が昔からあります。

国民生活センターでは、屋根工事の点検商法について注意喚起しています。
屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-

「近くで工事をしているので無料で点検している

「ちょっと見えましたけど、瓦が割れていて危険ですよ」

など、突然訪問し不安をあおって契約を迫る手口です。

もしかすると本当に屋根が傷んでいたり、屋根材が割れていることもあるかもしれません。

しかし、今日明日にでも工事をしないととんでもないことになる!!というのは言い過ぎです。

早いに越したことはありませんが、いきなり訪問してきた業者といきなり契約するのはおすすめできません。

屋根工事の訪問販売でよくあるトラブルには次のようなものがあります。

①屋根が割れているといって写真をみせるが、実は調査時に割ったもの

瓦やスレートなど、劣化して割れてしまうことは確かにあります。

屋根瓦

しかし、1枚割れたくらいでは、すぐにひどい雨漏りに直結したり、家が傷んでとんでもないことになるということはありません。

そろそろメンテナンスの期間ではありますが、訪問してきた業者以外にも話を聞く時間はあります。

相場や業者自体もよくわからないうちに契約せず、いったん引き取ってもらいましょう。

②今日契約してくれれば半額で工事できます

突然訪問してきて無料で点検を申し出、

「今すぐ契約を」

「とりあえず契約だけしておきましょう」

など強引に契約を迫る方法です。

契約には、必ず金額の提示が必要です。突然訪問しちらっと見ただけで工事費用がすぐに出ることはまずないと思いましょう。

安い金額を提示し、契約を迫りますが実際に工事が始まってみるとどんどん追加料金が加算されていったというケースも。

契約だけ迫ってくる業者とはいったん離れてよく考えましょう。

③国の指定業者で補助金が出るので工事のご案内をしています

名刺や名札を見せながらもっともらしいセリフを言って点検のために屋根へあがろうとするケースです。

まず国の指定業者が突然訪問してくることはありません。

また補助金などの制度は予算があり、利用したい人から申請しないと利用できません。

補助金が使えるのでと親切な人のようにやってきますが、国や自治体は補助金があることを大々的に発表しませんし、一軒一軒補助金gなあることを教えて回る人を雇う余裕もありません。

まずは名刺や連絡先を聞き、用事があればこちらから連絡すると告げて帰ってもらうようにしましょう。

屋根工事は一人で決めないで

屋根工事の点検を装った悪質な手口について解説しました。

屋根の傷み具合や補修など、あまり知らないことを親切そうに教えられると、押し切られそうになりますが、絶対一人で決めてしまわないようにしましょう。

家族や近隣の友人など、誰でもいいので話をして冷静になってください。

また屋根の傷み具合を指摘されて気になってしまうようでしたら、塗り達の屋根調査をご依頼ください。

屋根調査は現在の屋根の状態をドローンで空撮し、写真や動画でお客様にもご確認いただける無料調査です。

屋根の上に上がることはないので、屋根材が割れてしまう心配もありません。

調査結果を見てから工事の予定を計画できます。

ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

2025年10月19日 更新!

屋根塗装は不要って本当?その理由や真偽とは?

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屋根 上塗り
2025年10月14日 更新!

屋根塗装の手順はこれ!質の高い工事にするためにポイントとは

2025年10月14日 公開 正しい屋根塗装の手順を知っていますか? 正しい施工手順を踏むことで質の高い、耐久性の高い工事になります! 今回は、高品質な屋根塗装にするための施工手順やそのポイントについて解説します。 目次屋根塗装の施工手順(スレート屋根)①足場組立②養生③高圧洗浄④下塗り1回目⑤下塗り2回目⑥タスペーサー 挿入⑦上塗り1回目⑧上塗り2回目高耐久な屋根塗装のポイント屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の施工手順(スレート屋根) スレート屋根の塗装工事での手順を順に見ていきましょう。 ①足場組立 屋根塗装には、足場の設置が欠かせません。 職人の安全と作業効率を確保することによって、質の高い塗装工事が実現します。 ②養生 屋根の上から塗料などが飛散しないように、足場にを使って養生も行います。 急勾配の屋根の場合は、屋根の上にも足場を設置します。   ③高圧洗浄 高い水圧を使って屋根の汚れや、古い塗膜、コケなどを洗い流します。 ★この後の塗装工程に移る前に、しっかりと水を乾燥させることがポイントです。   ④下塗り1回目 下塗り1回目で初めてスレートに塗料がのります。痛みが激しいとほとんど表面に残らず吸い込まれてしまうこともありますが、状態を見極めながら全体に下塗りを行います。 ★下塗り1回目の後にもしっかり塗料を乾燥させます。生乾きの状態で次の塗装に移ると、早期はがれの原因になります! ⑤下塗り2回目 下塗り2回目も同じようにまんべんなく塗っていきます。 先ほどよりも吸い込みも少なくなりスレートを強固にできてきています。 板金部分は金属なので、スレートに塗る下塗り剤とは別に、さび止め効果のある下塗り剤を使います。赤く塗られている部分が錆止め塗装を行ったところです。 ★下塗り2回目の後もしっかり乾燥させます! ⑥タスペーサー 挿入 スレート屋根の塗装では、屋根材の隙間を確保するために縁切り材(タスペーサー)を使用します。 下塗りの後にスレートの下に差し込むことで、雨水の通り道を確保します。 ★タスペーサーなどで縁切りしていないと、スレートの下を雨が抜けられず早期傷みの原因になります。 ⑦上塗り1回目 お客様に選んだいただいた色の上塗り材を塗っていきます。 下塗りをしっかりと入れているので、塗料の吸い込みも少なく、ムラなく均一な塗膜がつくように全体を見ながら塗っていきます。 ★ここでもしつこく乾燥時間を設けます!塗装工事は乾燥する時間が大切です。 ⑧上塗り2回目 最後にもう一度同じ色で塗装して上塗り2回目完了。屋根塗装の全工程が終了です。 完了検査では、塗り残しやタスペーサーの挿入漏れがないかなどをチェックし、お客様へ引き渡します。 高耐久な屋根塗装のポイント 高品質で高耐久な屋根塗装のためには、上記の正しい手順をしっかり理解して1つ1つ丁寧に作業を行うことが大切です。 いくら仕上がりがきれいでも、下塗りを抜かしている、タスペーサーを入れ忘れている、板金部分もスレートの下塗り材で塗っているなどを行っていると、早期はがれやサビ発生など施工不良を引き起こします。 また手順でも出てきたように、乾燥させることがとても大切です。 大きな屋根であれば、半日~1日は乾燥時間にあて、塗装工程の1つ1つの間はしっかりと時間を取ります。 下塗りや乾燥時間など、仕上がった状態では確認がしにくいことも丁寧に正しく行ってこそ、塗料の性能が十分に発揮される高品質・高耐久な塗装工事になります。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の全工程について解説しました。 とはいっても、屋根の上の作業をずっと見はっているわけにもいかないので、品質の高い工事になるかどうかは、施工店のプロ意識にかかっているといっても過言ではありませんよね。 塗り達では、1級塗装技能士はじめ現場経験が豊富な熟練の職人が多数在籍しています。 新築の工事から公共工事の塗装も手掛けており、手順や施工方法には全員が高いプロ意識を持っています。 美しく仕上げることはもちろん、耐久性の高い屋根塗装をご希望なら、塗り達にお任せください!      

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2025年10月11日 更新!

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