雨漏り補修に火災保険が使える?注意点や適用条件とは l塗り達
2024年6月20日 公開
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お家の保険である火災保険で、雨漏り補修ができることを知っていますか?
しかし、どんな雨漏りでも適用できるわけではないので注意が必要です。
本記事では、火災保険が適用できる雨漏り補修について、条件や注意点を解説します。
火災保険が適用できる雨漏り
火災保険が適用できる雨漏り補修について知る前に、火災保険についておさらいしておきましょう。
火災保険とは
火災保険とは、建物自体や建物にある家財に対してかける保険です。
火災保険と名前がついているように、火災による損傷のほか、雪・風・雷・雹(ひょう)などの自然災害によるものも保証します。
例えば、
- 台風の風で屋根が飛んでしまった
- 雪の重みで屋根がへこんだ
等の場合です。
このような自然災害による住宅の損傷が火災保険で補償されます。
基本的な火災保険の補償範囲のほか、地震による損傷を補償するのが地震保険、盗難などに対する補償もするオプションの契約がある場合もあります。
火災保険が適用できる雨漏り
以上のように、自然災害にによるお家の損害について保険が適用されるのが火災保険です。
そのため、自然災害によって雨漏りが起こってしまった場合は火災保険の適用となります。
(※保険の適用については、個々の契約により取り扱いが異なります。必ずご契約の火災保険の内容を保険会社へ確認するようにしてください)
例えば、
- 台風で袖板金が飛ばされ、そこから雨漏りが発生した
- 強風で飛んできた近所の屋根瓦が直撃し外壁にあいた穴から雨漏りしている
などのケースで、雨漏り補修を行う場合に火災保険が適用されることが想定されます。
火災保険の適用可能かどうかは保険会社が決める
実際に台風などで屋根が飛ばされたケースで火災保険が適用できるかどうかは、保険会社の判断によります。
実際に合った事例として、何十年もメンテナンスを行っていないところどころ瓦も割れているような屋根が、台風の被害にあい雨漏りしてしまったケースでは、原因が「台風」ではなく「元々あった劣化」とされ火災保険が適用できなかったというものがあります。
最終的な引き金になったのが台風ではあれど、その前段階で劣化がかなり進行していた場合で、メンテナンスしていれば被害が防げたと判断されるようなケースです。
台風で屋根が飛んだ瞬間は保険会社が確認することはできません。しかし、屋根の調査をすると台風以外にも原因があったと判断されるケースはあります。
このような「劣化が原因」のケースは自然災害によるものとみなされないため火災保険を適用できません。
最終的に判断するのは保険会社であることを知っておきましょう。
雨漏りが起こる前にメンテナンスがおすすめ!
火災保険が適用できる雨漏り補修について解説しました。
どんなに備えていても、実際に雨漏りが起こってしまうケースはどのお家にもあります。
しかし、定期的なメンテナンスをすることで雨漏りを予防することができますので、費用面はもちろん快適な暮らしを守る意味でも雨漏りが起こる前にメンテナンスしておくことがおすすめです。
塗り達では、雨漏り前の点検も行っています。
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