コーキング工事は防水工事とは違う?特徴や役割を解説 l塗り達
2024年7月19日 公開
コーキング工事とは、コーキング材(シーリング材)を使って目地やサッシ廻りなどの隙間を埋める工事です。

また防水工事でもコーキングが使われる場面がたくさんあり、防水工事の耐久性を高める上で欠かせないものといえます。
本記事では、防水工事の1つともいえるコーキング工事について解説します。
コーキング工事とは
コーキング工事は、ゴム状のコーキング材を使って隙間を埋める工事です。

シーリング工事ともいわれますが、どちらも同じ工事です。
コーキング工事を行うケース
サイディングボードや金属板の外壁の場合、モルタルとは違い外壁材が合わさった部分に隙間が生じます。
その部分を埋め、雨が入らないようにするのがコーキング工事です。
また、サッシ廻りや屋根の取り合いなど、部材と部材がぶつかっている部分は多少なりとも隙間ができてしまうため、雨の侵入を防ぐためにコーキング材を使います。
室内では、キッチンや洗面、お風呂場などでもコーキング材が使われている場面があります。いずれも隙間を埋めて水が入り込まないようにしています。
防水工事でコーキング材を使う
防水工事でもコーキング材を使います。
外壁や取り合いのケースと同じく、防水層の隙間を埋めることが目的です。
例えばシート防水の場合、シートとシートが重なっている部分は隙間が空いているためコーキングを施します。

また立ち上がり部分など、つなぎ目や境い目はコーキング材を使って防水工事の耐久性を高めます。

防水工事といえば、シート防水や塗膜防水などの防水層を作る工事が思い浮かびますが、コーキング工事も防水工事の1つといえるでしょう。
隙間からの雨水の侵入をしっかり防ぐことで、外壁塗装が長持ちしたり、防水層の膨れや雨漏りを予防したりすることができます。












